顔が可愛くてもセールス力がなければホステスは売れません

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
以前、『【圧巻】スーパー営業マンの心得』という記事でも書いたのですが、売る力があるからといって、
- 誰もほしくないものを売る
- 潜在的な最大売上高を超えて売る
- 顧客に必要のないものを売る
- まったく内容のない価値のないものを売る
ということをしてはいけません。なぜなら、悪評が広まってしまうからです。
よく、情報起業家やセミナー講師がネット上で叩かれていますが、まさに上記の売り方が原因ですね。
だからこそ、商品力は重要なのですが、今回はその『商品力』について。大半のホステスが陥りやすい点なので、しっかり読んで考えてください。

この記事の目次
大半のホステスが陥る間違った努力&無駄な努力
「商品力を上げる」となったとき、1つの問題が生じます。大半のホステスは、ここで間違った努力や、無駄な努力をしているのです。
たとえば、私と競合のコンサルやコーチ、カウンセラーなどは、商品力を上げるためにさまざまなセミナーに行き、資格取得に時間とお金を費やします。
カウンセラー養成講座とか、NLP関係の資格とか、中小企業診断士とか。
でも、残念ながら、いくらそこにお金と時間を費やしても、食えるようにはなりません。
私は、コンサル系の資格なんて何ひとつ持っていませんし、心理学系の資格も何ひとつアピールしていません。
でも、それらを持ってアピールしている人達の多くに比べれば、10倍ほどの収入を得ています。
しかも顔も出さず、一歩も外に出ず、妙な組織に縛られることもなく。それは、私が「間違った努力」や「無駄な努力」を一切排除しているからです。
真面目なホステスほど注意すべき落とし穴
話をホステスに戻します。

私は、よくこの質問を受けます。でも、この質問の裏には『大きな落とし穴』があります。この落とし穴はなかなか厄介です。
そもそも、この質問に至るまでの経緯として、3つのポイントがあります。
- 手あたり次第闇雲にがんばってみる
- でもうまくいかない
- やっと「どうしたら売れるのか」と考え始める
つまり、ここでやっと『お客様』のことを考え始めるのですね。しかも、これを繰り返すんです、何度も。
これがまさに「落とし穴」ですね。失敗パターンが習慣化していくのです。このパターンを抜け出すには、発想の転換が必要になります。
「どうしたら私が売れるか」ではなく、「どうしたらお客様が買いたくなるか」が重要です。
相手を動かすための小手先で何とかしようとしているうちは、スタートにも立っていません。
相手を動かすには、自分が変わるしかないのです。なぜなら、ホステスはあなた自身が商品だから。
売れない商品であるなら、改良する。これは、どの業界でも不変の法則です。
商品力を上げられるのは「売る力」を持った人間だけ
商品力は、大事です。なぜなら、価値のないものを高額で売るのは、詐欺だからです。
この『商品力』とは、ホステスで言えば、外見と中身です。でも、闇雲に商品力を改善しようとすると、必ず失敗します。
『何が売れるのか』も分からないまま商品力改善に着手すると、顧客が求めていない部分を改善してしまうからです。
その結果、迷走して整形に走ったり、小手先のノウハウに飛びついたりします。
商品力を上げるため、顧客のためと本人は言っていますが、多くの時間とお金を無駄にするだけです。
まあ、本人のお金と時間なので、何に使おうと自由ですが、これだけは断言しておきます。
売る力がない人に、売れる商品は作れないし、売れるように改善することはできません。
商品力を高めることができるのは、売る力を持った人間だけです。
商品力は確かに大事、でもそもそもの土台も重要
繰り返しますが、売れるように商品力を高めることができるのは、売る力がある人だけです。コンサルの手腕は、ここにあります。
売る力のない素人がどんなに頭をひねろうと、そこに到達することはできません。
売れない商品を売ろうとしても、間違いなく売れないし、売れたらただの詐欺です。
仮に売れたとしても、リピート購入が起きないので、相当な苦労を強いられるでしょう。何より、商品力を上げることも大事ですが、
- どんな商品を扱うのか
- どのジャンルでビジネスをするのか
ここが、そもそも重要です。ジャンルや商品選びを間違えたが故に、「売上がまったく上がらない!」となることもあります。
たとえば、キャバクラのやり方をクラブで貫いても売れないし、その逆もまた然りです。
ジャンルや商品を間違えていたら、どんなに改善に時間とお金を費やしても、売上は絶対に上がりません。
まとめ
- 資格取得や勉強だけでは商品力は上がらない
- 売る力のない人間に商品力改善はできない
- 商品力以前に商品自体やジャンルが適してなければ売れない
この間違いは、一見同業に見えるジャンルでも起きます。たとえば心理学ジャンルで起業といってもさまざまな商品があります。
コーチング、カウンセリング、各種セラピー、スポーツトレーナー、講師業、心理学情報商材、啓蒙活動家、自助グループ運営、などなど。
また心理学にもジャンルがあり、それぞれ潜在的最大売上高が異なります。
臨床心理学は売上高の高い分野ですが、犯罪心理学の売上高はグッと下がります。
このように、「どのジャンルでどんな商品を扱うか?」がまず重要で、商品力はその後なのです。
ちなみに「マーケティング力があれば売れる」と言っているコンサルタントもいますが、あれもウソです。
セールス力がないと売れませんので、ご注意ください。
ホステスの心得