ホステスが育たない本当の理由
ホステスの指導に悩んでいませんか?
ああだこうだと反発しているホステスも多いと思います。私も、反発していた側でした。でも、自分がママになって、その苦労を痛いほど実感しました。
今日は、とあるクラブのママから実際にいただいた相談をご紹介します(掲載許可をいただきました)。
女の子に「やってはいけない」とわからせるにはどうしたらいいか
ママさんの気持ち、とてもよくわかります。私もママ時代に「どうしたらわかってくれるのか」と、いつも頭を抱えていました。
反面、問題行動を取っているホステス側の気持ちも理解できます。さすがにおしぼりを床に置いたり、ダスター代わりに使ったりはしませんが、
『自分がやっていることを他人が見たらどう感じるか』
という視点が欠けていて、想像がつかないのですよね。
「伝えること」と「理解させること」はまったくの別物
伝えるだけで分かる子なら、考える力があるということなので、最初からそんなことはしないでしょう。
仮にNG行為を知らなかったとしても、伝えるだけで理解する子なら、注意した時点で理解するでしょう。でも、どちらでもない。
この状況で、ママさんがすべきことは「伝えること」なんでしょうか。
「伝える」=耳に入れる
たとえば、TVニュースでは、さまざまな出来事を日々伝えています。
ニュースキャスターは確かに1日の出来事をニュースとして伝えた。でも、それらを聞いたからと言って、その度に心動かされたり、考えたりはしませんよね。
多くの場合は「聞いただけ」で終わると思います。
そして、数分~数十分もすれば、よほど印象に残るニュースでない限り、ほとんどの人が忘れてしまうでしょう。
これと同じ状態が、私たちの日常でもたくさん起こっているのです。
「理解させる」=納得させる
人は誰でも「自分が正しい」と思っているものです。今回の問題行動を取るホステスも、
- おしぼりを床に置く
- おしぼりをダスターとして使う
という『自分の考え』を正しいと信じているのです。これを何度指摘したところで、本人が信じていることを変えることはとてもむずかしい。
本人が、「そうか、私の考えが間違ってたな。確かに、〇〇はよくないな」と、納得して考えを改めない限り、行動も改まらないのです。

