ホステスは日常の訓練が重要!「お客様と会話で遊ぶ」とは
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
かなーり昔に、アメブロでこんな記事を書いたのですが↓
想像を超える反響で驚きました。こんなの、夜の街にいたら誰でも知ってるやーん、と思っていたので(笑)
この記事の目次
会話ネタやお遊びは探せば無料でいくらでもある説
スナックのホステスさんは箸袋折が意外とウケる
ちょっと探してみたら、他の折り方や動画がたくさんありました。
・・・めっちゃあるw
お客様と一緒に動画を見て、お店でやってみるのもいいですね。手先が器用か、そういう遊び心を持っている人か、等の目安にもなります。
もしそこに乗っかってくる人なら、お店にあるもので遊べるように考えてみると、楽しんでいただけます^^
あ、食べてる最中に折ったりしないでくださいね、お行儀が悪いので。こういうのは普段練習してササッとやるからこそ、の価値です。
ミニクラブやラウンジなどボックス席でできるお遊び
私はよく、紙とペンで漢字クイズや数字占い、名刺やお金でマジック等をやってました。たとえば、こういうの↓
うまくいくとそのままお名刺をくださったり、新規顧客を連れて来てくださいます。
ちなみに私がホステスデビューをしたお店には、ホステスさんで元プロのマジシャンがいました。ガチで世界中を回っていた腕のある方で、神業のようなマジックをたくさん見せていただきました。
お客様のほとんどは、彼女のマジックを見たくてご来店!だった気がします(笑)
ホステスにとって大切なのは日常的な「遊び心」と「探究心」
何を話すか、ばかり悩んでいるホステスさんは、
と言いますが、正確には違いますよね。「私の知っている、私が興味のある、私が得意な話」でお客様と共通の話題がないということですよね。つまり、
- 「私が知っている(興味ある)話ならできる」という脅威の視野の狭さで
- 興味ないこと、知らないことは一切会話できない(勉強もしない)という驚異の受身姿勢で
- 『何話せばいいですかぁー?』とか言って人に丸投げし
- 不勉強を指摘されたり、答えをもらえないと傷つき落ち込んだり逆ギレしたりしつつ
- トーク力のある居酒屋のお姉さんの10倍近く高い報酬を「安い」と言いながら受け取る
・・・っていう状態なわけですよね。
すんごい図太い神経ですねw
って思ってます(笑)話が苦手なら、それを補う何かを習得するなり、スキルアップトレーニングするなり、なんかしろよ!と。
『会話ネタ』だけ放り投げたら会話が進むと勘違いしている
売れないホステスは、会話ネタを放り投げれば、あとはお客様が広げてくれると勘違いしています。セッションでも、こんなセリフをよく聞きます。
そりゃあ興味のない話にはそうなるだろうし、あなたも興味ない話のときはそんな返事をしてるでしょう。
こういうホステスさんって、どう話せば相手が興味を示してくれるかという、会話の構成シミュレーションが圧倒的に不足しているのですよね。
どうすれば気を引けるか、どうすれば興味を持たせられるか、という意識で会話をしていないはずです。
それこそ、マジシャンのほうが圧倒的に上手ですよ。だってトークで別のことに意識を向かせないと、マジックのタネがバレてしまいますからね。
ホステスの会話力は日ごろの鍛錬とアンテナの高さに比例する
ホステスの会話は、
- お店に出ていない時間に、どれだけトレーニングをがんばれるか
- お店に出ていない時間に、どれだけ遊び心と探究心を培えるか
で会話力に差がついてしまうので、出勤してから色々やろうとしたって無理です。それって、舞台女優が台本も見ず練習もせず、いきなり本番迎えるってことですから。
トレーニングせずにネタばっかり集めたって、そのネタをどう使ってお客様を遊ばせるのかが分かってないと無意味。
興味のある話しかしたくないなら、興味のない人がそそられるくらいの話術が必要です。話術がないなら、お客様が興味のある話題についていけるようになるしかない。
どちらにしても、トレーニングやアンテナを張ることは不可欠で、読書で会話上手になるなら誰も苦労しません。というわけで、こういう遊びがあると知ったこの機会に、
- ここにある遊びを、誰とだったらできるか
- この記事をネタにお客様と会話をするとしたら、どういう流れでどういうゴールにするか
を考えてみましょう。少なくともこのサイトを見るときだけでもこれを意識すれば、シミュレーショントレーニングになりますね。この視点でネット上にある情報を見ていると、話せることも増えていきますよ。
まとめ
- スナックでは箸袋折は意外とウケる
- ミニクラブ・ラウンジ系は知識クイズ系が意外とウケる
- 会話に重要なのは遊び心と探求心
ちなみに、本記事冒頭にあった箸袋や手品、クイズ系の話題。おそらく大半のホステスさんにとって「つまらない話」だったと思います。その証拠に、それを実践しようと思う人はほとんどいないでしょう。
知識なんて、そんなものですよ。どれだけ知識をインプットしようと、興味のない人にとっては関心はないし、おもしろくないということです。ここまで読んでくれたあなたのほうが、きっとマイノリティです(笑)
でもその「大半の人にとってはつまらない(かもしれない)話」でお金をいただこうとするのであれば、話術を磨く。そうでなければ、相手が関心のある話題を勉強する。最低でもどちらかは取らないと、ですね。
ホステスの心得