【ホステス必見】お客様への連絡頻度はどれくらい?
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
お客様と連絡先を交換し、
お礼の連絡をした後は
月一のお伺い連絡だけで
いいのでしょうか。現在は、情報集めを兼ねて
1週間に1回程度の
連絡をしています。それくらいの頻度で
連絡をしないと
なかなか来店に繋がりません。正直、週1の連絡も
数人ならこなせても
数十人だとしんどいです。どちらにしろ接客レベルを
上げなければいけないことは
明白ですが、玲那さんは
どう思いますか?
ご質問ありがとうございます^^
今回は、
- 月一のお伺いの連絡だけでもいいのか
- 『連絡頻度』の基本的な考え方
- 長期的に見たときの『理想の連絡頻度』
この3点について、
掘り下げてみたいと思います。
この記事の目次
月一のお伺いの連絡だけでもいいのか
お礼メールをしたあとは
月に1回の連絡でいいのか
こちらの質問に対しては、
「YES」でもあり、
「NO」でもあります。
なぜかというと、お伺いの連絡と
営業の連絡は、別物だからです。
お伺いの連絡とは
お伺いの連絡とは、お客様があなたの
ことを忘れないように行うものです。
「どうしていますか?」とお客様に
尋ねて情報収集をする目的ではなく、
「私のことを覚えてくれていますか?」
というお伺いを立てるのが、
『お伺いの連絡』です。
お伺いメールを端的に言うと、
CMです。
『商品アピールをする=お伺いの連絡』
だと思っておくといいでしょう。
そこで、TVのCMを
思い浮かべてみてください。
商品のメリットや特徴を伝えて、
消費者にアピールしていますよね。
多くの人は、企業が行うCM活動を理解
していて、CMが流れること自体に
ストレスを感じることはありません。
でも、頻繁に同じCMが流れるとしたら
どうでしょうか。
妙に悪目立ちして、「またかよ・・・」
みたいな心境になりますよね。
ホステスも同じで、CMであるお伺いの
連絡頻度が高いと、悪目立ちして、
「ああ、あのうざい子ね」
といった形で覚えられてしまいます。
『商品アピールをする=お伺いの連絡』
なので、頻繁にメールを送ると、
せっかくの努力が逆効果を
生んでしまうのです。
だから『お伺いの連絡』は
月に1回でOKです。
営業の連絡とは
営業の連絡の目的は
「来店につなげるため」です。
質問者様は、
週に1回連絡しないと
なかなか来店に繋がらない
とおっしゃっています。
だったら、週に1回連絡するのが
ベターです。
それで来店につながるなら、
ぜひとも週1で連絡してください。
ただ、質問者様もおっしゃって
いるように、連絡をする相手が数人の
うちはいいけれど、数十人になると
手一杯になるでしょう。
ナンバー入りや稼ぐことを
視野に入れるなら、連絡する相手は
数百人になります。
正直、がんばれば、
不可能な数ではありません。
500人の顧客がいたとしても、
1日16人に連絡をすればいいので、
やろうと思えばできます。
『送るだけ』なら。
全員が返信をくれた場合、
それだけで1日に32通のやり取りが
起きてしまいます。
それに対してまた返信があると、
1日に64通、さらに返信があると・・・
と、ネズミ算式に増えていき、
地獄絵図になります。
2分に1回返信しても、
5時間かかります。
これは、
ぜひとも避けたい!!
ヒィー!(>ω<ノ)ノ
・・・ということで、
基本的な考え方を身につけましょう。
『連絡頻度』の基本的な考え方
大雑把に言ってしまえば、
『連絡頻度はお客様によって変わる』
ということになるのですが、ある程度は
ホステス側でコントロールしないと、
振り回されてしまいますよね。
今回の質問者様は、
- 週に1回連絡をしている
- その際に、情報収集をしている
- 接客スキルを上げる必要性を理解している
という状態なので、
これをベースに考えると、
「出会った日から、1~2ヶ月を目安に
少しずつ連絡頻度を下げる」
を基本として考えるといいでしょう。
たとえば、Aさんというお客様と
今日初めて出会い、
連絡先を交換したとします。
そうしたら、最初の1~2ヶ月は、
1週間に1回の頻度で連絡をします。
3ヶ月目から10日に1回、
4ヶ月目からは15日に1回、
という具合に、すこ~しずつ頻度を
下げていくのです。
そうすれば、半年くらい経ったころには
来店しない方々への連絡頻度は
月1回になっていきます。
月1回まで下がったら、お伺いの連絡に
切り替えればいいのです。
逆に、来店してくださるお客様なら、
必然的に週1回、またはそれ以上の
連絡頻度になるはずです。
このサイクルを基本としていれば、
顧客リストが何百人になっても、
連絡が苦にならない状態になります。
長期的に見たときの『理想の連絡頻度』
「ちょっとわかりづらいぞ・・・」
という方のために、もう少し作業的な
面での説明をしますね。
まず、
- お伺い(CM)の連絡をする人/お伺いリスト
- 営業(来店目的)の連絡をする人/営業リスト
この2つのリストを作ります。
今日連絡先を交換したお客様Aさんは、
2の「営業リスト」に入ります。
営業リストに入っているうちは、
数日~15日を目安に連絡をします。
頻繁に連絡をする期間は、
長くて半年が目安です。
それでも来店がない、
またはレスポンスがない場合、
連絡頻度を月に1回に落とします。
ここでAさんは
「お伺いリスト」へ移行します。
お伺いリストに入ったら、レスポンスや
来店がない限りずっと、月に1回の
お伺い連絡をするのみ、です。
こうして分類していくことで、日々の
連絡作業を軽減していきましょう。
理想的な連絡頻度とは
先にも書いたとおり、営業する相手が
増えれば増えるほど、ネズミ算式に
営業活動が地獄絵図になっていきます。
となると、
『実際に「営業リスト」に入るのは
どれくらいの人数なのか?』
ここが気になるところ、ですよね。
私の経験上、
『最大でも、顧客母体数の25%未満』
が営業リストに入ります。
つまり、連絡先を知っている顧客全体の
25%が『頻度高く連絡する人』です。
100人の連絡先を知っていたら、
半年後も頻繁に連絡を取り合うのは、
たったの25人くらい。
それ以外は、自然と月に1回程度に
なっていきます。
この割合が、理想的な連絡頻度です。
【注意!】25人しか来店しませんよ!
「なあんだ、よかった、
25人くらいならできそう!」
・・・と、ホッとしている場合では
ありません。裏を返せば、
『100人の連絡先を知っていても、
半年間に来店するのはたった25人』
ということでもあるのです。
だから、日々連絡先を交換して、
母体数を増やしていくことが
重要になります。
もちろん、接客や営業のスキルが
上がっていけば、この割合を
変えていくことができます。
ですが、最初のうちはスキルが
追いつかないので、母体数を増やす
努力をしましょう。
『1日あたり、最低でも
1件の連絡先を入手する』
これを目標にしてください。
まとめ
連絡頻度についてまとめると、
- お伺い連絡は月に1回でOK
- 営業連絡は数日~15日サイクル
- 母体数を増やしながら上記を維持する
ということになります。
接客面のスキルアップについては、
を、ぜひ読んでください。
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