「結構です」は使い間違えると感じが悪い
たとえばお客様との会話の中で「ビール飲む?」と尋ねられたとします。それに対してお断りを申し上げるとき、あなたはなんと言っているでしょうか?
親しいお客様なら思わず、
など、自分本位の答えを返してしまったりしているのでは?
「結構です」のメッセージ性
こうしたときに角を立てずにお断りを申し上げる言葉として「結構です」というものがありますね。
日本語は世界でも一番むずかしいと言われます。たった一言にものすごくいろんな意味が含まれていますね。
この「結構です」には、大きく分けると2つの意味が含まれています。ひとつは【遠慮します】という意味、もうひとつは【ほっといて】という意味。
せめて接客の場、お客様の前では、前者の【遠慮します】という意味合いで使っていただきたいものです。
「結構です、ありがとうございます」という言い方をするだけで、印象はガラッと変わると思います。
日常生活の中でもやれ!とは言いませんが、仕事モードになった途端に使い分けるほうが、私はむずかしいと思うんですけどね。
普段の心構えというのは、いくら取り繕っても言動の端々に現れるものですしね。
活字のときは表現を変えたほうがいい
メールやLINEは気軽に送れるけど、実はものすごくむずかしいツールなんですよね。実際に会って話すより、誤解が生まれやすいです。
活字で前後の言葉や使い方を考えずに「結構です」という言葉を使うと、
あなたとはもうお付き合いしたくありません
という合図に変わってしまうことがあるので要注意です。
たとえば、このお客様はとっても忙しいからお返事させては申し訳ないという気持ちのもと、お客様に来店のお礼連絡を送るとします。
先日はご来店ありがとうございました。お会いできて嬉しかったです。お忙しいと思うので、お返事は結構です。
先日はご来店ありがとうございました。お会いできて嬉しかったです。お忙しいと思うので、お返事はお気遣いなくお願いします。
ここで見てほしいのは、どちらが柔らかく伝わるかという点ですね。
どちらの文章に配慮を感じるか、少し表現を変えるだけで印象が変わること、わかります?気遣ってもらえると、だれでも嬉しいものですよね。
まとめ
お客様が何かを尋ねてくださったり、何かをすすめてくださったりするのは、あなたに心を配っている証拠です。
それに対して「いらない」などは失礼だし、「結構です」とバッサリ言うのも不愉快な気持ちにさせます。
せめて「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えたいですね。
お客様に対しても、自分がお客様になったときでも、感謝の気持ちを言葉にできる人は、とってもスマートでステキだなと思います。
