グループ意識が強いホステスには気をつけろ!
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
「一緒にトイレ行こう♪」
このセリフにゾッとしていたワタクシ、集団行動が大きらいです。なんで女は、グループをつくって群れたがるのでしょうか。
まあ、グループで群れている人たちからも嫌われていたので、相思相愛で幸せだったのですがw
と、いつも心の中で思っていました。ええ、口(性格?)が悪いんです、ごめんなさいね。
そもそも、ホステスは『ホステス業』という仕事であって、友だちをつくることが目的ではありません。
もちろん、つくってもかまわないのですが、仕事に支障をきたすようなことは、本末転倒。
でも、群れないとなにもできない『グループ意識の強いホステスたち』は、この正論が通用しないので、厄介です。
習性を把握して、心削られないように対策をしておきましょう。
この記事の目次
グループ意識の強いホステスの特徴
そもそも、人間は群れる生き物です。それは本能なので、群れること自体は悪いことではありません。
人には所属欲求というものがあって、大多数の人にとって『どこにも属さないこと』は、こわいことです。
たとえば、働いているお店も、仲のいい友だちも、すべて『共通の目的(趣味・価値観)を持ったグループ』に属している証拠。
どこにも所属できないとなると、人は不安になるのがあたりまえなのです。しかし、『グループ意識が強いホステス』というのは、
- 秘密で群れをつくる
- 縦の関係性を重んじる
- 階層をつくりたがる
という特徴を持っています。
秘密で群れをつくる
先述したように、人には所属欲求があり、共通の目的を持ったグループに属そうとします。
ただ、グループ意識が強いホステスは、『共通の秘密を持った者』でグループをつくろうとする傾向にあります。
もっともわかりやすい『秘密』とは、陰口や噂です。だれかを攻撃する(いじめ)といった目的でグループを形成している場合もあります。
縦の関係性を重んじる
グループ意識が強いホステスは、横の関係性を重視しているように見えますが、実は縦の関係性を重んじています。
その証拠に、常に『リーダー(ボス)』的な、中心人物がいるはずです。なぜ縦の関係性が重要かというと、異物を排除しなければならないから。
たとえば、だれかが秘密をバラしたときや、裏切ろうとしている場合、自分たちのグループを守る(口封じ)ために、排除や攻撃をする必要が出てきます。
そのためには、だれかが中心となって、排除や攻撃の合図(きっかけづくり)をしなければならないのです。
合図を出す人間には、周りを動かすだけの力が必要になるので、どうしてもリーダー(ボス)が誕生してしまいます。
階層をつくりたがる
上記のように、リーダーが存在する以上、グループにはカースト(階級)ができてしまいます。
つまり、グループは横のつながりではなく、縦のつながりで保たれるのです。
たとえば、あなたは友だちだと思って接していても、相手にとってあなたは『下層』にあたり、『面倒を見てやってる』的な位置づけにされるかもしれません。
それがわかるのは、仲たがいしたとき。
といった言動を取ったり、排除や攻撃が始まったりします。
グループ意識が強いホステスはこんなホステスが嫌い
上記のような特性を持っているので、グループ意識が強いホステスたちは、
- 相手によって態度が変わるホステス
- 人の顔色を伺うホステス
- 反論するホステス
が大きらいです。私から見ると、ただの同族嫌悪にしか映らないのですが、口に出すとブチギレられるので、黙って放置しています(めんどくさい)。
もし、あなたが当てはまるなら、身を守る術を身につけていきましょう。
相手によって態度が変わるホステス
- 通ってくれそうなお客様だけに愛想良く振る舞う
- メイン客には丁寧でへりくだってるのに、枝客には礼儀をわきまえられない
- お金を持っていそうなお客様にしか寄り付かない
というように、相手によって態度が変わるホステスは、グループ意識が強いホステスにとって『和を乱す存在』になるので、嫌われます。
本人は悪いことをしている意識もないし、そんなに態度を変えているつもりもないのですが、傍から見ていると、あからさまなので悪目立ちするのですよね。
あなたが「敵意を向けられても平気」と思えるならいいのですが、そうでない場合は、改善しましょう。
売れるためにも、『だれに対しても同じように接すること』は重要です。
人の顔色を伺うホステス
- 自分の意見を言えない
- 「NO」と言えない
- 周りの意見に流されやすい
というように、人の顔色を伺ってしまうホステスは、グループ意識が強いホステスにとって『何を考えているかわからない存在』なので、嫌われます。
本人は共感や気配りのつもりが、相手にとっては本心が分からないので、警戒される対象になってしまうんです。
また、自分の意見を持たない(言わない/言えない)のが大前提のため、依存的で、相手に負担をかける場面も多くあります。
そのため、どうしても粗末に扱われたり損をすることが増え、悩んでいる間に人が離れていく悪循環に陥りがち。
下手をすると、いじめのターゲットにされてしまうので、本当に注意してください。
あなたが『人の顔色を伺うホステス』である場合、あなた自身が意見できるようになるには、かなりの時間がかかるでしょう。
いますぐできる改善案としては、
- 姉御肌のお姉さんやママ
- 正義感の強いお姉さんやママ
- 上記の資質を持ったママと近いポジションにいる優しいお姉さん
との接点を増やし、現状を把握してもらうようにしましょう。何かあったときに、必ずあなたを守ってくれます。
反論するホステス
私はここに属するのですが、
- 言いたいことを言える
- 違うと思ったら意見できる
- いざとなったら理詰めで話せる
というホステスも、グループ意識が強いホステスに嫌われます。
群れにならないと何もできない人たちって、感情論で動いているので、論理的に対抗されると、癇癪起こす以外に手段がないんですよね。
みたいな。
ただ、私みたいに、ある程度ハートが強い人間ならいいのですが、たとえばあなたが無意識に発言してしまう場合は、要注意です。
悪気なく言った言葉や、無意識に理詰めにしてしまったとき、彼女らは身を守るために攻撃してくるので、いじめの対象になってしまいます。
特性である場合には、あなた自身はあまり心が強いほうではないかもしれません。そうなると、あなたが精神をやられてしまいます。
もしもあなたが『特性上のトラブル』を抱えていて、精神的に疲弊しているなら、特性に知識がある人に相談して、
- 改善点や問題点
- どう伝えればよかったのか/何を言わずにいればよかったのか
- 今後どうするか
などのアドバイスを受けてください。あなたひとりで改善することはむずかしいので、知見のある人に頼りましょう。
ホステスの心得