伝えるスキルが高いホステスの共通点
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
あなたは『伝えるスキル』が高いほうですか?
もし高いなら、日常会話ではあまり苦労していないと思います。もしあなたの『伝えるスキル』が低いなら、以下に当てはまるのではないでしょうか。
- そんなつもりで言ったわけじゃないのに・・・と思うことが多い
- いつも違う形で伝わってしまう
- 分かりやすく話そうとすると長くなる
あなたがもし上記に当てはまるなら、売れっ子ホステスたちの『伝えるスキル』をぜひ身につけてください。
売れっ子ホステスは、例にもれず『伝えるスキル』が高いです。さまざまなタイプの売れっ子がいますが、その中には共通点があります。
今日は、売れっ子ホステスの『伝えるスキル』の共通点について、解説しますね。
売れっ子ホステスの伝えるスキル
売れっ子ホステスに共通する『伝えるスキル』は、主に以下の3つです。
- 結論から話す
- 簡潔に話す
- 分かりやすく話す
この3つのうち、どれか1つでも欠けると、あなたの話は伝わりづらくなってしまいます。
何に気を付ければいいのか、何をすればいいのか、しなければいいのか、具体的に見ていきましょう。
結論から話す
売れっ子ホステスは、結論から話す習慣が身についています。なぜなら、忙しいから。ダラダラ話している時間がないのです。
そのため、自分も手っ取り早く話したいし、相手も時間がない前提で話を進めます。
- これから何を話すのか(目的)
- 何をしてほしいのか(ゴール)
という、結論から話し始めるのですね。そうすることで聞く側は、
- これから聞く話の概要が分かる
- 自分が何をすればいいのかが分かる
- ゴールに必要な要点を拾える
といったメリットが得られるので、話が早く進みます。
簡潔に話す
売れっ子ホステスの話は、とても簡潔です。話す順番も、きれいにまとまっています。
たとえば相談の場だと、以下のような流れで無駄なく話します。
- 結論&目的(何の話で何をしてほしいかを伝える)
- いつ
- どこで
- 誰が
- 何をして
- どうなった(どうした)
- 質問(再度何をしてほしいかを伝える)
どんなに込み入った話でも、この流れにそって話せば、5分で終わります。こうすることで聞く側は、
- すぐに求められることを実行できる
- 不足した点をすぐに尋ねられる
といった行動に移りやすいので、トータル10分あれば相談が終わります。
分かりやすく話す
売れっ子ホステスの話は、とにかくとても分かりやすいです。上記に挙げた『結論から話す』『簡潔に話す』という理由ももちろんありますが、
- 内々以外に専門用語を使わない
- 専門用語を使うときは必ず説明する
- 子どもにも分かるように話す
- たとえ話が多い
この4つを、ナチュラルに会話の中で使いこなすからです。
たとえば、オーソドックスな『担当』という言葉も、お店や地域が変われば呼び方が変わります。係、口座、本指名、自客、顧客、などなど。
これを5歳児に「私の口座が~」と話しても、5歳児は分かりませんよね。なので、少なくとも最初に必ず、
といった前置きをして、言葉の意味を相手にも共有してもらいます。
伝えるスキルに違いが出る理由
伝えるスキルに違いが出る理由は、ひとつです。誰の視点で話そうとしているのか。
伝えるスキルが低い人は、常に自分視点で話をします。言い換えるなら、話したいように話す。伝えるスキルが高い人は、常に相手視点で話をします。
- どういう順番で話せば相手が受け取りやすいか
- どれくらい言葉を省いたら(足したら)相手に伝わるか
- どれくらい簡単にすれば相手が理解できるか
- ちゃんと理解できているか
- ちゃんと話についてこれているか
などを、常に考えながら話をします。あなたがもし『伝えるスキルが低い』のなら、あなたは自分が話したいように話しているということです。
『伝えるスキル』の違いを検証
では、伝えるスキルを検証してみましょう。これは、私が実際に経験した事例です。
ある女性が、お客様から大量の菓子折りをいただいて、私に勧めてくださいました。伝えるスキルが高いと、以下のような言い方になります。
伝えるスキルが低いと、以下のような言い方になります。
というように、伝えるスキルが低いと、情報量が増える傾向にあります。言いたいことは同じなのに、この違い。文字面で見るととても分かりやすいですね。
まとめ
- 結論から話す
- 簡潔に話す
- 分かりやすく話す
この中で一番最初に取り組みやすいのは、『結論から話す』です。
- 今から何について話すのか?
- 相手に何をしてほしいのか?
まずは、この2つを明確にすることから始めましょう。
ホステスの心得