本当に勝負すべき相手とは

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
ホステスという仕事も企業と同じく、勝ち負けの世界であることは事実です。
だからこそNo.1とか順位がつくワケですし、売上を持っている子が強いのは確か。
営業マンもそうですし、個人事業主さんだってそうですね、できればトップに行きたい。だって、それが利益に直結しますから、当然の心理ですよね。
No.1になるホステスには、大きく分けて2通りのタイプがあります。
ひとつは、周りを蹴落として1匹狼で上にのし上がっていくタイプ。そしてもうひとつは、周りから慕われ支えられて自然とNo.1になるタイプ。
どちらが息が長いか、一目瞭然ですよね。周りを蹴落として1匹狼でのぼりつめても、結局限界が来るんです。
何度も言っているように、接客はチームワークなんですよ、ひとりではできないのです。
ひとりでやろうと思ったら、目が行き届く範囲なんか、誰だって限られるのですよ。
自分ひとりで対応しきれる範囲なんか、せいぜい10人~20人程度ですよ。だから学校で問題が起きるのは当たり前です、ひとりの限界を超えてるから。
本当に勝負をしなければいけないのは、他の誰かではなく「昨日の自分」。
誰かと比べて自分がどうなのか、その視点も確かに大切で重要な時があります。でもそれは刺激を受けたり、学びや気付きを得る為に行う作業です。
その人に比べたら、自分はできるかも知れない。でも昨日の自分と比べたらどうです?
成長してますか?1歩でも先に進めていますか?それこそ相手は、まだまだかも知れないけど確実に進んでるかもしれませんよ。
「かめとうさぎ」理論ですよ、相手が劣っているからとあぐらをかいてると抜かれる。
昨日の自分よりも今日の自分が1歩でも進んでいればいいじゃないですか。
そうやって少しずつ積み上げながら、近くにいる良きライバルと切磋琢磨して、「わ~こんなことしてるのか!私もやってみよう!」なんて刺激をもらったり、「なるほど!そういう風にすればいいのか!」と学びをもらったり、「そうか、私に足りないところはココだな~」 という気付きをもらったりしながら、昨日よりも少しでも成長する糧にすればいいだけのこと。
勝つ必要はないのです。
その結果として、ライバルを追い抜く日が来るかも知れない。でもそれは相手に勝ったのではなくて、過去のできなかった自分に勝ったのです。
私は自他共に認めるモーレツな負けず嫌いですが、他人と争ったことはないです。私が常に勝ちたい!と思っているのは、今の自分。
この視点は、明日の自分の自信に繋がりますよ。
ホステスの心得