ホステスが席で使える鉄板ネタ3選
クラブで働いていて「何を話せばいいかわからない」と困ったことは一度はありますよね。
特に新人のうちは、席についた瞬間から「えっ、もう話題が・・・」となることが多いです。
ホステスにとって会話のネタは、武器です。引き出しが多ければ多いほど、どんなお客様が来ても怖くなくなります。
だから今回は、初対面のお客様にも100%使えて、しかも会話が自然に広がる鉄板ネタを3つお伝えします。
この記事の目次
ホステスの鉄板ネタ『出身地』が最強な理由
まず覚えてほしい鉄板ネタが、出身地を聞くことです。なぜかというと、だれに聞いても100%答えてもらえる質問だからです。
趣味は「特にない」と言われることがあっても、出身地がない人はいない。出身地を聞いた後の展開も決めておくと動じずに済みます。
お客様と同じ出身地・近い地域だった場合は「えっ、私も!」で一気に距離が縮まりますよね。方言が出てきたり、地元の話で盛り上がったり。
以前、私のコンサル生が独立して銀座でクラブを出したとき、立ち上げに参加しました。
オープン当日に現場に出たら、たまたま地元が同じお客様に会って「おー!俺〇〇の近くから来たんだよ、すごい偶然!」とみんなで盛り上がったんです。
初対面のはずなのに、その瞬間から空気がガラッと変わる。出身地トークの威力を改めて実感した出来事でした。
同じ地元でなくとも、自分が知らない地域だったとしても、地元ネタは使えます。
「私、〇〇のことあまり詳しくないんですよ。何か名産とかありますか?」など質問すると、お客様は自然と話してくれます。
訪れたことがある場所だった場合は、自分の体験を少し話してみましょう。「〇〇が最高ですよね!」みたいに言えると、また話が広がります。
出身地ネタは、相手の情報を引き出しながら、自分のことも少し見せられる一石二鳥のネタです。まだ使っていない人は、今日から席についたら最初に聞いてみてください。
鉄板ネタで使える「似ている芸能人」の伝え方
次は、似ている芸能人の話題です。
ただしこれは、出身地と違って使う相手を選ぶ必要があります。条件はひとつ、「言われたら絶対うれしい」と確信できる芸能人を言うことです。
「〇〇さんに似てますよね」と言ったとき、お客様が微妙な顔をしたら台無しです。迷ったら言わない、これは鉄則。
逆に、だれが見ても「言われて嬉しい」と確信できたとき、このネタは一気に席の空気を明るくします。
そして、似ていると伝えるだけで終わらせないことが重要です。
「〇〇さん(芸能人)って上品な顔立ちですよね」 「〇〇さん(芸能人)はとてもダンディで粋ですよね」
といった一言を添えるだけで、お客様の反応が変わります。『似ている』は観察の話ですが、一言は感情の話。
人は感情を動かされると、もっと話したくなります。パッと見て「あっ」と思ったときは、迷わず言ってみてください。
自分にも使える鉄板ネタ
ちなみにこのネタ、お客様に言うだけじゃなく、自分をネタにするパターンもあります。
私の経験ですが、あるお席で「おまえにそっくりなAV女優がいる、一瞬本人かと思った」と言われたことがありました。
そのネタがおもしろかったので、別の席で「私にそっくりのAV女優がいるらしいんですよ、見たことあります?」と言ったら爆笑されました。
言われたことをそのままネタに変換してしまうのもアリですね。『似ている人』の話題は、自分を主語にしても十分鉄板ネタになります。
鉄板ネタの中でも特別な『夢の話』が効く理由
3つ目は少し毛色が違って、自分の夢の話をすること。これは『相手から引き出すネタ』ではなく『自分を見せるネタ』です。
夢を持っていたり、将来やりたいことがあるという人は、積極的に話してみてください。
男性のお客様には、頑張っている女性を応援したくなるという人が本当に多いです。
「実はちょっとやりたいことがあって」と切り出すだけで、「え、何?」と乗ってきてくれます。
そこから「どうやって実現するつもりなの」「応援するよ」という流れになれば、お客様との距離が一気に縮まります。
ひとつ注意しておきたいのは、夢は具体的に話すこと。
「なんとなくこういうことをやりたい」より「〇〇をやるために、いま××の勉強をしていて」と言うほうが、お客様はイメージしやすいです。
たとえばお店を出したいなら、なぜ出したいのか、どんなお店にしたいのか、お客様に何を感じてほしいのかまで言えると全然違います。
「大人が静かに飲める場所をつくりたい。自分がいままで働いてきた中で、賑やかなお店が多いと感じてきたから、ゆったりと語らえる空間を提供したい」
みたいに話せると、共感したお客様が自然と応援してくれるようになります。
夢の中身ではなく『その夢を持つに至った理由や感情』の部分が、人の心を動かすんですよね。
語る夢がない場合は?
夢がないという人は無理に作る必要はないです。私自身、将来の夢や目標を具体的に持っていたわけではありません。
人生を変えたい一心でがむしゃらにやってきたから、お店を出したいとか、ナンバーワンになりたいとか、そういうわかりやすい夢がなかったんです。
でもそれをそのまま話すだけで、お客様が私の過去や感じてきたことにすごく興味を持ってくれて、深い話ができたりするんですよね。
「これからこんなこともできるし、こんな可能性もあるよ」ち、いろんな選択肢を教えてくれる方もいて。
とりあえずで繕ったり、ウソを語るよりも、自分が本当に感じていることを素直に言葉にしていくほうがずっと伝わるんだと思います。
まとめ
ホステスの鉄板ネタは、むずかしいものではありません。
出身地・似ている芸能人・自分のこと、この3つを覚えておくだけで、会話に詰まる回数はぐっと減ります。
会話が続かないと悩んでいる人ほど、「うまく話さなきゃ」と思いすぎている場合が多いです。
鉄板ネタの強みは、うまくなくても機能するところ。まずは今日の席で一つだけ試してみてください。それだけで、席の空気は変わります。
