太いお金を使うお客様のお触りは我慢すべき?
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
新米キャバ嬢です。シャンパンがたくさん降りている席でお触りされたら、我慢するしかないですか?
ボーイさん達もとめなさそうです…団体客で周りの女の子は、キスしたりしていて、まるで私がKYかのようです。
脚を揉まれたりする程度なら、黙っているべきですか?そんな軽い女に思われることが気に食わないです。
ご質問ありがとうございます。ぜひとも、移籍してください。
ただ、どこへ行っても、多少のお触り好きなお客様はいるので、うまくかわす術も身につけないといけませんね。
あなた自身も、耐える以外の選択肢を持てるよう、お勉強が必要です。でも、そのお店は、移籍をおすすめします。
この記事の目次
シャンパンをたくさん抜いたらお触りOK?
そもそも、
って感じなのですが、一応細かく見ていきましょう。
ホステスは太客のお触りを我慢すべき?
ホステスの仕事は、触らせることではありません。
なので、「お触りを我慢すべき!」とは私は絶対に言わないし、私自身がそういう飲み方をする下品な人が大嫌いなので、コンサルでも、
と、嫌悪感&不快感むき出しです。触りたければ、触らせることをサービスとしているお店へ行けばよろしい。
脚を揉まれたりする程度なら黙っているべき?
脚を揉まれるとか、もう「キモチワルイ」の一言に尽きますよね。
っていう。ただ、ここに関しては、人によって許容範囲がさまざまなので、自分のものさしで決めたほうがいいですね。
あなたが「受け入れがたい」と思うのであれば、我慢する必要はないです。
でも、お客様が気を害さない程度の断り方やかわし方は、身につけたほうがいいと思います。
周りのホステスはキスしたりしてるけど合わせるべき?
お客様とキス・・・お~~~え~~~~(~Д~)***ウヘェェェ
「こんなのフツウ」とか「玲那さんのお客様が特別なんですよ」とか言われますが、フツウじゃないし、私のお客様は特別でも何でもありません。
コンサル中のホステスさんたちも、お客様とキスなんてしてませんし、そんなお店で働いてません。
てか、こんなのをホステスの「フツウ」にしないでもらいたい!!キスOKのお店に行けーーー!!!
お触りを我慢しろと言われるホステスの問題
お触りを我慢しなければならない環境にいるホステスには、それなりの問題があります。
ここではざっくりと「自分以外の問題」と「自分自身の問題」に分けて考えてみましょう。
黒服(ボーイ)がお触りを見てみぬフリをする問題
基本的に、お触りするお客様を制止する役目はホステスですので、触ったからといって、即座に黒服が割って入ることはありません。
とはいえ、質の良いお店であれば、たとえ太客であっても、ホステスの制止努力にも関わらず目に余るようなら、確実に飛んできます。
明らかにやりすぎている状態を見ても、黒服に止める素振りがないということは、
- それが日常(それが売りのお店)
- 女の子よりお客様が大事
- 黒服に止めるスキルがない
そのお店では、上記が常習化しているということなので、よほどのことがない限り止めてくれません。
よって、お店の改善を待つより移籍したほうが早い、ということになります。
お触りを常習化させるホステスの問題
お触りを常習化させるホステスは、
- 擬似恋愛、色恋、枕の区別がつかない
- 思考停止している
- それ以外に取り得がない
厳しいようですが、大半のホステスはこの状態ですので、簡単に触られるし、簡単に口説かれます。
思考停止しているので、人に言われるがままにしか行動できません。さらに、それ以外に取り得がないとなると、選択肢がなくなる。
触られるのが日常になって、『これが自分の仕事』と認識すると、正当化していくのですよね。
自分と同じように触らせないホステスを批判したり、かと思えば、お触りを求める相手にストレスをぶちまけるという、矛盾したことを繰り返します。
要するに、中途半端な素人なんですよね。結果、お店の質も客質も自分の価値もガンガン下がる悲劇。
簡単にお触りされるホステスの問題
ここが『自分自身の問題』です。質問者様は「そんな軽い女に思われることが気に食わない」とおっしゃっています。
確かにそうでしょう、気持ちは分かります。でも、それを求められるのは、自分自身のスキルのなさが一番の問題です。
もちろん『スキルがないから触っていい』とはなりません。ここは、勘違いしてはいけません。
ただ、『触る以外に価値がない』と判断される程度の自分を、度外視するわけにはいかないのです。
なぜなら、ここを受け入れて改善していかないと、何も変わらないから。
移籍をしてもきっと触られるし、触られないまでもカンタンに口説かれるし、色恋目的のお客様しかつかめない。
「『ホステスとしての私』は、その程度の価値しかない」という現実を、一旦受け止めましょう。
「カンタンに触れない」「そんなことで関係を壊したくない」と思われるホステスになれるよう、努めなくてはいけません。
まとめ
- お触りはホステスの仕事ではない
- お触り常習のお店は移籍すべき
- 「触られる自分にも問題がある」と捉えて改善を!
コンサルでも、
というホステスさんが大勢います。移籍した子もいますが、移籍せずとも自分が変わるだけで、環境改善できた子もいます。
相手が変わることを期待して待っていても埒が明かないので、自分が「触られないホステス」になる努力をしたほうが早いし、売上も上がりますよ。
ホステスの心得