【新人ホステス向け】会話が弾む方法を知りたい

ホステス専門アドバイザーの秋好玲那です。

初対面のお客様との会話に
いつも悩んでしまいます。
会話がはずむ方法って
ありますか?
新人ホステスさんは、初めてのことだらけで
緊張してうまく話せないことが多いです。
私は人見知りもあるので売れないころは
初対面のお客様がとても苦手でした。
今回は誰でも簡単にできる
初対面の会話のコツをお伝えしますね。
目次
会話が弾む方法:基礎編
まずは基礎を徹底することから
始めましょう。
全部を一気にやろうとせず、
「今週はこれをがんばる」など
ひとつずつでいいので取り組んでください。
笑顔
これは基礎中の基礎、です。
どんなスキルがあってもどんなに美人でも
ブスッとしていたり無表情だったりでは
お客様はくつろげません。
慣れたお客様には笑顔が出るのに
初対面のお客様には固くなってしまう・・・
というホステスさんが多いですが、
初対面こそ笑顔を意識しましょう。
そこで与えたあなたの印象は
その後半年くらい続きます。
笑顔の重要性については
以下記事も参考にしてくださいね。
挨拶+αを心がける
次に、挨拶+αを心がけましょう。
「初めまして」や
「よろしくお願いします」だけでは
会話は進みません。たとえば、

お名前うかがっても
よろしいですか?
ずいぶん楽しそうですね、
なにかいいことでも
あったんですか?


よろしくお願いします。
なんだかお疲れですね。
お仕事
いそがしかったんですか?
など、なんでもいいので、
お客様に関連する一言を質問としてプラス。
これを心がけてください。
会話が弾む方法:応用編
無意識でも基礎をこなせるようになったら
応用編に進みましょう。
応用編では『会話を進めること』を意識して
取り組んでください。
てきにちかし
雑談の基本となる
「てきにちかし」というものがあります。
- て・・・天気
- き・・・近況
- に・・・ニュース
- ち・・・地域
- か・・・身体、健康
- し・・・趣味、仕事
これを覚えて、
使いこなせるようになりましょう。
上から順番に、会話にしてみます。

気持ちがいいですね。
もし長いお休みが取れたら
どこか行きたいところは
ありますか?
株の勉強を始めたんです。
でも、素人にはやっぱり
むずかしいですね。
〇〇さんは
最近始めたことって
なにかありますか?


〇〇って流れてましたけど
ご覧になりました?
××県出身なんです。
〇〇さんは
ご出身はどちらですか?


ついつい
運動不足になりがちで。
○○さんは何か
運動なさってますか?
いつも困ってしまうんです。
〇〇さんはなにか
趣味をお持ちですか?

このように「てきにちかし」を土台に
お客様に合わせて会話を進めましょう。
相槌(あいづち)+α
あなたの問いにお客様が答えてくださったり
お話をしてくださったときは
かならず『あいづち』をしながら聞きます。
お客様がお話をしている最中は
「うんうん」「へえ!」などで構いません。
お客様のお話が一段落したタイミングで
『相槌+α』を意識して取り入れましょう。
たとえば、

じゃあ〇〇ってことですか?
ということは、
〇〇ってことですよね?

といった形で使います。
「なぜ?」をベースに弾き出す
会話がもっとも進みやすいのは
「なぜ?」をベースにすることです。
たとえば
「北海道へ旅行したい」という話題に
「あーいいですよね、北海道」と答えても
会話はイマイチ盛り上がりません。
それよりも
「どうして北海道に行きたいんですか?」
「北海道に行ったことがあるんですか?」
「北海道に行ったらなにをしたいですか?」
と質問したほうが会話がはずみます。
会話の例にすると、以下のような感じ。

前はゴルフやってたけどね。
やめちゃったしなあ。



このように『相槌+α』を心がけると
自然と会話が進んでいきます。
会話が弾む方法:上級編
最後に、上級編を実践してみましょう。
ここまでマスターできたら、
新人ホステスとしては上出来です◎
外見以外を褒める
大半のホステスは、外見をまず褒めます。
外見とは、顔立ち、髪型、体格、雰囲気、
服装、装飾品、などです。
次に、会話していく中で見つけた
いいところを褒めます。
ノリがいい、声がいい、話しやすい、
優しい、モテそう、グルメ、などなど。
こういうことは誰でも言えるので、
正直インパクトに欠けます。
あなたというホステスを印象付けるために
『人と違う視点』で褒めましょう。
たとえば、以下のようなことです。

所作の美しい方は
初めて見ました。
くださって嬉しいです。


持ってらっしゃるんですね。
奥様は幸せですね。

会話に合わせて、
お客様の内面や取り組んでいること、
ご家族への思いなどを褒めましょう。
※思ってないことは
言わないほうがいいです。
異質性と同質性を盛り込む
ちょっと言葉がむずかしいので、
簡単に説明しますね。
- 異質性・・・ギャップ、自分との違い
- 同質性・・・想像どおり、自分と同じ
この2つを見つけて、
会話に盛り込んでいきます。
同質性はカンタンで誰でもできます。
いわゆる『共感』や『同調』ですね。

〇〇っていう歌詞が
せつなくていいですよね!
これが同質性=自分と同じところです。
異質性=ギャップは一見むずかしそうですが
コツをつかんでしまえばカンタンです。

苦手なことがあるんですね!
意外です、
なんでもできそうなのに!
ちょっと安心しました(笑)
というように、見た目と違うギャップや、
想像と違う点を見つければいいだけです。
まとめ
- 笑顔&挨拶+α
- 相槌+α&「なぜ?」をベースに
- 外見以外を褒める&共通とギャップを見つける
ザッと読むと
むずかしそうに感じるかもしれませんが、
ひとつずつやっていけば大丈夫です。
なにか気の利いたことを言わなきゃ・・・
楽しませて盛り上げなくちゃ・・・
と気負いせずに
まずはお客様とお話しすることそのものに
慣れていきましょう。
こちらの記事もぜひ参考にしてくださいね。

ホステスの心得