「効率化」と「合理化」と「楽する」を履き違えてません?

「効率化」と「合理化」と「楽する」を履き違えてません?
ホステスの心得

 


こんにちは。ホステス専門アドバイザー秋好玲那です。→目次はこちら^^

「効率」「合理化」「楽」の区別がつかず、ごちゃ混ぜに考えて周りに迷惑をかけたり、勝手に苦しんだりする人が多い昨今。

ホステスのように個人事業主だと、自ら勉強しない限り誰も教えてはくれないので、「何となく」に無知が重なって決め付けに変わるという恐ろしい誤解が生じます。

私は常々「ラクして稼げると思うなよ!」と言っていますが、勝手に苦しむホステスさんは、

 

一生しんどい思いをしなきゃお金って稼げないんだ・・・

 

と勝手に解釈して、勝手に心折れたり、すごい角度から噛み付いてきたりします。

 

玲那
玲那
その前に「自分の理解が間違ってるかも?」と疑わないのか?
玲那
玲那
人に噛み付く前に調べろよ・・・

 

とか、そういう理論は一切通じません。まあ、そこが売れないホステスたる所以なのですが。この場でちょびっと、解説しておきたいと思います。

「効率化・合理化・楽する」はそれぞれ違います。

結論はすでに出ているわけですが、改めて書きます。「効率化・合理化・楽する」は、それぞれ意味もやることも違います。

分かっていないから、「ラクして稼げると思うなよ!」と言われるわけで。

私に直接言われたことがあるホステスさんはもちろん、私以外の人に言われたことがある、またはこの記事がすでに何となく刺さって心が痛い方は、今日しっかりとその違いを理解してください。

今回は深掘りせず、サラッと概要だけ書きます。

「効率化」とは能率を上げること

効率化=能率を上げること。

たとえば、今まで手動でメールを送っていたとして、それを一斉送信ソフトに切り替えると、少ない労力と時間で同様またはそれ以上の配信量をカバーできますよね。

売上の作り方も、1人のお客様をたくさん呼んで単価を上げていくより、複数人のお客様を一気に呼べるほうが、少ない労力と時間で利益になります。

同じ結果を出すために、何かを入れ替える。これが、効率化です。

効率よく仕事をするには「効率化できるだけの基盤がすでにある人」という条件が必要になります。

よって、新人ホステスや売上が著しく低いホステスさんは、効率化する素地がないので、まずはその基盤を作ることが最優先になります。

「合理化」とは手間を省くこと

合理化とは、無駄や手間を省くこと。たとえば、本サイトはお手紙例文を掲載していますが、これも合理化が目的です。

お手紙を書くたびに、毎回検索かけて例文を探し、あちこち開いて意味を調べて・・・

というのは非合理なので、『ひとつのサイトで、クリックひとつで、すべて見られるように』を目指しています。

ホステス業務で言えば、お中元やお歳暮の品物をランク別で同じものを送ったり、クオリティを上げて連絡頻度を下げるなど。

必要な結果に対し、無駄や必要のない手間を減らす。これが、合理化です。

多くのホステスさんは、ここがもっとも苦手のようで、無駄や手間を抱え込むことで努力している錯覚に陥ることが山盛り。

また、非合理なホステスさんは、ひとつの話や文章も、説明的で異様に長いです。

「楽する」とは怠けること

『楽をする』とは、怠けたりサボったり、手を抜いたりすること。必要なことでさえも「めんどくさい」という個人的な感情でやらない。つまり、

『今以上のことは、何ひとつやりたくないけど、稼ぎたい(好かれたい)』これが、楽するということ。

自分でもやらなきゃいけないと分かってるから、めんどくさいからやりたくないです~とは言えないし、他のことでもがんばりたくないので、いろんな『もっともらしい理由』をつけてやりません。

できない言い訳と被害者意識、無駄なことに意識を向けること、この3つだけは天下一品にうまい!というのが最大の特徴ですね。

こういうホステスさんは、まさに非合理な相手なので、何をどう言っても無駄です。

まとめ

  • 効率化=同じ結果に対し、内容を変える
  • 合理化=必要ない手間や無駄を省く
  • 楽する=怠ける、サボる、手を抜く

売れっ子になったり、オーナーママになったりすると、

 

ヘルプの子ががんばってくれるから、本当にラクになった

 

という言い方をすることがあります。これは、今まで自分でやらなければならなかったことを、誰かが代わりにやってくれるようになったということですよね。

言い換えれば、手を抜ける基盤を築いてきた結果。

でもその代わりに、売れっ子には売れっ子の、ママにはママの、立場による重責や業務が出てきます。

立場に見合った業務に集中できる状態になるだけで、責任や精神的負担はヘルプの子達以上。

つまり、売れっ子やママは感謝の気持ちで「ラクになった」と表現しているに過ぎず、サボって稼げる(人に認めてもらえる)ことなんかないってことです。

「楽する」に当てはまるホステスさんは、ぜひとも考えを改めてください。

ホステス専門アドバイザー秋好玲那(管理人)

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ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、コンサル歴13年目に突入。家庭には恵まれませんでしたが、社会に出てたくさんの人に恵...

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