ホステス同士の担当譲渡の悩み、玲那さんはどうしてましたか?

ホステス同士の担当譲渡の悩み、玲那さんはどうしてましたか?
心得座学

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^

チーママ担当のお客様から
「チーママからR(私)に
担当を替えてくれ」
と要望がありました。

  • 性格が合わない(お客様を騙したことなどを話したりする)
  • チーママが営業しても来店しない
  • 自分や自分の連れに良くしてくれるのはRだから
  • 担当になって1年経ったからもういいだろう

とのことです。

事実、予約手配や同伴、
お席での接客、
お連れ様含めアフターフォローなど
すべて私が行っています。

要望は、お客様からチーママに
直接伝えたためか、
チーママの反感を買ったらしく
風当たりが強くなりました。

正直、担当は欲しいですが、
どう動くのがベターかと
悩んでいます。

玲那さんだったらどうされますか?
また、玲那さんのご経験談などあれば
伺いたいです。

ご質問ありがとうございます。
担当譲渡は難しい問題ですね。

譲る側が快く応じてくれればいいですが、
揉め事に発展するケースが多いのも事実。

今回は、

  • 風当たりの強いチーママとの関係性
  • 私だったらどう考えどうするか
  • 私自身が経験した担当譲渡争い
  • 私が担当譲渡した体験談

などをお話ししたいと思います。

風当たりの強いチーママ、担当譲渡をどうするか

まずチーママについてですが、
私だったら放置します。

「The・知らんがな」です。

汚い手を使って騙し取ったわけでもなく
正当に仕事をして認められたのだから、
何ら恥じることもありません。

自分が担当替えされるときも同じですが、
要するに負けたわけじゃないですか、
チーママは。

負けた上に風当たり強くするなんて、
もうみっともないにも程がありますよね。

 

玲那
玲那
そういうことをする人だから
担当替えされるのでは・・・?
残念な人ですねぇ
玲那
玲那

 

ということで、華麗にスルーします。

お客様については、
チーママに言ってダメなら
お店にも明確に要望を出してもらうよう
話しますね。

でもお客様と話す前に、
まず私からお店に話します。

お客様はすでに要望を出したわけですから
それ以上の手間にならないよう
できるだけの配慮はしたいです。

とはいえ、多くのお店はシステム上
『お客様からお店への申し出が必須』
というケースが多いですよね。

なので最終的にはお客様にもう一度
お店に対して意思表示していただくことには
なります。

そのときにスムーズに話が進むように、
まずは私からお店に話を通しておく、
ということです。

私が経験した担当譲渡争い

私が若かったころは
今以上にプロ意識の高いお姉さま方が
ゴロゴロいて殺気立っていました。

中箱以上になると派閥も激しく
その枠を超えて担当譲渡となると
とんでもないトラブルに発展するのです。

私の経験で一番びっくりしたのは、
非常階段で殴られたことでしょうか。

まさに『髪掴まれて馬乗り』状態です。

幸いにも幼少期から殴られ慣れているので
屁とも思いませんでしたが、
甲高い叫び声は今でも耳に残ってます。

そういう中で数年過ごしたので、
「自分が担当譲渡するときは潔く譲ろう」
と決めていました。

いざ担当替えを申し出られたら
もちろん悔しいですよ、とっても。

でも
「お客様がそうしたいとおっしゃるなら
お客様の意志を尊重する」

と決めていました。

なので、私が譲渡する際に揉めたことは
一度もありません。

私が担当譲渡した際に思ったこと、考えたこと

現役時代にはヘルプへの譲渡はもちろん、
ママやお姉さんへの譲渡もありました。

その際に思っていたことは、

  • 妙に清々しい敗北感
  • 私が譲渡するんだから大事にしてよ!

ということです。

妙に清々しい敗北感

担当替えを申し入れられたときは、
妙に清々しい敗北感を感じていました。

もちろん、悔しい気持ちはあります。
でも同時に、

「これだけやってダメだったんだから
もうしょうがない」

とも思いました。

そう思えるほど努力はしたつもりだし、
当時の私にはもう現状以上のことは
できなかったですしね。

それに人間である以上相性もあるので
枝のお客様が自動的に担当になるというのも
お客様からすれば納得がいかない、
という言い分も理解できます。

でも何よりも、
やっぱり私は負けたんですよ。

最大限努力しても敵わなかった魅力が
別のホステスにはあった、ということです。

それが色恋であろうと枕であろうと
私には提供できないものがその子にはあって
それをお客様が求めたということ。

潔く引いたほうがいいですよね。

大事にしてよ!

もうひとつは、

「私が譲渡するんだから絶対大事にしてよ」

と、心の底から思っていました。

だって私にとってお客様は
本当に大切な存在でしたから。

担当替えのあと、
新しい担当から粗末に扱われて
お客様が後悔している姿を見ることは
腸煮えくり返る思い
でしたね。

「じゃあ返せよ、ふざけんなよ!」と。

たぶんこれは、譲渡したホステスは全員
思っていることじゃないかなと思います。

まとめ

  •  風当たり強いママは華麗にスルー
  •  まず自分がお店と状況を話し合う
  •  お客様に最終意思表示を依頼

 

私は気にならないので無視しちゃいますが
風当たりの強いチーママっていうのは
大半のホステスさんにとって脅威ですね。

まあそれに負けるようでは人並み以上に
稼ぐってことも難しいのですが、
今すぐそんなメンタル持てないし。

なので、チーママへの対応もお店と
話し合うしかないですよね。

お店がダメなら、そういうときにどういう
心持でいれば良いかなど信頼できる
第三者に相談することをお勧めします。

私もそうしてきました。

「近くに相談できる人がいない・・・」
などのお悩みがありましたら、
遠慮なくご相談ください。

丁寧にヒアリングして真剣に回答します。

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