色恋営業の「致命的マズさ」

色恋営業の「致命的マズさ」
ホステスの営業

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^

色恋、してますか?

色恋営業と擬似恋愛の区別もつかないクソホステスが売れるには」でもお伝えしたように、色恋営業はインスタントホステスを作るにおいて最適ですが、

  • その手法がビジネス的に大問題であること
  • 物理的にもマズさが証明されてしまっていること

この重大な課題を、水商売の人間は誰も知りません。

私はこのサイトで「色恋はホステス界の詐欺商法だ!」と言っています。

これは主観でも偏見でも何でもなく、残念ながら「根拠のある事実」です。

マーケティング理論から見る色恋営業

あなたは、感情マーケティングという言葉をご存知でしょうか。すでにこの手法も末期を迎えていますが未だにネット上では横行しています。

簡単に言うと、『感情を煽りに煽って購買意欲を高め、商品を売る』という販売手法です。

あなたも知らず知らずに様々な形でこの手法を目にし、下手をすれば信用または憧れてお金を払い、情報弱者であれば気付かず満足していることでしょう。

詳細や具体的な手法は後日に追記するとして。

巷では、「経営コンサルタントの神田昌典氏が日本に広めた」ということになっていますが、古くから日本に存在した手法です。

色恋営業の「致命的マズさ」

そう。

まさに、多くのホステスがやっている色恋営業が、感情マーケティングという販売手法です。

感情(エモーショナル)マーケティングとは何かをあくどい例で見てみる

先に断っておきますが、「感情マーケティングそのものが悪!」というわけではありません。

この手法にはこの手法のメリットがあって、きちんと理解して良心的に応用すれば集客にとても役立ちます。

もっとも分かりやすい例は、インスタやTwitterの投稿。たとえばこちら↓

Twitterお金あげますアカウントの目的

分かりやすい煽りですよねー(笑)これは詐欺師のリスト収集か、アカウント売買のフォロワー集めが目的。ここに感情マーケティングが応用されています。

フォロワーから直接お金を騙し取らない点においては、非常に良心的と言えますね。ホステスに置き換えると、裸の写真を送るなどでしょうかw

色恋営業が生み出すホステスの心理状態

感情マーケティングという手法には、問題点が3つあります。まず、「クレームや返金請求が増える」という問題。ホステスの場合だと、

  • お客様から理不尽なクレームを受ける
  • お客様から罵詈雑言を浴びせられる
  • お客様から「今まで使った金を返せ」と脅される

など、とにかくトラブルが増えます。次に、悪名が広がるという問題。

ホステスの場合は、「あいつはオレから金を騙し取った」「あいつは枕だ」など、事実にしろ虚偽にしろ、とにかくあちこちで悪い口コミをされます。

上記2つの現状にホステスは疲弊し、自分の仕事に後ろめたさや苦痛を感じ、心が病みます。

でも、ここまではメンタル的な問題なのであなたが我慢すればいいことですよね。

そして実際に多くのホステスが我慢してそれが自分の仕事だと信じて、その手法を続けているはずです。しかしながら、致命的なのは3つ目の問題です。

色恋営業の致命的マズさとは

最大の問題は『リピートしない』ということ。あなたも体感的に知っているはずだし、ここに悩んでいるはずです。

残念ながら、どれだけ悩んで努力しても感情マーケティング手法をとり続ける限り、リピートはしません。

なぜなら、感情マーケティングは『売り切り型』の手法だからです。

だからこそあなたは、日常的に感情を煽る連絡をして、日々ターゲットの感情を煽り続けなければならない。これが『マメに連絡しろ』の正体です。

その人が「もう行かない」となり、関係性が切れる日が来るのは、「交際申込を断ったから」などではなく「本当はほしくないものを買わされていた」と気付くからです。

まとめ

  • 感情を煽って売る手法
  • トラブル続きで精神が病む
  • 売切り型でリピートしない

誤解のないように改めて書いておきますが・・・感情マーケティングそのものは、悪ではありません。

使い方次第で効果のあるものです。優れたノウハウも「使う人間次第」ということ。ビジネスは無情なのですね(笑)

『色恋ホステス』と『色恋しないホステス』とでは、結果や評価が大きく異なります。

また、スキルやノウハウに頼りがちになると、どうしても色恋要素が増えます。それ以前に重要なことがあるので、ぜひそのステップを踏んでください。

 

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ホステス専門アドバイザー秋好玲那(管理人)

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ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、コンサル歴14年目に突入。家庭には恵まれませんでしたが、社会に出てたくさんの人に恵...

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