自動思考と認知の歪み
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
- 能力が低く何をするにも遅いから
- 頭が悪くて理解力に乏しいから
- ダメ人間で根性がないから
- 性格や外見が悪いから
- メンタルが弱く自信がないから
- お金や時間がないから
- 誰も教えてくれないから
- 育った環境や職場の人間関係が悪いから
これらはすべて、私がコンサルの中でよく耳にする「できない理由」です。でも、断言します。
この理由で「できない」と言った人は、この理由が解消されても、できません。なぜなら、問題はそこではないからです。
「認知の歪み」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。あなたが結果を得られないのは、認知の歪みが生じているからです。
『ナンバーワンホステスになるには?マル秘最短ルートを大公開!』を実行する上でも、認知の歪みがあると、大きな弊害になります。
認知の歪みがあると「〇〇すればいいよ」と結果の出る方法を教わっても、あなたは行動できないのです。
「認知の歪み」とは
認知の歪みとは、簡単に言いかえれば、「考え方・捉え方が歪んでいる」ということです。この言葉に傷つく人もいますが、傷つく必要はありません。
なぜなら、認知の歪みはあなたのせいではないからです。正確には、第三者に歪められたのです。
大半は育成歴に起因し、親子関係や家庭環境によって影響を受けています。
でも、大人になってから歪んだ人もいますし、元々の歪みが年々悪化していく人も大勢います。むしろ「歪んでない人」を探すほうがむずかしいでしょう。
認知の歪みがあると、抑うつ状態や不安が永続的に続いたり、人間関係や仕事など人生の重大な場面に著しく影響を与えます。
当然、生きづらさや孤独感も増します。
「自動思考」とは
自動思考とは、何かあったときに咄嗟に出てくる思考のことです。たとえば、コンサルで私から何か指摘をされたとします。そのときに、
- 何も分かってないんだ
- やっぱり私はダメな人間だ
- 私にはできてることが何もない
- 指摘されないようにしなければ
- 私がちゃんとやらないからだ
- 私には価値がない
- 理解できる自信がない
などと無意識に考えて、落ち込んだりする。後々考えれば「なぜこんなことに落ち込むのか」と思うものの、毎回そうなってしまう。
このように、自分の習慣づいた思考や価値観が反射的に反応する現象を「自動思考」と言います。
ここに歪みがあったり歪みが強すぎると、物事がうまくいきません。
認知の歪み=自動思考
タイトルにあるように、認知の歪みと自動思考は必ずイコールです。
たとえば、あなたが「私には価値がない」という思考習慣を持っていれば、何か指摘を受けたときに必ず自己否定するという自動思考になります。
あなたが「失敗してはいけない」という思考習慣を持っていると、何かに取り組まなければならないときに必ず自動思考で上がってくるので、行動ができなくなります。
あなたが「相手が配慮すべきだ」という思考習慣を持っていると、相手が配慮しないときに必ず自動思考となるので怒りが湧きます。
すべて自動で現れる思考なので、本人もこれに苦しんでいることが多くあります。
まとめ
- 認知の歪み=第三者に歪められたもの
- 自動思考=咄嗟に反応する思考習慣
- 認知の歪み=自動思考は常にセット
認知の歪みは、改善が可能です。でも、改善するためには、自分にどんな歪みがあるのかを知ることがとても重要です。
むしろ、歪みに気付いたら、半分は解決したようなもの。
改善するには、まず気付くことが第一歩。気付いたら半分は解決したも同然、あとの半分は巨人の肩に乗って改善する。この3ステップで改善します。
改善までには時間を要しますし、その間は何度も自動思考で上がってきます。でも、続けると必ず改善します。
この記事は、何度も何度も繰り返し読んで、理解を深めてください。
特に、完璧主義の人や0-100思考の人は、「すぐに改善しない=行動しない」という自動思考を持っているので、洗脳するように繰り返し読んでください。
ホステスの心得