売れないホステスの会話がクソになる理由と注意点
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
夜の街へ出かけると、何度も何度も繰り返し聞かされる、拷問のようなこのトーク。
もうね、録音して再生ボタン押したくなります(笑)これぞ売れないホステスの会話!という感じですね。
この記事の目次
売れないホステスの「あるある」クソ会話事例
これ、お客様がどう答えようと関係ないんですよね。
沈黙を避けること、相手が自分に対して優しく接してくれるかどうかを図ることが目的なので、実際の回答なんかどうでもよく、お構いなしに進んでいきます。たとえば、
こんなふうに↓
あるあるクソ会話事例1|気候編
この後に「オレがあっためてやろうか?」と言ったら、
というクソコメントが控えています。もしくは、返答に困って固まるか。自分で色恋会話に持っていってるのに、自覚ゼロです。
あるあるクソ会話事例2|趣味編
高校生の息子がいる→すごいですねー・・・なにが?っていう(笑)趣味にも家族にも興味ないのがバレバレです。もしくは、
というクソコメントが控えていますw
あるあるクソ会話事例3|仕事編
お客様のお仕事に一切興味ナシ!!(笑)コンサルで尋ねると、必ずこういう答えが返ってきます。
そんなこと言ってたら、大半のことは分からないし詳しくないだろ!っていう(--)とにもかくにも・・・
クソ過ぎる!!!www
ひどい。ひどすぎます。
でも、ホステスの8割はこんな会話してます。だから売れないし、裏を返せばこういう子が8割だからちょっとがんばれば売れるんですよね。
売れないホステスの会話がクソになる理由
こんな会話になる原因を、
- 会話スキルがないから
- 誰も教えてくれないから
- 表現力が乏しいから
と思っている人が大半ですが、違います。
事実、「こう言うといいよ」「こういう質問するといいよ」だけ聞いても、その後どうしたらいいのか分からないはずなんですよね。
つまり、表現がヘタだからこういう会話になるのではなくって、仕事やお客様に対する姿勢や思い=心得が悪いからこんな会話になるわけです。
売れないホステスと売れっ子ホステスの違い
あなたと売れっ子ホステスとでは、会話をする目的が違うのですよ。売れないホステスの会話目的って、
- 自分を気に入ってもらうこと
- 優しくノリよく接しやすくしてくれる人かを知ること
- 沈黙を埋めること
- 連絡先を聞くこと
- 次回来店(または同伴)してもらうこと
- 担当(指名)にしてもらうこと
- 楽しんでもらうこと
だから、これらが叶わないとなると、途端に傷ついてトーンダウンしたり、不自然に話を変えたりする。
でもこんなのって、わざわざ目的に置く必要性がないくらい、分かりきった目的ですよね。お金を払うお客様だって分かってる。
考えなくてもシロウトレベルで分かるような目的のために、お客様があなたを一目置くと思います?売れっ子ホステスの会話の目的は、
- お客様の人物像を知ること
- お客様と言葉遊びを楽しむこと
- お客様に「ホステスっていいな、女性って素晴らしいな」と感じていただくこと
- お客様にどういう人物か知ってもらうこと
- お客様のために何ができるかを知ること
- お客様が何を好み、何を嫌うのかを知ること
などなど、信頼関係を構築するためなんです。
「オレ」を理解しようとしてくれる、「オレ」に尽くそうとしてくれる。ここを伝えるために沈黙が必要なら沈黙もあり、なわけです。
お名刺いただけたり同伴やリピートにつながるって、この先の話じゃないですか?自分の都合だけで話をしてる人を、誰も一目置かないと思いますよ。
「何のためにお客様と会話をするのか」
これが『自己都合』にならないよう、常に自分の会話やメンタルに目を向けてチェックしましょう。現場でそれが難しいなら、帰宅後でも構いません。反省点が見つかったら、次は具体的にどうするかを考えて、実行してください。
この繰り返しで、接客の質はある程度上げられます。以下の記事は「クソ会話」を変換した会話事例が載ってるので、こちらも読んでみてくださいね。
ホステスの心得