【水商売に向いてない?】「心の声」を聴いてみよう
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
ホステスをしていると、時折、現実と自身の気持ちとのギャップに苦しみますよね。
そんなときに友人や知人から「水商売に向いてないんじゃないの?」と言われたら、さらに心が揺れ動くことでしょう。
過去の選択や後悔ばかりを考え続けていると、心が疲れ切って前に進むことができなくなってしまいます。
そんなときには、素直に自分の心の声を聴くことが大切です。
この記事では、自分の本当の気持ちに耳を傾ける重要性について考えてみましょう。
自分自身と向き合い、本当に自分が望んでいることを見つけることができるかもしれません。
この記事の目次
迷ったときに実践したい『心の声の聞き方』
「ホステスが天職だと思ったのに・・・」「本気でがんばりたいのに・・・」という悩みは、あなたも一度は経験があるのではないでしょうか。
しかし、ただ悩んでいるだけでは、前に進むことはできません。仕事に身が入らず、お客様に迷惑をかけてしまうかもしれません。
そんなときに取り入れてみたいのが、「心の声の聞き方」です。
今日の行動を書き出し、自分の行動を見返すことで、自分の本当の想いや気持ちに耳を傾けることができます。
実際にコンサル生さんたちもこの方法を実践しています。ぜひ、あなたも試してみてください。自分の心に向き合い、前に進むための一歩を踏み出しましょう。
心の声を聞くために行動を書き出す
「こんなホステスになりたい」
「ホステスとして成功したい」
そう考えて行動することはすばらしいですが、節目節目で疲れてしまうことがあります。
常に志高く行動するのではなく、いったん肩の力を抜いて、毎日の行動や感情、思考をノートに書き出してみましょう。
どんな些細なことでもいいので、1日の中で印象に残っていることを書き出してみてください。たとえば、
- 早起きできた
- 楽しみにしているドラマを見た
- 新しいドレスにワクワクした
- 何もないのにモヤモヤする
というように、カンタンに箇条書きでOKです。
最初は「どんなことを書こう」とむずかしく感じるかもしれませんが、慣れてくると、どんどん書けるようになりますよ。
自分の行動を振り返り、本当の想いに気づく
行動を記録したら、1週間おきぐらいにノートを見返すようにしましょう。
1週間おきにノートを見返すことで、目に見える形で自分のパターンや傾向を見つけることができます。
この方法の最大のメリットは、客観的な視点で自分自身を見ることができることです。
普段は自分の感情に振り回されがちですが、ノートを見返すことで、客観的に自分を分析し、その結果としてどのような行動を起こすべきかを判断することができます。
また、ノートを見返すことで、自分のパターンや癖を発見し、それに対する適切な対策を練ることができます。
たとえば、迷ったときにいつも同じような行動を取っている場合、それが自分のパターンであることに気づけるかもしれません。
そして、それに対する別のアプローチを見つけることができるのです。
記録が単調だと、最初は見返しても「得るものが何もない」と感じることがあるかもしれません。
もしも『得るものがない』と感じたら、もう少し具体的な内容を書くようにするといいでしょう。
具体的な内容になると、「こんなことを考えていたんだな」と、自分の心に気づくことができます。その過程で初心を取り戻すことができるかもしれません。
コンサル生たちが実践する心の声の聞き方
コンサル生さんたちには、毎日「感情日記」というものをつけていただいています。
上記でご紹介したのはノートに書き出す方法ですが、コンサル生さんたちが利用しているのは「muute」というアプリです。
毎日の出来事や感じたことを記録する習慣をつけるところからスタート。最初は、
- 朝起きたら、すぐに思っていることを書く
- ごはんを食べ終わったら、思っていることを書く
- 夜、寝る前に今日1日を振り返って書く
など、何かの行動に付け足す形で始めます。たとえば、Zoom座学に参加しているコンサル生さんたちは、10時にZoom入室した時点で、一斉に取り掛かる。
どんなに三日坊主でも、Zoomに参加している日は必ず記録することになるので、振り返りができるようになります。
ここで重要なことは、「書き出す内容にジャッジをしないこと」です。そのため、「3分で感情日記をつけてください」と言います。
時間を短く区切ることで、余計な思考に囚われることなく、頭に浮かんだことを書けるからです。こうして記録したものを振り返ってみると、
- 仕事の日は、いつもネガティブな思考になっているな
- 月曜日は、毎週気分が落ち込んでいるな
- このお客様が来店すると、いつも感情がポジティブだな
など、自分の傾向を知ることができます。傾向がわかったら、どう対処していくか、みんなで話し合ったりもしています。
自分の心と対話するための一歩を踏み出す
悩んでいるときや迷っているとき、私たちは自分の心と対話することが大切です。
しかし、心の声を聞くことやそれに対話することは、初めての人にとっては少しむずかしいかもしれません。
そこで、自分の心に対話するための一歩を踏み出すための方法をご紹介します。
まずは、静かで落ち着いた場所を見つけましょう。外界の騒音や他人の意見から離れることで、自分自身と向き合うことができます。
次に、深呼吸をすることで身体と心をリラックスさせます。深く息を吸って、徐々にゆっくりと息を吐き出します。
この繰り返しを数回行い、心地よい状態になるようにしましょう。
そして、自分に対してオープンな質問を投げかけます。質問が何も浮かばなければ、
- 今、何が心地よく感じるのか?
- 何が私の心を不安定にしているのか?
など、自分の感情や思考について素直に考えてみましょう。自分自身に対して正直でいることが大切です。
また、心の声を聞くためには、感情や身体の感覚にも注目しましょう。
たとえば、胸がドキドキしていると感じたり、身体のどこかがガチガチになったりしている場合、それはあなたの心が何かを伝えようとしているサインです。
その感覚を受け入れて、聞いてあげましょう。
心の声を聞くことには時間がかかるかもしれません。焦らず、自分自身との対話を楽しんでください。
時間をかけてじっくり考えることで、自分自身の本当の欲求や目標に気づくことができるでしょう。心の声を聞くことは、自己成長の一環です。
自分の感情や思考に対話し、それに対して素直に向き合うことで、より良い方向へ進むことができるのです。是非、この方法を実践してみてください。
迷ったときにしておきたい『自分ルール』
成功したい気持ちがあっても、すでに成功しているホステスのように、最初からストイックに行動することなんて、だれにもできません。
そのため、どうしても迷ったり、葛藤したり、心折れそうになったりすることが出てきます。
そんなときのために『自分ルール』を持っておくようにしてください。
普段からできるような意識できる目標をたくさん持つ
「ナンバーワンになる」
「年収1億円を稼ぐ」
といった大きな目標は、ホステスとしてがんばるためには必要かもしれません。
でも、今のあなたとっては現実味がない、「本当に私にできるのか?」と感じる、というのが本心ではないでしょうか。
大きな目標は『やる気』を起こしてくれますが、意気込みすぎるとモチベーションが下がり、行動量が下がって鬱々とする原因にもなるのです。
ですので、大きな目標とは別に、普段から意識できる『小さな目標』をたくさん持ちましょう。
小さな目標や夢は、少しの努力で達成することができるものがオススメです。たとえば、
- この作業が終わったら、好きなものを食べる!
- あと10分がんばったら、好きなことをする!
というレベルでOKです。現役時代の私もこういう時期があったし、コンサル生さんたちも同じようにやっています。
だんだん、そのスパンが長くなっていって、いつの間にかいろんなことができるようになりました。
何より、小さな目標を達成していくことが成功体験となり、「目標を達成する」という新たなマイルールに置き換わっていったように思います。
目標や夢を叶えることを習慣化する
「水商売に向いてないんじゃない?」とだれかに言われて凹んでしまうのは、自己肯定感が下がっていることが原因です。
そのため、自信を持って「ホステスに向いている」と思えないのですよね。
でも、これも小さな目標や夢を叶えることを習慣化してしまうことで下がった自己肯定感を高められます。
小さかった目標や夢が、少しずつ大きくなり、振り向いたときにはかなり前進している。
それが、とても大事なのですね。
もしかしたら目標が大きすぎたり、完璧主義にハマッて、身動き取れない状態になっていたりするかも。
そういうときこそ、「小さな目標」を思い出してください。
人間は迷うものだと理解しておきましょう
「私は、水商売に向いてないんじゃないか」
ホステスであれば、だれでも一度や二度は考えたことがあるはずです。
でも、「ホステスが天職!」と自他共に認めるほど向いている人って、そうそういないと思いますよ。
私だって「私はホステスに向いてる!」なんて、まったく思っていませんでした。いまでも「向いてなかった」と思っています。
「やっぱり、向いてないのかな?」
「やっぱり、楽しい!」
そんな気持ちが、不定期にくるくる回る感じです。そうやって、人は迷い悩むもの。だから、
- 自分の気持ちに素直になること
- 自分と対話すること
- 自分を知ること
って、本当に重要だと思います。答えは必ず、自分の中にあるのですから。
私は、『ホステスに向いているか・向いていないか』は、さほど問題ではないと思っています。
向いてるか・向いてないかよりも、「情熱を持てなくなったな」と思うなら、辞めたらいいんですよ。
もしまた「向いてないのかな」と感じたら、毎日5分でもいいので、自分と向き合う時間を持ってください。
『向き不向き』に囚われず、「自分がどうしたいのか?」に耳を傾けてくださいね。
その上で、「続けたいのにうまくいかない・・・」という状態なら、『「私はホステスに向いてない」とジャッジする前に』を読んでみてください。
あなたの「うまくいかない原因」がみつかると思います。
ホステスの心得