会話上手になる一番の方法
最近は、会話やコミュニケーションに関する本がかなり増えました。それだけ多くの人が、人との関係に悩んでいる証拠かもしれませんね。
でも、本をどれだけ読もうと、話し方はうまくなりません。会話は、あくまでも相手のリアクションあってのもの。
ただ活字を読んで会話が上手になるなら、誰も苦労しません。知識ばかりインプットして、頭でっかちになって、屁理屈の多い女になるだけです。
では、どうしたら会話上手になるんでしょうか。会話すること。これに尽きます。
この記事の目次
会話の量だけでなく質も重要!
私のコンサルでは、ワークが中心ですが、直接話す機会があるコースをおすすめしています。
もちろん、コンサル生が自由であることが重要なので、押し付けも強制もしません。
でも、定期的に私と話す機会があるコンサル生ほど、やっぱり会話が上手になっていきます。
他の職業と比べても、ホステスは圧倒的に会話上手ですよね。その理由は、やっぱり会話する量がケタ違いだからです。
毎日数人としか話さない人と、毎日何十人もの人と会話をする人と、差が出てくるのは当たり前なのですね。
つまり、ホステスで会話ベタということは、経験が浅いか、暇なお店で働いてきたか、努力しなかったかのどれかです。
「会話が苦手」の正体
会話が苦手になる原因は、自分が否定されたと感じることにあります。自信を失うために、会話が怖くなるのです。
どちらかと言えば聞くほうがラクという人は、本当に自分が好きで聞いているのか、よく振り返ってみてください。
相手に関心があって好んで聞いているのであれば、それはOK。
自分が話すことが得意じゃないからという理由なら、単なる受身の姿勢なので、お話してくださらないお客様が来ると、途端に困ります。
成功体験の積み方
会話上手になるには、会話をすることと言いましたよね。でも、ただ会話の量を増やせばいいというわけではないんです。
会話ベタな人には、自分への自信を取り戻してもらう作業が必要になります。
そのためには、自分のことを無条件に受け入れてくれる相手と会話することが必須。
間違ったことは教えてくれる、でもあなた自身の存在や価値観を否定することがない、という安心感の中で練習することが最大の条件なのです。
だから、経験の浅いうちに、お客様に受け入れてもらえる間に、がむしゃらに会話した子は伸びます。
でも、ある程度経験があってもまだ会話が苦手、という人は、職場以外の場で、自分の業界を知っていて否定せずに聴いてくれる相手と会話をこなす必要が出てくるのです。
リアルタイムのリアクションに慣れる
会話は相手のリアクションあってのもの。本もネットも、このブログも、全部一方通行ですよね。私には、あなたのリアクションはまったく分かりません。
つまりこれは会話ではなく、実際に話すことに置き換えると、ラジオやテレビと変わらないわけです。
後から感想をいただけたりすれば分かりますが、リアルタイムではないということですよね。
会話上手になるには、この【リアルタイムのリアクション】を経験していく必要があるんです。
初めてのお客様が苦手という理由は、相手がどんな方か分からない状態だからですよね。
慣れ親しんだお客様が楽なのは、相手がどういう話題を好み、どういうことをおもしろがって笑い、どういうことを嫌がるか、把握できているからです。
知っている相手なら、話しながら相手のリアクションを確かめる余裕がありますよね。
私とあなたは、まだ会ったこともなければ、話したこともないかもしれません。
でも、私のブログを読んで、またメルマガを読んで、こういう人だろうなーという想像はできていると思います。
とりあえず、無礼者が嫌い!心無い人間が大嫌い!ということは伝わっているかと。
もしかしたら、玲那さんだったら分かってくれるだろうなと思えることがひとつやふたつあるかもしれません。
そういう相手と話すって、実はとっても効果的です。
反応から感情を想像する
楽しそうに頷いてくれてるか、興味を持って聴いてくれているか。話したいのか、切り上げたいのか。この質問をしたら、どんな返答がくるのか、等々。
プラス、私はお客様にも毒を吐くし、嫌なものは断るし、言いたいことを言いますから、そういう【表現】も聴くことができます。
リアルな接客の場では流れていく会話も、コンサルならいちいち止めて質問したって怒られません。これで言語化スキルがアップした人はとても多いのです。
会話上手になりたければ、少し知ってるくらいの人と、余裕のある状態で可能な限り話すこと。できれば自分よりも表現豊かで、お話上手な相手と。
ん?と思ったら、その場で即座に訊くことができる関係性で。これで上達しない人はいません。
私と話せー!と言っているわけではありません、念のため。たとえばの話なので、周りにそういう人がいるなら、その人と話せば良いのです。
人と人との交流は【異文化交流】
会話上手にならない理由に、誰しもが陥る【潜在意識の落とし穴】があります。私がよく言う口癖に、こんなセリフがあります。
「日本人なのに日本語が通じないってどういうことよ!ドイツ人のほうがよっぽど理解力あるわ!!」
お怒りモード炸裂の口癖です。相手に受け取る気がない、理解する気がサラサラない、というときによく言っています。でもこれ、本当にそうなんです。
もしもあなたのお店に、ドイツ人のお客様が来たらと想像してください。あなたは、ドイツ語も英語も話せません。お客様も、日本語がまったく分かりません。
通訳の方は他の女の子との会話に夢中、さあ、どうしますか?拙い英語でも、必死に何か話そうとしますよね。
ドイツ人のお客様は、それを必死に理解しようと、全身全霊であなたの言葉や表情を観察しているはずです。
分かったときには、「oh!!」と多少オーバーリアクションで、手を叩いて喜んでくれるでしょう。
あなたも、自分の言いたいことが伝わったことにホッとすると共に、とても嬉しいはずです。
「わかるだろう」ではわからない
これが日本人同士になると、日本語が通じる=分かるだろう、という前提で会話をしています。
相手に伝わらないことがあると、分かってもらえなかったと傷付きます。
ドイツ語しか話せないお客様だったら、伝わらないことがあっても傷付きはしないはずですよね?だって、お互いに分からない前提で話しているんですから。
必死に話しているあなたも、相手に伝わったかな、分かってもらえたかな、と一生懸命相手を観察しているはずです。
でも日本人が相手だと、観察すらも怠ける。何なら、分からない相手が悪い、気が合わない、と簡単に切り捨てる。おかしいと思いませんか?
会話上手になりたければ、人と人との交流を【異文化交流】だと思うことです。
たまたま言葉が通じるだけで、生まれ育った環境も価値観も違う相手であることは同じ。
だからこそ、相手を一生懸命観察して、どんな反応を示すのか、どうしたら真剣に耳を傾けてくれるのか、どういう会話なら退屈せず楽しんでもらえるか、をリアルの場で学び取っていくんです。
まとめ
英会話の本を読んでも話せるようにならないけど、そんなもの読まなくても外国に行けば話せるようになる、と言いますよね。
それとまったく同じで、リアルの会話から学ぶ以上のことはありません。
会話が苦手だからといって、人と話すことを避けて聞き役に徹してしまうと、話題性に欠けた話しベタのホステス一丁上がり、になってしまいます。
会話は、場数を踏んでナンボ、です。ぜひ率先して会話を楽しんでください。
