No.1ホステスになったらどうなるの?メリット・デメリットをちょっぴり暴露

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
No.1ホステスを夢見てがんばる女性はたくさんいますが、実際にその称号を手にできるのは、その中の一握りです。
No.1を維持し続けるホステスは、さらに絞られます。
「No.1ホステス」になるとどうなるか?という点をほんの少しご紹介します。
ホステス自身が何を売っているかによって、メリット・デメリットも大きく変わりますが、ここでは『共通するであろう部分だけ』を取り上げますね。
この記事の目次
No.1ホステスになるメリット
No.1ホステスというトップポジションにいれば、当然メリットはたくさんあります。
売れた経験がないホステスさんでも、または他業種の人であっても比較的想像しやすい側面ではないでしょうか。
一言でいえば、目に付きやすいところですよね。あなたが「No.1ホステスになりたい!」と思う理由も、ここにあるかもしれません。
No.1ホステスは報酬もナンバーワン!
誰から見ても一番の魅力はここ!ですよね。契約内容にもよりますが、お店の中だけで言えば、確実に報酬額は一番です。私の契約を例にすると、
- 売上報酬(完全折半だったので保障給はゼロです)
- 年間契約料(1年毎の更新)
合算すると、手にする報酬額は1億くらいでした。
「1億も売って4千万しかもらえないのか!?」と思うかもですが、そんなものですよ(笑)
その分お店のコストもかかるし、キャパによっては他の女性のお客様が入らない状況になりますからね。
ちなみに『億万プレイヤー』とは、億売る子ではなく、億の年収を持つホステスのこと。もちろんママは除きます。
No.1ホステスは処遇も一番!
ここは文章で書くと読みづらかったので、箇条書きにします。お店の内部的なことだと、
- 自分だけでなく、自客もお店から大切にされる
- かなりの頻度でママがお席へ顔を出してくれる
- お店の大事なお客様を任せてもらえる
- ママの代理的な仕事が増える
- どのヘルプをつけるかも比較的優先で聞いてもらえる
- 人を辞めさせることができるほどの影響力も持つ
- お店のシステムやルールなどの改変時には意見が通りやすい
接客的なことだと、
- 自動的にお名刺をくださる
- ご挨拶に行くだけでありがたがられる
- 店内ではほとんど話せないので必然的に毎日同伴状態
- 座れない状態が多いので事前に予約を入れてくださる
- お客様が口コミで枝を広げてくださる
- お客様が顔を立てて何かと快く譲ってくださる
かなりざっくりですが、こんな感じの毎日になります。
No.1ホステスのデメリット
もはやここからが本題なんじゃないか?というデメリットです。
特に私個人からすると、「上記のメリットメリットのうちに入らない!」と思ってたし、醍醐味は他にあると思います。
その醍醐味の『陰の部分』が「ここで挙げるデメリットなんじゃないかな?」と感じるのですよね。
そこをお察しいただきつつ読んでいただくと「No.1のおもしろい世界観が見えてくるかな?」と思います。
No.1だからこそ誰にも本音は言えない
No.1になると、誰にも本音は言えません。『本音』にはいろんな意味がありますが、やっぱり主にはこの3つ。
- ネガティブなこと
- プライベートなこと
- お店の内情的なこと
No.1になると、どうしても今まで以上にお店の内情を知る立場になり、他の女性が知らないようなことも耳に入ります。
それがどんなに心の負担になろうとも、誰にも言えません。
私が「メンタルが第一」「一喜一憂するな」「感情的になるな」とうるさく言うのも、ここが最大のデメリットだからです。
判断を間違えると、手にしたものを全部失いかねない事態に陥ります。
売れないうちから下地を作っておかないと、がんばって努力して掴んだものがたった一言で水の泡になります。
No.1ホステスにはいろんな意味でプライベートがない
どれくらいの報酬を持つかにもよりますが、基本的にプライベートはありません。
朝から夜中まで仕事、食事も事務仕事の片手間か同伴、息をつけるのはお風呂くらいでしょうか。
休日は県外出張や会合、何も予定がないときは「やっと事務仕事できる!」と泣くほど喜んでいます。
あと、無防備に庶民的なお店へ行くと叱られたり、高級ブランドを持っていないと注意されたりしましたね。
好きなことを好きなようにできないという意味でも、プライベートのなさがありますね。
まとめ
- 報酬も処遇もかなり良くなる
- 軽はずみなことは言えない&できない
- プライベートがない&好きなことを好きなようにはできない
こうして見るとデメリットのほうが際立ちますが、あくまでも「共通点」を挙げた記事なので、個別に見るともっともっとメリットは大きいです。
ここにないデメリットを全部ひっくるめても「No.1になってよかった!」と思います。
そこまでがんばったからこそ自信がついたし、人生は180度変わりました。私にとってNo.1はもう過去の栄光に過ぎませんが、あなたはこれからです。
都合の良い面ばかり見てると心が折れるのでデメリットも踏まえて、動じない心を作っておきましょう。
ホステスの心得