信頼関係とは何か、良いお客様とは何か
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
この記事は、『【ホステス必見】お客様への連絡頻度はどれくらい?』の続編です。
ご回答ありがとうございます。
たしかに、売れたら1つの席に着く時間は短くなりますね。連絡も週1では、送る人数が増えるほどきつくなっていくのも予想できます。
そこで、ご回答を読んで、また疑問に思ったことがあります。
信頼関係って、お店の中だけでなく月1のお伺い連絡でどうやって築いていったらいいのでしょうか。目に見えないものだからこそ不安です。
私としては、頻度は低くしたいです。 ターゲットも考え直します。
が、自分のお店にも玲那さんの現役時代のころのようなお客様はいるのだろうか、ととても不安です。
ご質問ありがとうございます。
『何度発信するか』も大事ですが、『何を発信するか』のほうが、信頼関係では大事じゃないかな、と私は思うので『数より質』を推進してます。
毎日連絡があっても信頼できない人はできないし、年に1回の連絡でも信頼できる人はできますし。
お店や顧客層については、詳細を聞かないと何とも言えないですが、お客様も人ですからね。相手によって態度も接し方も変わるので。
よそで触りまくって口説きまくってても、私のお店では紳士的という方もいるし、そこはホステス次第ですね。
目に見えるものなんか、一番信用ならないですよ。言葉もいくらだってウソを書けるし、態度もいくらでも偽れる。
目に見えないものを生業としてる身で、目に見えるものしか信じられないでいると、この仕事はしんどいですよ。
この記事の目次
「何度発信するか」で誰かを信頼できる?
とえば、私は毎日発信をしていますが、その「頻度」で私を信頼するでしょうか。
1日5回、Twitterでつぶやけば、信頼できる?毎日ブログ更新すれば、信頼できる?
だとしたら、質問者様がお金を払って私のサービスを受けない理由は、『私の発信頻度が足りないから』ということになりますが、本当ですか?
じゃあ仮に、1時間に1回ブログ更新して、数分おきにTwitterでつぶやいて、公式LINEもガンガン流していたら、
ってなります?ならないと思うんですよね。
「お金を払う」と決めるときは頻度ではなく感情
質問者様が私のサービスを受けない理由は
私の発信頻度ではないですよね。
- お金を払うに値しないと思う
- お金を払ってまで学びたい、稼ぎたい、変わりたいとは思ってない
- お金を払ったら何が得られるのか分からない
- コンサルを受けるお金がない
- 申し込むのがめんどくさい
など、質問者様にとって価値(必要)がないと判断しているからじゃないですか?
もし、私が質問者様に買ってほしければ、こうした気持ちを変えられるよう、私自身が努力する以外に方法はないと私は思うのですが、違うでしょうか。
そして、提供者側の私から見ると、
- 価値ある情報を提供できていない
- コンサル申込ページがわかりづらい
- 文章が伝わりづらい
- 私のターゲット外
など、見直す点が出てきます。こうした改善点を修正して発信していかない限り、売上は変わらないと思うのです(むしろ、下がるかも)。
信頼関係とは何か、良いお客様とは何か
質問者様の『信頼関係』って何でしょうか。質問者様の『良いお客様』って何でしょう。重要課題なので、掘り下げたいと思います。
お客様とホステスの信頼関係とは
私にとって信頼関係とは、
- 心を開ける関係
- 語らずとも察することができる関係
だと思っていて、今もだれかと関係性を築くときには、これをゴールとしています。
なぜここを目指すかというと、ここが人間関係とコミュニケーションの最骨頂だからです。
そのためには、私が相手を知ると同時に、あらゆる方法で『私という商品』を知っていただく必要があります。
人が一番不安や居心地の悪さを感じるのは『分からないこと(もの)』だからです。
どれだけ短時間で不安や居心地の悪さを解消できるかが、最初の接客で問われることだと思います。
ここで失敗すれば、どの商売であってもリピーターにすることは困難ですよね。
つまり、信用できるかどうかは、最初の時点である程度決まってしまうということです。
「良いお客様」とは何か
質問者様の勤めるお店に、良客がいるかどうかはわかりません。
ただ、言えることは、私も最初から良客に恵まれたわけではないし、良客揃いのお店だったわけではないということ。
良客ばかりになったのは、お店の客層が良かったからではないし、私のお店では良客なお客様が、他店では結構ヤンチャに飲まれていることも知ってます。
つまり、良客に囲まれるかどうかは、自分次第ということです。
お客様は、お店やホステスによって、飲み方も振舞いも、同席者も変えるもの。どの顔を見せていただけるかは、ホステス側の手腕次第なのですよ。
「良いお客様がいない」のではなく、『良い面を見せてもらえない自分に問題がある』と認識したほうが、改善しやすくなります。
ホステスの心得