Q.メールやLINEしても来店してくれない。どうしたらいい?

こんにちは。ホステス専門アドバイザー秋好玲那です。→目次はこちら^^
「メールとかLINEしても、来店してくれないんですよー。どうしたらいいですかねー」
耳にタコができるほど聞く、というくらい、多くのホステスさんが悩んでいることです。
これに悩んでいる人は、根本的なことを分かっていません。
メールやLINEをして来店に繋がるお客様とは
メールやLINE1通で来店させることの難しさ
そもそも、メールやLINE1通で来店させるって、そーーーーとーーーーーむずかしいです。
『いかにむずかしいことをやっているか』ということを、理解してない。どれくらいむずかしいかというと、

というくらい、むずかしい。なのに、
- ラクだから
- 電話が苦手だから
- なんとなく
とかいう曖昧な理由だけで、そんなむずかしいツールひとつに頼ってるわけですよね。
しかも、何の勉強もせずに。
来店させられると思っている。
文章でお金を使わせることの難しさを他業種で考える
今の私がまさに、この「活字のみで集客」をしている状態。いわゆる『ブログ起業』とか『ネット起業』と言われるジャンルです。
この業界でむずかしさを表すなら、
- 活字で集客するために、月に何万~何百万ものお金をつぎ込んで勉強
- 活字で集客するために、毎日毎日1万文字以上の文章を書く
- コンサルなどにビシバシ指摘されてヒーヒー言いながら試行錯誤の日々
もちろん、これ以外にも撮影したり、人脈を広げるためにあちこち行ったり、時間とお金を膨大に費やす。
これだけのことをやって、大半の人が稼げないっていう世界です。それを、
- 一銭も使わず
- ストレスなく
- お手軽に数分で
- 誰かにチェックしてもらうこともなく(だからといって自己分析と改善を繰り返せるほどの能力も発想もない)
- 気が向いたときや困ったときだけ
- たかが数文字の1通を送る
- もちろん他のホステスのことは頭にない(仮にあったとしてもせいぜいお店で一緒に働いてる気になるライバルのことくらい)
これだけでクレイジーな金額を払ってもらえると思っているんですよね。
じゃなかったら「来てくれない」なんて、被害者意識が甚だしい言い方にならないですからね。
来てくれる前提、なんですよね、すごくないですか?思考がおこがましすぎて、売れっ子ホステスのほうが、毎回感心させられます。
メールやLINEを送っても来店しない理由
これって私が、


ってコンサルに相談するってことですよね。こんなこと、わざわざお金払って相談しなくても、答えは明確ですよ。
有料のハードルを越えるほどのメリットがない。
たとえば、私で言えば、
- カード持ってない。でも作ってまで申し込むメリットを感じない
- カード持ってるけど、手間かけて申し込むほどメリットを感じてない
- 申し込み方が分からない。でも調べたり問い合わせたりしてまで申し込むメリットを感じない
- 申し込み方は分かるけど、手間かけてまで申し込むほどメリットを感じてない
- お金がない。でも何とかしようと思うほどメリットを感じない
- お金はあるけど払うメリットを感じない
これだけのことですよ。
ハードルを越えるメリットを感じてない人に「申し込んでくれない!」と傷付いたり、腹を立てたりしたところで、何も変わらないですよ。
メリットを見せられてないんだし、見せてもメリットに感じるハードルが高い人もいるだろうし、そもそもそこまで売れたいとか、何か得たいとか思ってないかもしれないし。
そこをどうにかしたいなら、私が必死に考えて試行錯誤して、お金と時間と労力かけて、何とかするしかないでしょ?
会話が苦手なホステスさんにメール集客はかなり困難
- トークが苦手
- 発信が苦手
- 感情表現がヘタでうまく伝えられない
ここに悩んでいるホステスさんは、まず活字集客は無理です。
電話や対面のように、あなたが言語化できないことを言葉以上に伝えてくれるツールじゃないと厳しい。
あなた自身が「発信」を苦手としている以上、そしてそこをどうにかしようとしない以上、言葉にしか頼れないツールはむずかしいです。
また、人の気持ちを察するのが苦手というホステスさん。あなたも厳しいです。
活字は、読む人の読解力や非言語を汲み取る力、読む瞬間の精神状態が絡みます。
目の前で話しているときに察することができないホステスさんが、離れた場所で顔も状況も分からない状態の相手を察することはほぼできない。
人の気持ちに疎いとなると、当然「ちょっとした言葉のチョイスミス」が生じます。
あなたが意図しない方向へ捻じ曲がることもあることすら、自覚がないのではないでしょうか。
会話が苦手なホステスさんのメールやLINE文章あるある
また、ここに悩んでる人は、
- 内容が悪い(テーマはいいのに)
- 構成と文章リズムが悪い
- 言葉や表現、敬語の使い方が悪い
- タイミングが悪い
の四拍子がそろってます。人の心を動かすには、言葉の表現だけでなく、構成やリズムも大事なのです。
きちんと作りこんで、きちんと情報を積み上げて、文章スキルと表現スキルを養うことが必須なのです。
「今日これ食べた♪」で来店させられるホステス
こんな話をすると、

と言うホステスさんがいます。
と言うホステスさんがいます。その子は「メールで呼べてるわけじゃない」んですよね。
別の魅力があって、そこに惹かれた人達が「メールをきっかけに来店する」だけです。
メールやLINEで来店させたいなら
本当にメールで来店させたいなら、
- 自分のメール文章を他人に添削してもらう
- 改善点を指摘してもらい、アドバイスを受ける
- アドバイスに従って改善する
- 必要な勉強とトレーニングをする(ひとつせいぜい5分程度)
- トレーニング結果をフィードバックし、方向性や理解のゆがみを修正する
- お客様に出す文章を作る
- 実際にお客様に出して反応を分析し、足りないものを補う
これを数こなしていけば、イヤでもうまくなります。
コンサルでもだいたい同じことをしますが、唯一違う点としては、私自身+他のホステスさんの成功雛形が土台になること。
実際にお金を生んだ構成、表現を使ってやるので、ちゃんとやれば効果は確実ですね。
レスポンス率も格段に変わるし、返事はないけどいきなり来店!ということもあります。
まとめ
自分自身でこれをやる場合は、かなり客観的&論理的に、ビジネス視点でやる必要があります。
他人に見てもらう場合にも、ターゲットが違ったりキャラが異なったりするだけで、効果のないものになってしまいますね。
いずれにしても、フラットに客観視点で分析できることを重視しながら、数こなして練習してください。

それをパクるだけでなく、きちんと分析して、どんなメールでも書けるようスキルにしてくださいね。


ホステスの心得