「お金を稼ぎたい」程度の気持ちではホステスは売れない

「お金を稼ぎたい」程度の気持ちではホステスは売れない
ホステスの心得

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^

『ホステス業は稼げる』という大ウソを言うのはやめていただきたいです。

もちろん、売れれば稼げるようになります。でも残念なことに「お金を稼ぎたい」という思いだけで売れたホステスはほぼいません。

稼ぎたくてホステスになったのに稼げない!?

「稼ぎたい」という思いでホステスになった人も多いかと思います。

でも実際に仕事をしてみると、思ったほど稼げない。稼げないどころか、結構経済的にしんどいぞ!?と感じている人が大半ではないでしょうか。

なぜホステスが稼げる業界だと思われるのか

私の同業者、つまりホステスを対象にコンサル業をしている人のほとんどは「稼げます」と言うでしょう。

派遣会社や紹介会社、スカウトマンも「稼げます」と言うはずです。なぜなら、そう言わないとその人たちが稼げないからです。

求人でも「稼げる」という文言や稼げることを匂わせる記載がありますが、そう書かないと女性が面接に来ないからです。

もちろん、本当に稼げるようにサポートしてくれる人たちもいますよ、それは確かです。

ただ、心理作戦に基づいて使われるそういう言葉と、パッと見の額面の大きさで「稼げる」というイメージがついているのは事実ですね。

額面だけなら「稼げる」と言える

額面だけでいいのであれば、私も「稼げるよ!」と言えます。

だって、10代や20代で何のスキルも実績も経験もない女性が、いきなり30万円以上のお金を受け取れるんですよ?

しかも学歴も職歴も、身元も保証人も、なーんにもいらない。

同年代の一般業の女性で、あなたと同じ金額で、同じ生活レベルで、同じ短時間労働(お店に出る時間)の人はいないでしょ?

下手すると中小企業で役職を持つ女性会社員より年収が高い可能性もありますよね。そこと比べれば、確かに稼げます。

あなたが思っているほどホステス業は稼げません。

残念ながら、ホステス業はあなたが思っているほど稼げません。

月に70~80万円くらいあるとお金に悩む生活ではないので、何となく稼げている気分になれるでしょう。

でも、年単位で1千万円を超えないなら、「稼いでいる」とは言えません。なぜなら、あなたは「雇われている」のではなく「事業主」だからです。

あなたが手にしているお金は、月収でも年収でもなく、『月商』『年商』です。そこから経費を差し引いた金額があなたの『月給』『年収』になります。

ちなみに私自身が「稼げるようになった」と思えた金額は、『うそ?ホステスって稼げないの?』に書いてあるので、参考にしてください。

本気で稼ぎたいなら「事業主」という自覚を持つ

あなたが本当に『稼ぐ』という点を重視しているなら。会話スキルや営業方法以前に事業主としての自覚を持つことです。

いいですか。あなたはもうすでに、ひとつの事業を運営している経営者です。ここが分からない以上、一生稼げません。

ホステスの報酬は経費込、全額お給料ではありません

あなたが手にする月々の報酬は、経費込の金額です。だから、会社員よりも額面が高いのです。

それを肌感覚でしか理解しておらず、実際の経費概算もできないとなると、稼げているような錯覚に陥って満足します。

仮に、銀座ホステスで日当2万だと。実質は会社員と変わらない生活レベルのはずです。

仕事&生活にかかるお金を除けば、自由に使えるお金はほとんど残らないでしょう。

そこで保障給が上がったら稼げると思うのが「雇われ感覚のホステス」の発想。保障給が上がるようなら、必然的に経費も上がりますよ?

事実『手取りは100万円以上あるのに全然お金が残らない!』というホステスは大勢います。

お給料感覚でお金を見ていると、『報酬300万円でもお金が残らない!』という事態になりますね。

保障給は「ホステスとしての価値」を数値化したもの

保障給というのは、現時点でのあなたの『ホステスとしての価値』を数値化したものです。

これを理解せずにお店を探すと、『保障給が想像以下で全然稼げない!』という気持ちになります。

高望みして高額保障のお店へ面接に行くと、とことん蹴られて自信を失います。でもあなたの現状がその金額なので、仕方がない。

この業界は実力社会なので、何もできない、いるだけでお金を生むほどのものもない、となれば、当然保障給は低くなります。

それを棚に上げて「保障給が安い」と言われても、どうにもなりません。

もしその状態で保障給を上げたいなら色恋、枕、毎夜強制アフター、朝まで酒盛り、お店では飲み要員としてガンガン飲む、という生活をするしかありません。

でも、そこまでしても大して稼げるようにはなりません。

事業主ですから、受け取ったお金を軍資金として「どう増やすか」を考えられない限り、稼げるようにはならないのです。

稼ぎたいのなら、ここをしっかり理解して、お金に対する考えを改めるほうが先です。

まとめ

  • ホステスは周りが思うほど稼げる業界ではない
  • 経費込の報酬だから額面だけ見れば稼げてる気がするだけ
  • 経営者である自覚を持ってお金に対する考え方を改める

自分が事業主(経営者)である自覚を持って、お金に対する考え方を改めると、自分に足りないものが見えてきます。

単純に考えれば、あなたが「月に最低100万円を支給額としてほしい」と思うのであれば。

あなた自身が今のあなたを見て、「100万円払ってでもこの人材がほしい!」と思えるホステスになればいい、ということです。

その方法は、『ナンバーワンホステスになるには?マル秘最短ルートを大公開!』に書いてあります。

ぜひあなたも「稼げるホステス」の仲間入りを果たしてください。

 

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ホステス専門アドバイザー秋好玲那(管理人)

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ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、コンサル歴14年目に突入。家庭には恵まれませんでしたが、社会に出てたくさんの人に恵...

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