言葉のチョイスが悪いと築ける関係性も築けない
接客業という仕事に就きながら「人見知りなんです」と言う人は、意外と多いですよね。
ホステスもものすごく多いです。初対面のお客様を見ると逃げる子続出。
「コラコラ逃げたら仕事にならんだろ」と、とっ捕まえて引っぱり出したりしてましたが。
信じてもらえるか否かは別として、私も猛烈に人見知りです。しかも見た目がキツイ印象を与えがちなので、人見知りすると機嫌が悪そうに見える。
そういう初対面のときって、変に空回りして余計なことを言って相手を怒らせてしまったり、良かれと思って言ったことが相手の気に障ったりすること、ありますよね。
実は先日、私もそういう場面に出くわしました。ある男性からお仕事のつながりで連絡をいただき、初めてお会いしたときのこと。
全然悪い方ではないし、むしろ私は良い印象を受けました。丁寧で熱心な方だな、と。
その方はきっと、私の緊張をほぐそう、親近感を出そう、和んでもらおう、心の距離を縮めよう、等々いろんな気持ちがあったと思います。
そういう気遣いはとても感じられたし、大変ありがたく思いました。ところが、その方の言ったある一言で逆に違和感を抱いてしまったんですね。
「いや~お会いする前はもっと面倒くさい人だろうなと思っていました」
相手の方は、そう言って笑っていました。
恐らく言いたいことは「想像していたよりも気さくだった」ということなんだろうな、とは分かるのですが、初対面で信頼関係も何もない、人となりもわからない状態で放つには、言葉のチョイスが悪い。
【面倒くさい人】だと思っていたとしても、わざわざ言葉に出す必要ないですね。
素直であることと、何でも思ったことを思った通りに言葉にすることは違います。
「思ったことをそのまま伝えて何が悪い」と言う人もいますが、それが仕事の関係である以上、どちらがお客様なのか、どちらがお願いをする側なのか、ということは重要。
そういった壁を突破できるくらいの関係を築いてからならジョークで済みますが、何の関係性も築けていない内にそういう言葉をチョイスすると、築けるはずのものも壊れる可能性大。
人と接するときの【心の在り方】は、確実に言葉の端々に出るのですよね。だから「スキルよりも心の在り方が大事」と私は言っているのですね
会話がお仕事であるホステスは特に気を付けましょう。初対面では何が地雷なのか分からないのですから。
スキルは確かに大事だし、正直言って教える側からすれば、スキルを徹底させる方が楽なんです。そのほうが効率も良いし、だれが来ても同じ対応になります。
でも、同じことをやっても、心のあり方ひとつで相手の受け取り方は全然変わりますよね。
それが接客の楽しさでもあり、むずかしいところでもあると思います。
ちなみに私が面倒くさい女であることは自覚アリです、当たってます笑
アメブロ:2011/09/18
