頭が悪いホステスとお金払って会話する必要ある?

頭が悪いホステスとお金払って会話する必要ある?
ホステスの会話

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^

コンサルをしていて残念な気分になる質問があって、そのひとつが「何を話せばお客様は楽しむのか」ということ。

ああまた出た、もういっそ噺家にでもなればいいのに・・・

と思ってしまうわけですが、せめて以下の記事を何十回も読んだ上で、再度相談していただければと思います。

今日はそういう小手先の話ではなく、もっと根本的な話をしようと思います。

以下記事を読んだ上でお読みいただくと、この記事の重要性をより深めていただけると思います。

頭の悪いホステスに、良客はつかめません。

頭の悪いホステスに、良客はつかめません。なぜなら、会話コミュニケーションも、立派なコストだからです。ここで言う「頭の悪さ」とは、

  • 理解力がない
  • 論理解凍できない
  • 感情論でしか話せない

ここで言う「良客」とは、

  • 仕事ができて実績のある人
  • 意識が高く勉強熱心で視野の広い人
  • ホステスを1人として、または1人の扱ってくれる人

と定義しておきます。

詳細な説明が必要=コミュニケーションコストになる

頭のいい人は、要約力や解凍力に優れていて、

 

玲那
玲那
AがFになったよ

 

と言っても、間を解凍して話を理解してくれます。が、頭の悪い人はこれができないので、

 

玲那
玲那
AがBになって、BがCになって、CがDになって、DがEになって、EがFになったよ

 

と、噛み砕かないと理解できません。

このため、頭の良い人は、1分で終わる話を5分も10分もかけて説明しないといけないので、ストレスになります。下手をすると頭の悪い人は途中で、

 

DがEになったのはいつですか?

 

という、いまどうでもいいことをブッ込んだり、自分がどうでもいいことをブッ込んだせいで、

 

玲那
玲那
AがBになって、BがCになって、CがDになって、DがEになって・・・

 

までの話をきれいに忘れて混乱するので、また最初からやり直しになるわけです。逆に頭の悪い人の、

 

AがBになって、BがCになって、CがDになって、DがEになって、EがFになったよ

 

という話し方は、頭のいい人にとって、拷問のようなストレスになります。

1分で終わる話を、10分も20分もかけて聴き続けなければならず、その間はずっと忍耐を強いられるからです。しかも途中で、

 

AがBになって、BがCになって、CがDになって、あ、Zもあるんですけど、まあいまZは関係ないんですけど、途中でMが出てきて・・・

 

と寄り道したり、話が別の方向へ進んだりするので、もはや苦行です。

コミュニケーションコスト=居心地の悪さ

何が言いたいかと言うと。こういう会話は良客にとって、非常に居心地が悪いのです。

時間や人生や命を消耗しているかのような感覚になり、ちっとも楽しくない。このコミュニケーションコストを数値化すると、

  • 0円の商品を1千万円で買わされる
  • 飛行機で2時間半の距離を車で16時間かけて移動する

というくらい、ストレスなわけです。このストレスを与えられた良客は、

  1. あえて外しはしないが自らは呼ばない
  2. 席から外す(NGを出す)
  3. お店に行かない

相手が代わってクソ客的要素をかね合わせた場合だと、

  1. コストを別の形で(要するに色恋)回収しようとする
  2. 悪評を振りまく
  3. いざとなると罵詈雑言

このどれかを選択します。これがどういうことか、分かりますよね。

小手先には限界があると分からない頭の悪さ

これが、いつも私が言っている「小手先の『何を話せばいいか』だけ考えても無意味」ということです。

小手先ばかり教わっても、頭の悪さは変わらないので、臨機応変に使いこなせない。

また、世間で言う「バカになれるホステスは売れるけど、本物のバカは売れない」というのも、こういうことです。

本物のバカは、相手にコミュニケーションコストをかけることを当たり前に思っているので、売れません。

頭の悪い人ほど、小手先のことに執着し勉強を嫌がるので、持っている少数の知識と凝り固まった価値観をフル活用したとしても、絶望的に話がつまらないです。

その状態で「何を話せば喜ばれるか」と考えたところで、大した話はできませんし、大した価値も提供できないでしょう。

ちなみに「IQが20違うと会話が成り立たない」というのも有名な話ですね。つまり会話とは、小手先のテクニックでは限界があるということ。

それが通じるのは、せいぜい最初の数回程度、リピーターにするには絶望的に脆弱です。

そこに「自己肯定感が低い」までつくと、良客のほうが圧倒的に優れているという当たり前の前提すら素直に受け入れられず、自己否定か被害者意識の材料として吸収されていくだけですね。

頭の悪さやコミュニケーションコストは思考でカバーできる

本気で良客をつかむ会話を習得したいなら、小手先のことではなく、思考や価値観も一緒に書き換えていかないと無理ということですね。

どうしても変わりたくなかったら、「自分のレベルと合ったお客様しかつかない」という現実を受け入れてくれればいいのですよ。

無理して変わる必要はありませんし、無理しても続きませんので。

お客様にお金を払っていただいた上に、コミュニケーションコストまでかけながら、何の努力もせずに稼ぎたい、という思考をやめていただければ十分です。

「頭はいいのに会話がうまくいかない」というホステスさんも、本質の問題は同じ。

知識があるだけで、思考や価値観には歪みがあるので、やはり書き換えが必要です。

変わりたい方は、思考と価値観の向上を目指して、改善に取り組まれることをお勧めします。

まとめ

  • 良客は頭の良い会話を好む
  • 頭の悪いホステスの会話は負担
  • 思考と価値観の改善向上必須

ちなみに、ホステスを引退した後も何かしらビジネスをしたい人、稼ぎたい人も同様です。

頭の悪い人、思考停止している人に、ビジネスはできません。自分の改善点を受け入れられない人も、ビジネスはできません。

 

ホステスの心得

 

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ホステス専門アドバイザー秋好玲那(管理人)

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ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、コンサル歴15年目に突入。家庭には恵まれませんでしたが、社会に出てたくさんの人に恵...

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