現役時代はどうやって「本来の自分」と切り替えてたの?
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
記事にあった、
- 仕事スイッチが切れるとまったくしゃべらない
- 鬼の人見知り
- 一滴も飲めない
- 仕事じゃなかったら世間のほとんどに無関心
- 協調性ゼロ
ってほんとですか?どうやって切り替えてるんですか?本来の自分と真逆のことをする状態だと思うんですけど、現役のころ辛くなかったですか?
ご質問ありがとうございます。
本当です。売れなかったころはしんどかったですが、仕事ですからね。
理由はどうあれその仕事を選び続けたのも私なので、身体的にどうにもならないこと以外は考え方・捉え方を変え、理解していただく努力もしました。
お付き合いは歩み寄りだから一方的に分かって!だと自分自身が一番しんどいですよね。
どうやって切り替えてるの?
どうやって切り替えているか?と訊かれたら、ちょっと困っちゃう面もあります。
なぜなら「仕事」と思った途端に、スイッチが切り替わるからです。これはもう、長年の習慣ですよ。
たとえば新しいことを始めたとき、まだその習慣が身についてないので、「切り替えろ」と言われてもそうそうできないものです。
これは私も同じで、自分なりのスイッチを見つけるまでは、そこそこに時間がかかります。
ただ、スイッチ作り自体は慣れているので、他の人に比べると早いですね。多くのホステスさんは、
- スイッチを作れるほど自分を知らない
- スイッチができる前に心が折れる
この2点なんですよ。自分を知らないので作り方が分からないし、闇雲に取り組むので折れる。スイッチ作りは、自分を知ることからです。
現役のころ辛くなかった?
「本来の自分と真逆のことをする」
こう捉えると、辛いかもしれないですね。でも私からすると、真逆のことなんて何もやってないです(笑)
むしろ今のほうが「真逆のこと」をすることが多いですよ。たとえば、オフモードになるとしゃべらない私の現役時代の会話は、
- 7~8割はお客様のお話を聴いていた
- 2~3割はコメントか質問をする程度
だったので、全然苦じゃないです。
でも今は、依存度Maxのホステスさんが相談に来ると、9割話さなくちゃいけなくなります。これはなかなかのしんどさで、蕁麻疹が出ます(笑)
本来の自分とかけ離れたことをやろうとしたり、やらざるを得ない状況になると、辛いですよね。
いかに辛くない範囲で落としどころを見つけられるか?だと思います。
協調性なんか今もないもんね(笑)
ここは少し誤解があると思います。私は協調性も同調性も著しく低いですが、そもそもみんなの言うそれらと価値観が大幅に異なります。
たとえば誰かがお客様に傷付けられて、泣いているとします。
大半のホステスはその子の周りに集まって「大丈夫?」と声をかけて慰めようとしたり、ひどいよねー!と同調したりします。
私はそういうことを一切しないので、真顔でスルーしたりできちゃいます(笑)
でも、その子が実際に「傷付けられている最中」に気付けば、その場で助けますよ。内容によっては、お客様を失うことになってもいい。
単に、私じゃなくてもできるような協調や同調をしないというだけです。早い話、女子特有のノリが私にはできないってことですね(・∀・)エヘ
でもここを変えようと思ったことは、人生でたったの一度もありません(笑)
まとめ
- スイッチ作りの習慣を持つ
- 本来の自分と求められることの落としどころを見つける
- 変えなくていいこともいっぱいある
ホステスという道を選んだなら、自分で道を切り開かなきゃいけない。
特に結果を出したいと思うなら、なおさらです。その道では何かしらのデメリットを取らなければなりません。
たとえば私は一滴もお酒を飲めません。だから「飲まずに結果を出せる手段」を必死に模索して努力しました。
でもその結果が出るまでの間は、いろいろ言われて嫌な思いをしました。
その「目先の嫌な思い」を取るか、目先の嫌な思いに耐えられず「飲む」を取るかの違いですよ。ここで明暗が分かれるんです。
ここで「飲む」を取っちゃう子は、文句を言われない位置まで努力するより、目先のラクを取っちゃう習慣がついてる。
その習慣を変えない限り、自分のやりやすいように仕事をするって、ほぼ不可能ですよ。それを変えるためにはまず「自分を知ること」からです。