何をやってもダメな自分に嫌気がさしたら読んでください。
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
仕事のやり方、進めやすさ、必要な時間は人それぞれ。私に合う方法があなたにも適しているとは限りませんよね。それなのに、
人から教わった方法でうまくいかない
↓↓↓
私は何をやってもダメだ!!
<( ̄口 ̄||)>!!オーノー!!<(|| ̄口 ̄)>
・・・と極端な人がいます。落ち着いてくださいよ^^;
この記事の目次
何をやってもダメなときってこんな思考じゃない?
今までとは違うやり方を始めるとき、新しい価値観を取り入れるとき、真新しいことを始めるとき。誰だって、ミスも失敗も多いものじゃないでしょうか。
経験を積んで上達するのは何でも同じ、ですよね。おそらくあなたも、頭では分かっているはずです。でも、いざ何かやろうとしたとき、こう思ってませんか?
- 一発で完璧にできないといけない
- 最初からお手本どおりの結果にならないとダメ
こうして、結果ばかり気にして、きちんと説明を聞いてなかったり、確認を怠ったりしていませんか?
理解することよりも「何をするか」「何が正解か」ばかり考えてませんか?そして、たかが数回やっただけで『私は何をやってもダメだ』と思ってません?
「何をやってもダメ」ではなく「過去に囚われすぎている」
コンサルでは、完璧主義のホステスさんを大勢見ます。
こういうホステスさんたちって、例外なく、これまでの経験の中でミスや失敗を怒られてきてるんですよね。その経験から、こう学んできたんです。
誰かに何かを教わったら、
絶対にミスや失敗は許されない。
その学びが根強くて、人の言ってることがなかなか頭に届かない状態なんですよね。
結果、これまでどおりにミスや失敗を連発して怒られる現実を生み出してしまうわけです。負の再現ですね。たとえばコンサルでは、
- できなくてもいいから、とりあえずやってみなさい
- 途中で分からなくなったら、質問しなさい
- ただし、質問するときは自分が考えたことを必ず書きなさい(これどうしたらいいですかーとか丸投げは禁止)
- 締切を決めて、その締切を厳守しなさい
- 締切までに思うようにできなくても、一旦出しなさい
- できなくてあたりまえなんだから、どんどん失敗しなさい
ということを再三伝えるのですが、「失敗が許されない思考」が根強いと、まずここを理解して受け入れるのに半年以上かかります。
下手すると、ただこれだけを理解するのに、数年。そのホステスさんからすれば、これまで自分の失敗を責めてきた人と私が同等なんですよね。
私がどういう人で、何を言っているかより、過去の経験が勝ってしまう。でもコンサルを受けているホステスさん達なら、確実に分かるはずです。
私が「オリャー!」と怒るときって、
- 人のせいにする
- 無礼・非礼な発言をする
- 自分は何も考えない、何もしない
っていうときです。できないことを怒ったことは一度もないし、できるまでやろうとしてる子のミスや失敗を責めたことはない。
「何をやってもダメ」と思い込んでいるホステスさんがここを理解してくれたら一気に進んで結果につながるんです。
いいですか、大事なことなので、言葉を変えてもう一度書きますよ。
『豆腐メンタルのホステスさんに捧げる『昔の私』からの忠告』でも書いたように、人は、目の前のこと、目の前の人を自分に都合のいいように解釈するのです。
『目の前の人がどういう人か』をきちんと受け入れられたら、一気に結果につながるんです。
つまりあなたは「何をやっても私はダメだ」と思い込んでいるだけ。
その思い込みで完璧主義になって、ミスや失敗を恐れ、結果的に過去のトラウマ再現を繰り返しているだけです。
すべてはトライ&エラーを繰り返すしかない
私も、いろんな方法を何度もくりかえし試して、やっとの思いで自分に合う方法を見つけてきました。
しかも、私には、『ホステスとして致命的な私の資質』でも書いたとおり、私には『抽象的な質問がわからない』という弱点があります。
さらに、現代社会はスピードがハンパない。どんどん新しい便利なものが出てきます。Webを通じてお仕事をしている現在は、毎日が試行錯誤と模索。
何度も失敗して、何度も反省して、何回も試して後悔して、その結果が現在の私、に過ぎません。
物事に完璧なんかない
物事に、完璧なんかないです。必ず一長一短、コインの裏表と同じです。
私たちにできることは「何が正解か」を探して立ち止まったり「完璧にやること」にこだわったりすることではなく、『完璧を目指して努力し続けること』だけです。
だからこそ、新しいものが次々に生まれる。これは「全てに共通すること」です。
あなたの言う「完璧」ってどういう状態?
ミスや失敗をしてはいけない、分からないことを聞いてはいけない。それなのに私は何をやってもダメで、ミスや失敗ばかりして、周りに迷惑をかける。
そんなふうに思っているあなたは、どうなったら完璧なんでしょうか。もしもあなたが「何をやってもダメだ」と自分を責めているなら考えてみてください。
あなたはなぜ完璧じゃないといけないのか。失敗したら、どんなひどいことが起こるのか。たぶん何も起こりません、それこそ怒られる程度です。
もしもあなたが「完璧な人」になったら
もし、「完璧な人」になったら。たぶん、誰もあなたとは付き合わないと思います。
たまに会うにはいいけど、親しくなるにはとても窮屈でしんどいし、コンプレックスも刺激されてつらいでしょう。
あなたが何も相手に求めなくても、相手はどんどん自分を嫌いになって、劣等感が増すでしょう。
結果、あなたは完璧であるがゆえに、耐え難い孤独に陥る。本当にそうなりたいですか?違いますよね。
売れたいのなら、過去は手放しましょう
過去にいろんなことがあったのでしょう。そして、それはきっと、あなたにとってとてもつらいことで、傷付いたのでしょう。
でも、今あなたの目の前にいる人は、本当にその「私を傷つけた人」と同一人物ですか?そしてあなた自身も、誰かの過去の経験から、
今のあなたと同じように「過去がそうだったから」というだけでこんなこと言われたら、悲しいですよね。だったら、あなたももう過去は手放しましょう。
売れたいなら、変わりたいなら。今の自分と、目の前の人と、現実と未来に目を向けることです。
ホステスの心得