売れっ子ホステスが実際に出したお中元添状を図解(例文あり)

売れっ子ホステスが実際に出したお中元添状を図解(例文あり)
ホステスの営業

こんにちは。ホステス専門アドバイザー秋好玲那です。→目次はこちら^^

本日のテーマは
「太客に出すお中元の添状」。

売れっ子ホステスが
実際に書いた文章を基に、
画像入りで解説してまいります。

添削後の例文も掲載したので、
応用して使ってくださいね。

構成をしっかり叩き込んでいれば
お歳暮の添状も書けるようになるので、
この通りに実践してください^^

太客や常連客に送るお中元添状

まずはお中元を出す目的と
お手紙に書く文章のゴール設定を
明確にしましょう。

ゴール設定ができていないと、
文章をどう書いていいのか
わからなくなってしまいます。

私も最初は思いつきで何となく書いて
いたので、ほぼ100%の確率で
クソみたいな文章になっていました。

その『クソみたいな文章』は、
お客様に響くことなく、
シュレッダー行きになります。

だから、出口を決めることが重要です。

「ゴール設定ってなに?」となる
ホステスさんは、

ホステスが目指すべき「文章のゴールと目的」とは

を読んでくださいね。

ゴール設定のない文章とゴール設定されたお手紙を比較

あなたが受け取る側だったとして、
たとえばホストから、

いつもかわいがってくれて
ありがとう!

いつも笑わせてもらってます。
会話上手で一緒にいて楽しいです。

これからもよろしくね!

こんな内容が届いても嬉しくないし、
また行こうとは思わないと思います。

でも、
こんな内容だったらどうでしょうか。

お客様に対する姿勢、
いつも尊敬してます。

でもがんばりすぎる
○○さんだから、
ちょっと心配です。

思い通りにならないことが
いっぱいあると思うけど、
絶対に○○さんの気持ちは伝わると
信じてるよ。

心が疲れたら、
またいつでも連絡してね。

どうですか?

分かってくれてる、
ちゃんと見てくれてるんだ、
って感じませんか?

ホステスは、この

  • 分かってくれてるんだ
  • ちゃんと見てくれてるんだ

を感じてもらうために、文章を
作らないといけないのです。

売れっ子ホステスが実際に書いた添状

では、実際に売れっ子ホステスが
書いた実際の文章を見てみましょう。

レターセットは、A5縦書きです。
実際のレターセットを知りたい方は、

【オススメ!】お礼状などに使えるレターセット

を参考にしてくださいね。

今回の送り主となるホステスは、
はんなり美人系で上品な
30代前半の女性です。

送り先となるお客様は、かなりご高齢で
長年銀座で飲み歩いてきた、
銀座にとても思いのある方。

伝えたいことは、

「あなたが愛している銀座を私も
愛しているし、この街で出会った
あなたが私に期待してくださる
気持ちに応えたいと思ってます」

という思いです。

レイアウト、内容、表現、
言葉遣いなど、添削するつもりで、
考えながら読んでみてくださいね。

添状の原文画像(レイアウト)

■■はお客様のお名前、
▲▲は店名です。

※画像をクリックすると
大きな画面で見れます。

中元添状原文1中元添状原文2中元添状原文3

添状の原文章(内容、表現、言葉遣いなど)

画像だと、文章そのものが見づらいかも
しれないので、横書きになりますが、
文章のみを書き出しておきます。
(レイアウトに近づけています)

拝啓 向暑の候 ■■さまにおかれましてはますます
ご隆昌のこととお慶び
申し上げます。

日々が過ぎていくのを、
一段と感じますこの頃
瞬く間に夏となりました。
人知れず
心穏やかでいられない時も
ありながら
今年の半分を無事
終えることができましたのも
■■さんの
ご温情あってのことと
深く感謝いたしております。
いつも楽しくお席を
盛り上げてくださる中、
ふとした一言をいただき
しっかりと見てくださって
いるのだと心強く思う時も
ございました。

これからも志高く、
銀座の道に精進を
重ねることで
わずかでもお返しとなるよう
歩んでまいる所存です
今後ともご指導賜りますよう
お願い申し上げます

末筆ではございますが
この暑い中も■■さまが
お健やかに過ごされますよう
切に祈念いたしております。

敬具

 平成三十年七月吉日

クラブ▲▲ 秋好玲那
連絡先 000-0000-0000

■■■■様

 

売れっ子ホステスが実際に出した添状(添削結果)

では、私の添削を解説します。
まずは全体に言えることを書くと、

  • 句読点のルールが定まってない(ついたりつかなかったりバラバラ)
  • 敬称が定まってない(「さま」と「さん」がある)
  • お手紙のマナーから外れている

の3点です。スマホ画面で見ると、

これからも志高く、
銀座の道に精進を
重ねることで
わずかでもお返しとなるよう
歩んでまいる所存です

という改行は、非常に読みやすいと
思いますが、お手紙としてはNGです。

なぜなら、お手紙(信書)には、
『余計なスペースを作ってはいけない』
というルールがあるからです。

余計なスペースがあると、
文字を書き足したりできますよね。

そうすると、もとの文章が
わからなくなり、誤解が生じて
トラブルになる可能性があるからです。

だから、お手紙を書くときには、

  1. なるべく空白をつくらないようにする
  2. その上で、文字詰まりに見えないようにする

という注意を払いながら、
文章を作ることになります。

添状原文のレイアウトをお手紙マナーに合わせて整える

では、文章をいじる前に、
まずはマナーに則って、整理します。

※画像をクリックすると
大きな画面で見れます。

中元添状|添削(全体整理)1中元添状|添削(全体整理)2

3枚だったお手紙が、
2枚に収まりました。

ここから細かく見ていきます。

ホステスさんのキャラと「目的」に沿って添削解説

では改めて、もう一度、
重要なポイントをおさらい。

送り主となるホステスは、
はんなり美人系で上品な
30代前半の女性です。

送り先となるお客様は、かなりご高齢で
長年銀座で飲み歩いてきた、
銀座にとても思いのある方。

伝えたいことは、

「あなたが愛している銀座を私も
愛しているし、この街で出会った
あなたが私に期待してくださる
気持ちに応えたいと思ってます」

という思いです。

これに従って、添削していきます。
画像内にある赤文字が修正箇所です。

※画像をクリックすると
大きな画面で見れます。

時候の挨拶のあとに「スペース」はNG

まず、季節の挨拶のあとがスペースに
なっているのはおかしいので、
読点を入れます。

中元添状|添削1

 

一文は「30文字2点1丸」を目安に整える

マナーに則ってレイアウトを変えた
ことで、一番目立ったのは本文部分。

「。」までの一文を
赤と青の線で引いてみると
長さがよく分かります。

中元添状|添削2

読点がない上に説明っぽい表現ですね。
活字に起こすと、

日々が過ぎていくのを、一段と感じますこの頃瞬く間に夏となりました。人知れず心穏やかでいられない時もありながら今年の半分を無事終えることができましたのも■■さんのご温情あってのことと深く感謝いたしております。いつも楽しくお席を盛り上げてくださる中、ふとした一言をいただきしっかりと見てくださっているのだと心強く思う時もございました。これからも志高く、銀座の道に精進を重ねることでわずかでもお返しとなるよう歩んでまいる所存です今後ともご指導賜りますようお願い申し上げます

となります。
ちょっと読みづらいですね。

内容を変えずにリライトする

ということで、土台は残したまま、
こんなふうにリライトしてみました。

まずは一文ずつ見てみましょう。

日々が過ぎていくのを、一段と感じますこの頃瞬く間に夏となりました。

月日の流れを一段と早く感じるこのごろ、■■さまとご縁をいただいて五度目の夏となりました。

人知れず心穏やかでいられない時もありながら今年の半分を無事終えることができましたのも■■さんのご温情あってのことと深く感謝いたしております。

今年も無事にこの季節を迎えられますのも、■■さまのご温情あってのことと深く感謝致しております。

いつも楽しくお席を盛り上げてくださる中、ふとした一言をいただきしっかりと見てくださっているのだと心強く思う時もございました。

心穏やかとはいかぬ日もある中、■■さまのふとした一言に何度励みを頂戴したかわかりません。

 

これからも志高く、銀座の道に精進を重ねることでわずかでもお返しとなるよう歩んでまいる所存です

あたたかく見守ってくださる■■さまのお気持ちに添えるよう、これからも志高く銀座の道に精進してまいりたく存じます。

ではこれを段落として
まとめて比べてみます。

日々が過ぎていくのを、一段と感じますこの頃瞬く間に夏となりました。人知れず心穏やかでいられない時もありながら今年の半分を無事終えることができましたのも■■さんのご温情あってのことと深く感謝いたしております。いつも楽しくお席を盛り上げてくださる中、ふとした一言をいただきしっかりと見てくださっているのだと心強く思う時もございました。これからも志高く、銀座の道に精進を重ねることでわずかでもお返しとなるよう歩んでまいる所存です今後ともご指導賜りますようお願い申し上げます

↓↓↓

月日の流れを一段と早く感じるこのごろ、■■さまとご縁をいただいて五度目の夏となりました。今年も無事にこの季節を迎えられますのも、■■さまのご温情あってのことと深く感謝致しております。心穏やかとはいかぬ日もある中、■■さまのふとした一言に何度励みを頂戴したかわかりません。あたたかく見守ってくださる■■さまのお気持ちに添えるよう、これからも志高く銀座の道に精進してまいりたく存じます。今後ともご指導賜りますようお願い申し上げます。

ちょっと画面上ではわかりづらいですね。

ちょうど見切れてしまうのですが、
見やすいので画像で比べてみましょう。

中元添状|添削4中元添状|添削5

お客様のお名前と、
読点を増やしてみました。

女性らしくはんなり、を文字で表現する

下図赤丸の部分は、
ひらがなにしたほうがいいところ。

ひらがなにすることで
女性らしいやわらかさが出て
はんなり感が増します。

中元添状|添削6

添削後、実際に送った添状(全体例文あり)

では、実際にお客様へ送った添状を
見てみましょう。

中元添状|添削(完成)中元添状|添削(完成)2

お客様もずいぶん喜んでくださったとの
ことで、私も嬉しい限り♪

活字に起こすと、以下になります。

※システムの都合上、結語の位置が
本来と異なりますので、実際に作る
際は、レイアウト画像をお手本にして
くださいね。

拝啓 向暑の候、■■さまにおかれましてはますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。

 月日の流れを一段と早く感じるこのごろ、■■さまとご縁をいただいて五度目の夏となりました。今年も無事にこの季節を迎えられますのも、■■さまのご温情あってのことと深く感謝致しております。心穏やかとはいかぬ日もある中、■■さまのふとした一言に何度励みを頂戴したかわかりません。あたたかく見守ってくださる■■さまのお気持ちに添えるよう、これからも志高く銀座の道に精進してまいりたく存じます。今後ともご指導賜りますようお願い申し上げます。

 末筆ではございますが、日毎猛暑となる時節、何卒お健やかに過ごされますよう切に祈念致しております。 敬具

 平成三十年七月吉日

クラブ▲▲ 秋好玲那
連絡先 000-0000-0000

■■■■様

この例文は使っていただいてOKです。

もうひとつ段落を作りたいなら、
「心穏やかとはいかぬ~」
で改行するといいですね。

【注意!】他のホステスさんと丸かぶりしないために

今回の文章を使いたい場合は、
他のホステスさんとかぶる点を
踏まえると、少し書き換えて
応用したほうがいいです。

特に銀座ホステスさん、
注意してください。

実際に出したのも
銀座ホステスさんだし、
受け取ったのも銀座で飲んでる方です。

不安な方は「伝えたいこと」の部分を
変えるといいですね。たとえば、

古き良き銀座の歴史を継承していけるよう、一意専心に努めてまいります。

銀座という名に恥じぬよう、日々研磨してまいりたく存じます。

などでもいいと思います。

添状文章を見直す際は「チェックポイント」を絞り込む

今回私が添削した際に
注視したポイントは、

  • イメージと文章を合致させる
  • お客様の価値観を盛り込む

この2つです。

イメージと文章を合致させる

今回差出人となるのは、

  • はんなり美人系
  • 銀座ホステス

です。

この「はんなり美人系」と
添状の文章がかけ離れていたら、
お客様が驚いて引いてしまうからです。

たとえば、

■■さまがお傍にいてくださることを心強く思います。

という文章を書くと、
「え?色恋系だったっけ?」
と違和感が生じてびっくりします。

お客様が抱いている印象と
文章を合致させることで、

  • この子を選んでよかった
  • 俺の目に狂いはなかった

と感じていただくことが
とても重要になります。

お客様の価値観を盛り込む

女性は過去に意識を向けがちですが、
男性は未来に目を向ける傾向に
あります。

だから、「今日までありがとう、
これからもよろしくね」だけでは、
なかなか響きません。

「今日までありがとう、これからは
こんなふうにがんばるから
見守って(応援して)ね」

この終わり方が重要なのです。
たとえば、

あたたかく見守ってくださる■■さまのお気持ちに添えるよう、これからも志高く銀座の道に精進してまいりたく存じます。今後ともご指導賜りますようお願い申し上げます。

上記の文章は、

  • あなたが銀座を大切に思う気持ちに寄り添いたい
  • あなたが愛する銀座を継いでいけるようにがんばりたい
  • だから、これからもいろいろ教えてほしい

ということを書いてあります。

『私が銀座でがんばりたいから』
ではなく、

『あなたが大切にしているものだから、
 私も同じように大切にしたい』

この視点で文章を作ると、
お客様に響くようになりますよ。

 

せっかく出すのだから、
お客様が喜んでくださる添状に
したいですよね。

そのためにも、日ごろからお客様が
何を大切にしているのかをリサーチして
おきましょう。

リサーチさえできれば、文章自体は
構成を覚えて、書き慣れるだけです。

文章に自信がない場合は、
添削も受け付けています。

添削をご希望の方は、以下を
クリックして申し込んでくださいね。

→玲那に添状添削を申し込む

 


Zoom心得座学


マンツーセッション

ホステス専門アドバイザー秋好玲那(管理人)

569,227 views

ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、ホステスではない人生を経験すべく30代で引退。コンサル歴11年目に突入しました。プ...

プロフィール

関連記事一覧