バレンタイン=チョコレート?プレゼント選びのポイント
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
バレンタインの心得、リスト作成、予算の立て方と進んできました。今回は、
- バレンタインに贈るプレゼントの心得
- 商品選びのポイント
を解説していきますね。まだ読んでない方は、以下から順を追って読み進めてください。
この記事の目次
バレンタイン=チョコレートという思い込み
バレンタインだから、贈物はチョコでしょ。・・・という思い込みは、ぜひとも捨てましょう。
贈ってはいけないということではないし、チョコレートが好きなお客様ならぜひとも贈ってください。
ですが、安直に「バレンタイン=チョコ」という思考停止状態は、何の意味もありません。
ましてや、『ネガティブ思考脱却法(思考停止ホステスは必ず読むように笑)』でも触れたように、
- 周りがみんなチョコを贈るから(それ以上考えない)
- みんながチョコを贈るのに、自分だけ違うものを贈ったら変な目で見られるから(それ以上考えない)
という考えは、自分本位の行動であって、お客様目線ではないし、お客様のことを思っての行動ではありませんよね。
他のホステスと同じことをしても売れません。
売れたければ、人と違うことをする必要があります。人と同じことして売れるには、数字で勝負するしかありません。
もしも、あなたが周りと同じ土俵で結果を出そうと思ったら、
- 大量のチョコをばら撒く
- 高級チョコを贈る
- かなり変わったチョコを贈る
- 日付をずらして目立たせる
- 手作りする
- 巨大チョコを贈る
などになります。などになります。こうなると、限られた予算しかない場合、「同じ土俵にすら上がれない!」という状態に陥ってしまいますよね。
ということは、「頭を使って違う方法を考える」以外に選択肢はないわけです。
バレンタインの贈物を考える際のポイント
そんなわけで、チョコにこだわらず、柔軟に考えましょう。
もちろん、チョコレートでもいいんですよ。ただ「安易に考える」ということは、もうやめましょう。
チョコレートを選ぶなら「少し視点をずらす」
チョコレートを送る、と決めるなら、
- 本人に食べてもらう
- 本人以外が食べる
どちらの前提で考えるか、を決めましょう。同じ「チョコレートを送る」でも、ほんの少し選ぶポイントをずらすと、オリジナリティが出てきます。
本人に食べてもらう前提で贈る場合
個別にチョコレートを用意する場合は、まず最優先としては「お客様が好きなもの」。
特にこだわりがないお客様なら、ブランドや価格ではなく「話題性のあるもの」を選んでもいいですね。
チョイスするチョコレート次第では、後々に会話ネタとして使えたり、あなたの人間性をアピールできたりします。
本人以外が食べる前提で贈る場合
「本人は食べない、でもチョコレートであることを重視している」というお客様もいますよね。また、自分の部下に配慮してくれることを喜ぶお客様もいます。
この場合は、お客様以外が食べる前提で、チョコレートの詰め合わせなどを買うことになります。その際には、
- 女性社員が好みそう
- お客様自身では買わなさそう
- 会社で話題になりそう
などを選ぶのもいいですね。たとえば、箱を開けたら思わず「わぁ!」と声が上がるような、見た目の美しいチョコ菓子折りとか。
でも、ここで一点、要注意!
外装・内装があまりにも女っぽいもの(花柄満載とかハートいっぱいのラッピングとか(笑))はNGです!
あくまでも、表向きはお客様宛なので、男性が会社で受け取って恥ずかしくないようにしましょう。
チョコレート以外で選ぶなら「幅広い視点で」
チョコレート以外の品物を選ぶ際に陥りがちなことは、お中元やお歳暮と似たようなものを選んでしまうこと。
かぶらないように、過去の贈物履歴を棚卸ししてみるのもいいですね。リスト化して、反応まで書いておくと、翌年からのプレゼント選びもラクになりますよ。
チョコレート以外のものを送ったホステスさんたちの事例を挙げると、
- 携帯カイロ、漢方薬、サプリなどの冷え対策グッズ
- 梅昆布茶、日本茶の詰め合わせ、ハーブティーセットなど会社で飲める飲料類
- 高級マスク、防菌スプレーなどのインフルエンザ対策グッズ
- 入浴剤、タオル、保湿クリームなど疲労回復や乾燥肌予防グッズ
- ドライフルーツやナッツなどちょっとした小腹対策の食品類
などなど、いろんなジャンルのものがあります。一足早く花粉対策グッズを送ったホステスさんもいました。
実用性があって、ちょっぴりオシャレだと、チョコレート以上に喜ばれることが多いですね。
バレンタインの贈物を決める最大のポイントは「数」
最後に、一番重要なポイント。バレンタインの贈物を選ぶときにもっとも重要なことは、
- 個別に買うのか
- 顧客ランク単位で同じ商品をまとめて買うのか
この2点です。コンサルで相談されたときは、
とアドバイスします。なぜなら、売れたら「全員個別に用意」なんて逆立ちしてもできないからです!!!
売れたら今と同じようにはできない
売れてない間は数も少ないしヒマなので、1人1人に時間と手間を割くことができますが、売れたら絶対にできません。だから、
と言っています。
また、毎回贈物をする度にゼロから考えるのは大変なので、ある程度のジャンルを決めているホステスさんもいます。
たとえば、お中元は使える身近なもの、お歳暮は食べ物、バレンタインは飲料系、というように。売れたいなら、
- 売れたときのことを現実的に想像できること
- 他の人と同じ土俵で戦わないこと
上記を常に意識して、営業活動に取り組みましょう。バレンタインはその第一歩なので、今までとは少し違う視点で考えてみてくださいね!
まとめ
- 『バレンタイン=チョコレート』の概念を捨てる
- チョコレートを贈るなら視点をずらす
- 売れたときに同じようにできるか?を考える
プレゼント選びは本当にむずかしいし、迷いますよね。気持ちを汲んでくださるとありがたいけど、中には贈物にケチをつけてくる人もいるし(笑)
でも、売れっ子ホステスも失敗を繰り返しながらやってきているし、その上で見出した様々な方法があるので、ぜひ取り入れてがんばってくださいね。
ホステスの心得