接客のプロ意識改革

接客のプロ意識改革
ホステスの接客

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^

私は結構大雑把な人間で、ビックリするほどテキトーなときもあります。でも、仕事に関してはかなり細かいです。どれくらい細かいかというと・・・。

出張先で泊まるホテルのベッドを一目見た瞬間、

 

玲那
玲那
ベッド組んだ後に誰か踏んでる!

 

とイラッとするくらいです。これは客室管理をしていたころの名残。

これは、当時の私が提供すべきサービスが【今日宿泊するお客様のためだけに部屋(商品)を作る】ことだったからです。

ということは、清掃をして綺麗であること以外、誰かが何かをした形跡がそこに残っていてはいけないのですね。

ホテル清掃は部屋をきれいにすることではなく、人の痕跡を消すことが仕事です。そしてこれはどのお店でも同じ、高級であればあるほど、です。

たとえばあなたが奮発して高級レストランへ行ったとします。通されたテーブルに、前のお客様がこぼしたであろう汚れが残っていたらどうでしょうか。

クレームをつけないにしても、気分は悪いですよね。「ちゃんと片付けろよ」と思うかもしれないし、「高い割に社員教育がなってないなあ」と思うかも知れません。

では、なぜ気分が悪いのか。それは、誰かの痕跡があるからです。

つまり、お金を払うお客様であるにも関わらず「あなたの為に用意したテーブルではない」と感じられるからですね。

お客様は【特別感】を求めてご来店くださいます。

飲食店の食べ物がおいしい、飲み物がおいしい、そんなのは当たり前です(味覚の違いによる問題は別)。

ホステスならキレイに着飾って女性らしく会話上手で当たり前、それが商品ですから。

ホテルなら部屋がきれいなのは当たり前のことであって、汚いほうがおかしいのです。

自分が何を売っているのか、を忘れたら接客業従事者として失格です。その「当たり前」にプラスαの【特別感】を生み出せるのは、そこで働く人そのもの。

プロ意識とは当たり前のことを提供するのではなく、どれだけのプラスαを生み出せるか、にかかっていると思います。

 

ホステスの心得

 

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ホステス専門アドバイザー秋好玲那(管理人)

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ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、コンサル歴15年目に突入。家庭には恵まれませんでしたが、社会に出てたくさんの人に恵...

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