コミュニケーションの練習は「人を見極めるフレーム」から
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
さて、今日は「コミュニケーションの練習」を軸にお話をしようと思っています。
が、細かいテクニックやノウハウやをダラダラ羅列しても覚えられないし・・・ということで(笑)
- 今日初めて会ったお客様
- 面接
- LINEのやり取り
など、あらゆる場面で今日から万能に使えるくらい簡単な、『コミュニケーションのフレーム』をひとつお伝えしたいと思います。
コミュニケーションスキルと、会話スキル、対人スキルの区別がつかないホステスさんは、
から読んでくださいね。
人を見極める能力=コミュニケーションスキル
あなたは、人を見極める際に、相手の何を見ていますか?「何を言うか?」ですか?相手の行動ですか?職業ジャンルや役職などですか?
よほどのお花畑か、思考停止人間でない限り、顔のつくりや服装などで人となりを見極めたりはしないでしょう。
恋愛で想像されると困るので、条件をもう少し絞ります。
あなたが経営者として誰かを雇うとしたら、どこで判断しますか?
何をどれだけできるか、どれくらい売上を出せるか、といった能力面で採用不採用を決めますか?
能力主義の印象が色濃いアメリカでも、
能力主義の印象が色濃いアメリカでも
『成功したければ、能力以外の部分を重視して人材採用すること』
が推進されています。そのためには、「能力以外の部分を見て人を見極める」という能力が必要になりますよね。
つまり、人を見極めるには、見極めるためのコミュニケーション法が必須になります。
人を見る目がないということは、人を見るためのコミュニケーションが身についていない、ということです。
人を見極めるためのコミュニケーションフレーム
『コミュ力を上げたい人に必須の条件』にも書いた通りコミュ力を上げるには、好奇心が必須です。
この『好奇心』は、コミュニケーションの場においてはかなり重要です。人を見極めるにもこの『好奇心』を軸にしたフレームを使うからです。
具体的には、以下のようなセリフ。
- 何を?
- どうして?
- なぜ?
- 具体的には?
- 他には?
まずは、このフレームを自然に使いこなし、相手から話を引き出せるようになることが重要です。
コミュニケーションの練習はフレームで行うと良い
「こういうときに何と言えばいいか?」
「こういうときにどう切り返すか?」
という、細切れのテクニックを覚えるよりも、コミュニケーションの練習はすべて、フレームでやっていくといいです。
細切れのテクニックは応用が利きませんが、フレームは多様に応用できる上に、意外とシンプルなので、覚えやすいからです。
- 何を?
- どうして?
- なぜ?
- 具体的には?
- 他には?
このフレームも、単純ながら効果絶大です。
慣れないうちは、詰問しているような感覚であなたのほうが戸惑うかもしれませんね。でも、大半は大丈夫です。多くの人は自分のことを語るのが好きなので。
そして、このフレームのメリットは、単純ながら相手の考え方や生き方、思いや信念、価値観など大切なことが自然と伝わってくることです。
詰問にならないようにするには、相手と同じテンションでいること。
笑顔で話しているなら笑顔で問いかけ、真剣な話なら真剣に問いかけ、落ち込んでいるなら控えめに問いかける。
相手の声のトーンや話すスピード、表情を意識して観察し、相手と合わせると良いでしょう。
まとめ
コミュニケーション能力を高めるには、
- 人を見極めるには好奇心が重要
- 人を見極めるフレームを覚える
- 練習はフレーム単位で行う
この3つを意識しましょう。
たとえば、誰かに「明日予定ある?」と尋ねられたら、「どうして?」と反射的に聞き返せるくらい、使いこなせるようになりましょう。
「空いてます」と答えるよりも、色恋のお誘いをかわせる確率が高くなります。仮に「デートしない?」と言われたら、「予定がある」と答えられますよね。
この時点で「色恋目的の人かな」と予測が立てられるようになるので、まずは、
『どうしてこの人は「明日予定ある?」と聞いてきたのかな?』
という点に、好奇心を持てるようになりましょう。