対人関係の悩みをクリアにしてくれるプログラム

対人関係の悩みをクリアにしてくれるプログラム
ホステスの心理学

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^

本記事では、対人関係の悩みをクリアにしてくれるプログラムをひとつご紹介します。

人間関係がうまく築けないと、ビジネスで結果を出すことができません。何をビジネスとしていようとも、たとえビジネスをしていなくても、人間関係にトラブルを抱えがちな人は、得たい結果を得ることが難しくなります。

対人関係のトラブルやストレスは、あなたの自己肯定感だけでなく、相手の自己肯定感も複雑に絡んできます。そのため必要以上に悩んでしまったり、ストレスを抱えがちになり、一層自己肯定感が下がるという悪循環に陥ります。

これらはあなたの性格が悪いとか、あなたに対人スキルがないとかいう話ではありません。あなた、または相手の「境界」があやふやになっていることで起こります。

対人関係での問題は大半が「自分自身が引き起こしていること」です。

対人関係が苦手な人はビジネスで結果を出せない?

最初にお伝えしておきたい重要な点は、対人関係が苦手か得意かということはあまり関係ないということです。

仮にあなたが内向的で人間関係を積極的に作れないタイプだったとしても、軽度の発達障害などで人間関係の構築に難を感じている人であっても、それは構わないのです。

事実、私自身も仕事以外では積極的に人と交わるタイプではないし、外交的か内向的かと言われたら確実に内向的です。来る者拒まず去る者追わず精神なので、能動的に誰とでも社交する性格でもありません。問題は、

  • 対人関係でトラブルが多い
  • 対人関係が原因で仕事が続かない(続けられない)
  • 対人関係が原因で行動が取れない

といったことです。

たとえばあなたが「周りの顔色ばかりうかがって畏縮してしまう」とか「相手が(自分を)どう思っているか気になって意見を言えない」とか「自分さえ我慢すれば・・・」といった考えを持っていると、物事がうまくいかないのです。

また、何かあると「あの人が悪い」「お店が悪い」「環境が悪い」「条件が悪い」と全部周囲の人や環境のせいにする人も、うまくいきません。もちろんそれが原因であることもありますが、何もかもその調子ではうまくいきません。

こうした問題はすべて、自分の中から生み出されているものです。それが対人関係に影響しているので、ここを改善すると、全部とは言いませんが8割がたの悩みはクリアになります。まずはここから始めましょう。

「境界」ってなに?

「境界」とは、自分と他人を区別するラインのことです。

目に見える物体で例えるなら、隣の家と自分の家の間にある「壁」みたいなものですね。壁があることでここからこっちは私の家、ここからあっちは他人の家、という区別がつけられます。

バウンダリーとは「境界線を引く」という意味です。境界=壁であるなら、バウンダリー=壁を作るとなります。

たとえば、避難所のように大勢の他人が一挙に同じ建物を利用する場合に、パーテーションなどで区切り、プライバシーを保護しますよね。こうすることで過酷な環境の中にも僅かな安全を保持することができます。

このパーテーションで区切る作業をバウンダリーと呼ぶのです。

「境界」が侵されるとどうなる?

どんなに親しい仲でも、たとえ家族であっても、境界は必要です。この境界は相手から壊されることもあるし、自分から壊すこともあります。境界線が引けないことで、人はストレスを抱えるのです。

境界線が引けない人の詳細は別途詳しくお伝えしますが、具体的なストレスは以下の3つです。

  1. 本心ではやりたくないことをやるストレス
  2. 他者の行動・感情のケアをするストレス
  3. 他者をコントロールしようとするストレス

このストレスが蓄積すると、ストレスの源を避け始めます。人付き合いを避けたり、恋愛することを避けたり、自己開示をしなくなったりするのです。

これによって身を守るのですが、逃避できる代わりに人生の喜びや幸せも感じられなくなります。

自分の「境界」を知るバウンダリーワーク

では、自分の境界を知るにはどうしたらいいか。または、境界線を引くにはどうしたらいいか。これらはあなたが考えているほど難しいことではありません。ただあなたにはまだ頭の中でこれを考える素地がないかもしれません。

その場合は以下のテンプレートを使って繰り返し取り組んでください。

書いたらSNSに投稿して、フィードバックを受けるといいですね。

まとめ

  • 境界=自分と他人を区別するライン
  • バウンダリー=ラインを引くこと
  • 境界が引けないとストレスが増える

 

ストレスが多い人ほど、境界があやふやになっています。誰かに「依存的」と指摘を受けた人も、相手の境界を侵しがちということです。家で例えれば不法侵入ですから、トラブルになるのは当然ですよね(笑)

まずはバウンダリーワークのテンプレートを使って、他者との境界を知ることから始めましょう。テンプレートのフレームが正しく頭に入るまで繰り返すことが重要。

書き出さなくてもできるようになるまで、繰り返しチャレンジしてください。境界があやふやな人は、最初のうちは絶対にうまく書けません。そういうものです。

間違えたら・・・指摘されたら・・・なんて思ってたら一生できないので、間違える!と思って取り組んでください。文字に書き出すことがどうしても難しい人は、カウンセリングメニューからご相談くださいね。

 

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ホステス専門アドバイザー秋好玲那(管理人)

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ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、コンサル歴15年目に突入。家庭には恵まれませんでしたが、社会に出てたくさんの人に恵...

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