成功したければ「自己肯定感が低い人」とは付き合うな
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
成功したい。夢を叶えたい。人より秀でたい。目標を達成したい。人生を変えたい。自分を変えたい。
そういった思いを持っているのであれば、交流する相手を選抜していかなければなりません。
「成功したければこういう人との付き合いをやめましょう」という例をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
にも書いたように、何から始めたら良いか・・・と悩むくらいなら、付き合う人を俯瞰したほうが良いです。
この記事の目次
どんな人でも自分は「平均以上」と思っている
「平均以上効果」という言葉をご存知でしょうか。心理学の言葉で「自分の力は平均以上だ!」と思う効果ですね。
- 実力がない人ほど、自分の力を過大評価する
- 実力がある人ほど、自分の力を適正に評価する
- 女性よりも男性のほうが自分の力を過大評価しやすい
ということが心理学の実験の結果でわかっています。あなたは傷つくかもしれませんが、
ということ(結果=あなたが望む・目標とする状態)です。
ホステスとして結果を出していない人は、どうしようもなく自己肯定感が低いのです。
『自己肯定感という言葉がホステス業とどう絡むのか?』がピンとこないホステスさんには、こう言い換えましょう。自己肯定感=個性です。
自己肯定感が高いということは、あなたの個性が活かされている状態を言います。
自己肯定感が低いということは、あなたの個性が生かされず、一般化された状態を言います。つまり『世間の普通』に押し込まれている状態です。
ホステスにとって、『普通(周りと同化してしまう)』であることは、マイナスでしかありません。
ところが本人は、自分が平均以上だと思っているのです。それを代表するのが「普通は〇〇する」というセリフ。
- 〇〇するのが普通でしょ
- 〇〇しないあなたはおかしい
- 普通は〇〇って思うよね
- 〇〇が常識でしょ
- 〇〇すべき
- 〇〇するのが当たり前
こういうセリフを使いながら、同じ価値観の人と群れて、違う価値観を排他的に扱います。でもご心配なく。それはあなただけのせいではありません。
所属欲求が悪さをする
人には『所属欲求』というものがあります。所属欲求とは、あるカテゴリに属したい欲求です。会社、お店、仲良しグループなどが当てはまります。
所属欲求そのものは、悪いものではありません。売れっ子ホステスも、売れっ子同士で集まって、価値観を共有することで自分を満たすことがあります。
ただ、自己肯定感が低いと、所属する人間関係(つかめるお客様も含め)やお店の質が悪くなるのです。
自分と同レベルのところにしか所属できないので、どうしても質が悪くなってしまうのですね。
また、同じように自己肯定感が低い人が集まっているので、影響を受けてさらに自己肯定感が下がってしまいます。
もしもあなたが「私は自己肯定感が低い」と思っているなら、悪いことは言いません。自分よりも自己肯定感が高い人とお付き合いをしてください。
自己肯定感が低い人たちと日常的に接していると、だれでも自己肯定感が下がっていきます。まずは「付き合う人」を精査することから始めましょう。
『付き合わないほうがいい人』を3パターンあげたので、ぜひ頭に入れておいてください。
売るものがない人
自己肯定感が低い人の特徴として、
- 自分のいいところが見つけられない(わからない)
- 自分の個性を良しとできない
- 自分に適したやり方がわからない
といったことが挙げられます。つまり、自分のセールスポイントがわからず、商品としてGOを出せず、売り方がわからない人です。
もし、あなたがその状態であれば、コンサルで解決できます。
ただし、お金を払ってコンサルを受けても、何の変化もしない人たちがいます。その特徴が当てはまる人とは、付き合ってはいけません。
代表的な、2つの特徴をご紹介しますね。
行動できない
自己肯定感が低いと、行動ができません。やる気がないわけではなく、やる気はあるのに行動できないのです。なぜなら、個性を発揮できないからです。
たとえば、働いているお店で、だれもお手紙営業などしていないとします。あなたは文章が得意だとしましょう。自己肯定感が高ければ、
となります。なぜなら、あなたは『文章が得意』だからです。自己肯定感が高ければ「得意な分野でがんばってみよう」と思えるからですね。
でも、自己肯定感が低いと、
となります。なぜなら、他人と違う行動を取るのが怖いからです。
自分の個性や得意分野を発揮することより、みんなと同じ行動を取れないほうが恐怖になるのですね。
『みんなと違うことをするのは怖い』という思考が根付いている人は、気持ちはあっても行動ができません。
こういう人と付き合っていると、あなたも『個性を出す=悪』と刷り込まれてしまい、行動できなくなる可能性大です。
よって、お付き合いはやめたほうがいいでしょう。
どうしても接点を持たざるを得ない場合は、できるだけ深入りせず、影響を受けない程度の距離感で付き合うようにしましょう。
自分にOKを出せない
自己肯定感が低いと、自分にOKを出せません。
- 〇〇できない私はダメだ
- 〇〇が分からない私はダメだ
- 〇〇と言われる私はダメだ
- 〇〇な私はダメだ
と、常に自己否定してしまいます。裏返せば『条件付きの肯定』ならできるということです。たとえば、
- お金を稼げている私は価値がある
- 人の役に立っている私は価値がある
- 人に褒められ認められる私は価値がある
- 成績のいい私は価値がある
もちろん、仕事ではこういったことが査定評価のひとつとして挙げられます。でも、人ひとりの存在価値は、査定とは違います。
お金を稼げなくても、成績が悪くても、人に褒められ認められなくても、あなたの価値は変わりません。
また、人は互いに影響し合って生きているので、だれの役にも立たない人なんて、この世には存在しないのです。
でも、「〇〇できない私はダメだ」という思考を持っている人は、自分の個性にOKを出せていないので、あなたの個性に対して攻撃や否定を仕掛けてきます。
この状態の人と付き合うと、あなたは成長の機会を失うことになります。
成長とは、自分の知らない世界を知ることです。それが失われると、あなたの自己肯定感も下がっていきます。ぜひ付き合いをやめましょう。
ノウハウで結果を出せると思い込んでいる人
本やセミナー、教材でノウハウなどを学んだところで、自己肯定感が低い人は何も結果が出ません。
『ノウハウ=何をすればいいか?』ですが、ノウハウだけで結果が出て人生が変わるなんて思っているとしたら、脳内お花畑もいいところです。
なぜなら、ノウハウがあっても『売る商品(いいところ・個性)がない』状態では、実践のしようがないからです。
ラクして稼ぎたい人
自己肯定感が低いと、
- やる気があっても行動ができない
- 周りと同じことしかできない
と、お話しました。それでも『自分は平均以上』と思っているので、大した実力もないのに自分を過大評価してしまいます。
という『謎の上から目線』も、まさにソレです。そして現状の【何もできない自分のまま】もっと稼げる仕事、もっと稼げるお店・・・と考え始めます。
必然的に、ストレスの多い環境に身を置くことになり、さらに不平不満が倍増し、己を振り返ることなく環境や周囲の人を恨みます。
こういう思考の人と付き合っていると、何か努力をしようとしたときに、必ず足を引っ張られることになります。
努力しない自分を正当化しようとするので、あなたを自分の位置まで引きずり降ろそうとしたり、努力しようとするあなたをバカにしたりするのです。
現実を見ない人たちなので、自分の個性も正当に評価できないのと同様に、他人のことも正当に評価できません。
常に損得勘定でマウント取りに忙しい人たちです。メンタルをやられるので、付き合うのはやめましょう。
まとめ
- 売るものがない人
- ノウハウで結果を出せると思い込んでいる人
- ラクして稼ぎたい人
あなたの周りにこういう人がいたら、できるだけ距離を置きましょう。可能であれば付き合いをやめてください。
悪影響を及ぼす人間との関わりを絶ったり、距離を置いたりするだけで、新しい風が入ってくるのですよね。
その風が心地好いものであるよう、やはり心を整えておかねばと思います。
稼ぐことが結果のすべてではありませんが、自己肯定感のレベルで人生が変わります。願わくば、あなたと私のご縁が心地よいものとなりますように。
ホステスの心得