銀座ホステスさんが実際に送った「さくら祭り」が題材のメール例文
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
お伺いメール例文をあげると、「こんなに堅い文章で大丈夫ですか?」と言われることが多々あります。
と思っていますが、私があえて硬い文章に仕上げるには、理由があります。
フランクにしたつもり→色恋要素満点のメール
本人はフランクさを出してるつもりの文章でも、内容や書き方によって、本当に『頭が悪そう』にしか見えないことがあります。
お客様に「頭が悪そうだな」という印象を与えると、色恋や店外デートのお誘いが増えてしまうんですよね。
お金使わなくてもちょっと押せばヤラせてくれそうだし、実際ヤラせる子も多いし、何より数字なさそうに見えちゃう。
お客様のほうが上手なので、あれよあれよという間に、色恋になってしまいます。
価値を高めたいなら「フランクだけど教養がある」とか「親しみやすいけど賢そう」とか、何かしらプラスαが必要。
そこまで表現力を高めるには、まず土台の構成や見せ方をしっかり頭に入れることです。
それ以前にE-mailですよ、LINEみたいにフランクなツールじゃないんです。
お客様の会社へ送ることが大前提なので、最初はあえて硬い文章で作らせます(もちろんキャラは重視します)。
見せ方が分かってきたら、許される範囲で砕いていけばいいのです。
【注意点】例文を見る前に必ずお読みください
この記事にある例文は、
- 実在の銀座ホステスさん用に私が作って
- 実際に300名ほどのお客様へ送信したメール
なので、このまま丸ごとパクって送ると・・・万が一お客様がかぶっている場合はバレバレになってしまいますので、銀座ホステスさん気をつけて!!
地方ホステスさんも、銀座で飲む機会のある顧客を持っている場合は、アレンジしてください。
また、以下のチェック表を見て、当てはまるかどうかも踏まえて使ってくださいね。
また、今回の例文の使用をオススメできるホステスさんと、オススメできないホステスさんがいます。たとえば、
- かわいい系、雰囲気のやわらかい美人系
- 天然系、おとぼけ系
- 20代前半(これはあくまでも年齢的な目安、キャラや関係性などで許されることはあります)
- 癒し系
などのホステスさんにはとてもオススメですが、
- 毒舌系、サバサバ系、姉御肌系
- キャリアウーマン系(仕事できそう、バリバリ系、仕事命!など外見で分かるくらいのホステスさん)
- パッと見が怖い系、凄みある系、目力ハンパない系
- キリッと美人系、和風美人系(切れ長の顔立ち)、クールビューティー系
- 高嶺の花系、お客様から一目置かれてる系
- ノリがいいキャバクラ系、三枚目キャラ系
- 30代後半以上(こちらもあくまでも目安)
などに当てはまるホステスさんは、本記事内にある文章を送ると、ブランディングが破綻してしまうので、逆効果です。
例文を土台に、自分のキャラクターに合わせて、人柄が伝わるようにカスタマイズしてください。顧客層に合わせて、表現を変えたり工夫することも◎
「そのまま使うよ!」と言う人は、誰かとかぶったときのことを考えて、対策を持って使ってくださいね。
実際にこの例文を送ったあとのお客様の反応
お客様に一斉送信で送ったあと、お客様からは以下のような反応がありました。
また、このメールを送った銀座ホステスさんとは移籍後に1年以上疎遠になっていたお客様が、
と、わざわざお店の地図をプリントアウトして、地図片手にご来店くださいました。別のお客様で同じく1年半ほど疎遠になっていた方も、
と、お仕事中にわざわざ遠回りをして、お店にシャンプーとトリートメントを届けてくださいました。
お礼にボディソープを贈ったところ、そこから来店につながったのでよかったです^^
ちなみに、月1回のお伺いメールを半年ほど続けて、このメールをきっかけに来店した掘り起こし客の当月売上(小計)は、50万円でした。
【実際のメール例文】作成ポイント
この文章を作った条件として、まず送る側となるホステスさんは、
- 銀座の高級クラブホステス
- 当時29歳
- クリクリした目が印象的な「ザ・かわいい」系
- 明るいけど少し引っ込み思案で自分に自信がない
- 当時の平均売上は月150万くらい(小計)
という女性。一方、受け取る側となるお客様の層は、
- 平均年齢50代
- 部長職以上
- 接待利用半分/個人利用半分
- 客層的には上クラス
- 行きつけのクラブも高級クラブばかり
といった方々。文章を作成する上でのポイントは、
- さくら祭りのイベント日程を周知
- 営業感を出したくない
- 「日ごろのお伺い」と同じような雰囲気にしたい
- かわいらしい(愛らしい)感じにしたい
ということで、これでもかなりフランクに作ってあります。しつこいようですが、丸ごとパクるときは「丸かぶり」に気をつけて!
このほかにも、メールだけじゃなく、LINE・SMSの例文、親しいお客様向けなど、例文を随時作成しています。よかったら覗いてみてくださいね♪
ホステスの心得