「俺たち」「私たち」が口癖の人の心理

「俺たち」「私たち」が口癖の人の心理
MTSコース

こんにちは。ホステス専門アドバイザー秋好玲那です。→目次はこちら^^

何かにつけて「私たち」「俺たち」とひと括りにして話すお客様って、いませんか?

 

お客様
お客様
俺たち、タクシーで帰るから

 

と言われ、え?と思ってる間に、あれよあれよと一緒に乗せられていたり。

 

私たちしがないホステスはしょせんこんなものよ
ホステス
ホステス

 

なんて言われて内心『おまえと一緒にするな~!』と思ったり(笑)私は現役時代にあるお客様から、

 

お客様
お客様
俺たちの仲じゃないか

 

と言われて「・・・どんな仲?( ̄-  ̄ ) ンー」と思ったことが多々あります(笑)そういう「俺たち」「私たち」と頻繁に使う人は、どういう意図でその言葉を使っているのか?その心理について見てみましょう。

無意識下でこの言葉に誘導されて行動することは日常的にあります。理解した上で逆手に取るとあなた自身を守る術になりますよ。

あなたの周りでも頻繁に飛び交う「俺たち」「私たち」

「俺たち」「私たち」という言葉は、日常的によく耳にします。私の周りでも、あなたの周りでも、ごくごく一般的に使われているものです。では一体、どういう意図が隠されているのか?まずはそこから見ていきましょう。

「私たち」「俺たち」を口癖のように使う職業

実はこの複数系の言葉って、相手にNOと言わせない不思議な力を持っています。政治家の演説をよーく聴いてみてください。

  • 我々○○党は、国民の皆様の生活安全と~
  • 我々日本国民は、今こそ立ち上がるべきなのです

こんな話し方をしますよね。テレビを見ていても、アナウンサーや司会者がこんなことを言います。

  • 私たちは今、何を考え、どう決断すべきなのでしょうか
  • 私たちの疑問に答えてくれます

こんな言い回し、よく耳にしますよね。これは「全国民が考えるべき事案なんだよ」ということを訴えるため、または問題意識を持たせるために、複数形にしているわけです。

「俺たち」という言葉で誘導するお客様

なぜだか分からないけれど、何となく断りづらかった・・・そんなときは、この複数系の言葉が使われていることが多々あります。たとえばアフターに行って、もう帰りたいなと思っているのに、

 

お客様
お客様
俺たち、もう1軒行くから!

 

と言われると、え~?と思いながらも行ってしまう。逆に、このお客様かっこいいなあ!と思っていて、よからぬことが起きてもいいのに・・・と邪な期待を抱いてアフターに行ったのに、

 

俺たち、一杯飲んだら帰るから
お客様
お客様

 

と言われ、帰るのかよ!と思いつつも帰っちゃう、みたいな(笑)本心は違うのに「あなたもそうだよね」的に言い切られると、なかなか反論できない心境になりがちです。特に気の弱いホステスさんは、この手法を取られると、あれよあれよという間に流されてしまいます。

「俺たち」「私たち」が口癖の人の心理

こうした複数系で会話をする人は、

  • 自分の意見を通したい
  • その場を支配したい
  • 共感を生みたい
  • 否定されたくない
  • 一線を引きたい

などの心理があり、それぞれの心理によって「私たち~」の後の部分が変わるんです。つまり、あなたの気付かないところで、しっかりとコントロールされているということ。そこに気づくと、流されずに済むようになります。

自分の意見を通したい・その場を支配したい

政治家が使う「我々は~」はまさにここ、ですね。アフターに誘い出したいお客様、口説きたくて複数形を使うお客様なども、ここに入ります。お客様が会話上で使う口説き系の事例を挙げると、

  • 俺たち、気が合うね。
  • 俺たち、結構うまくやっていけると思うんだけど。
  • 俺たち、お似合いだと思わない?
  • 俺たちって付き合ったらどうなるんだろうね
  • 俺たちのこと付き合ってるって思ってるんだよ、まいったなあ。
  • 俺たち、タクシーで帰るから。
  • 俺たち、ちょっと寄るとこあるから。

キャバクラに勤めるキャストさんは、こういう言葉を営業法として使ったりしますね(いわゆる小悪魔テクニック的な?)。

共感を生みたい・否定されたくない

こちらはアナウンサーやコメンテーターが多用するケースですね。お客様の事例では、口説くときよりも愚痴や不満、不安や反省などに多用されがちです。

  • 俺たちだって一生懸命やってるのに。
  • 俺たちも考えが足りなかったよ。
  • 俺たちの気持ちも考えてほしいよな。
  • 俺たちなんか会社からしたらその程度だよ。
  • 俺たちどうなるのかなあ。

言い方やタイミングにもよりますが、信頼関係ができていない状態で反論すると、大抵は失敗します。

一線を引きたい

ここは良い意味・悪い意味に大きく分かれます。良い意味の使い方を挙げると、

  • (部下のミスに対して)いや、これは私たち管理職の責任だ。きみは悪くない。
  • そういう依頼なら、私よりも彼女たちのほうが能力も高いのでお勧めですよ。
  • きみたちは若いけれど有望だ、期待してるよ。

上記のように一線引くことで、信頼関係を示したり、相手の能力を認めたりなどに使われます。悪い意味の使い方を挙げると、

  • えーお給料15万円しかないの?私たちには考えられな~いw
  • あなたももちろん○○大学出身でしょ?あらごめんなさいね、てっきり私たちと同じかと・・・w
  • おまえらはいいよな、ラクして金儲けて。

上記のように一線を引くことで、相手よりも自分のほうが上だとか、価値があるとか、何かしらのマウントに使われます。

「俺たち」「私たち」の心理を逆手に取る会話

逆を言えば、複数系で話せば相手は断りづらいということでもありますね。たとえばバーに行って、マスターに「もう1杯作ろうか?」と言われても、

 

ホステス
ホステス
あ、ううん、もういいわ。私たち、もう帰るから

 

とすかさずに言うと、仮にお客様がまだ飲もうよーとゴネても、帰りやすい雰囲気を作ることができるわけです。ミーティングなど全体周知の際には「みなさんも気をつけて」と言うよりも、

 

ホステス
ホステス
私たちも気をつけましょう
あなたたちも気をつけてね
ホステス
ホステス

 

と言ったほうが「みなさん」と言うよりも『自分にも関係のある話』だと意識を持たせる効果があります。自分が複数形を使われるときは少し注意し、自分が使うときは有利に働くよう意識して使ってみてください。

 

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