コンサルを受けるときの前準備&意識すること
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
コンサルについて質問させてください。
コンサルする側にとっては、受ける側が当日までにどのような準備をしておくと、スムーズにお話をすすめられますか?
また、逆に玲那さんがコンサルを受けるときに、あらかじめ準備していることや意識していることはありますか?
先日、コンサルを受けた際、あらかじめそれに関する自分の考えを送っておいたほうがよいか、悩んでしまいました。
結局、コンサル時間内ですべて行うほうが適切かなと思い、玲那さんにメールを送らなかったのですが。
次回のためにお聞きしたいのと、この質問をすることで、巨人の「巨人との接し方」「前準備」、「段取り」等に関する考え方を盗みたいです!
ご質問ありがとうございます。「巨人」の意味がわからない方は、「最短で結果を出すための理論「巨人の肩に乗る」」を読んでくださいね。
この記事の目次
「売れないホステス」は質問自体が抽象的すぎる件
まず大前提として、売れないホステスは、質問そのものが非常に抽象的です。コンサル的に言う「抽象度の高い質問」であれば別です。
この場合は、抽象度の高い回答を本人が求めており、かつ抽象度の高い回答を本人が考えて応用していくので、幅広い意見を得るのに役立ちます。
が、ここで言う「質問が抽象的」はまったく異なります。本人は「ピンポイントの回答」を求めているのに、ピンポイントの質問をしないのです。
たとえば、こんな質問をします。
本当に聞きたいこと&得たい回答は、
という内容だったりする。これを「お礼状どうしたらいいですか」だけでピンポイント回答ができたら、もはやエスパーです。
時間的余裕がないときに相談する場合の前準備
「時間的余裕がない」をコンサルでたとえれば、30分のコンサルを受ける場合。説明力・言語化力に自信があれば、
くらいで大丈夫です。その代わり、各質問は長くても2~3分以内に、口頭で手短に伝わるようにしておかないといけません。
私の経験上、ヒアリングだけで30分が終わるホステスが9割です。せいぜいがんばっても、お礼状の回答程度で終わります。
なので、説明力や言語化力が低いホステスさんは、ヒアリングの必要がないくらい詳細に書いて事前に知らせることをおすすめしています。
そもそも、短時間での相談って、簡易相談にしかなりません。
具体的な質問に対するピンポイント回答、または目先の問題を解決するためのものが大前提なので、解説がひつようなホステスさんには向きません。
詳細な相談内容を事前に知らせる時間がないor面倒くさい人の前準備
ここはもうカンタンですよ。お金で解決、です。時間と利便性をお金で買うと割り切って、相当の金額を払って相談すればいい。私は、断然こちら派ですね。
実際私も継続コンサルをつけていて、月1回スカイプで話をします。彼の契約は、
- 月1回のスカイプコンサル(3時間以内)
- メール相談無制限
- 上記で月額30万円
ですが、私がコンサルに向けて準備をすることはせいぜい「聞きたいことをざっくりまとめる」くらいです。なぜなら、
- 抽象度の高い意見を聴きたい
- テーマの自由度高く時間的余裕があると幅広い話ができる
- ピンポイントの質問はメールで十分
だからです。それに加えて、言語化も比較的得意で、その場でもパッと質問できるので、話したほうが時間短縮になるからです。
もちろん「事前に準備してください」といわれたときは、事前に詳細を送ります。
あ、余談ですが。この「事前に提出」を伝えても、売れないホステスさんは当日のコンサル時間ギリギリにしか提出しません。
そうなると、結局コンサル時間枠内で見ることになるので、「事前に提出」の意味がなくなり、時間のロスが発生します。もったいないですね。
相手も人&貴重な時間を割いていることを忘れない!
今回、コンサルという前提で話しましたが、相手が友達であろうが恋人であろうが、同じだと思います。
相手の貴重な時間だけでなく、労力も知恵も、経験も精神力も、いろいろ使わせるのだから。
相当の利益を提供できないのであれば、相手の手間にならないよう、事前準備する。
準備する時間を省くのであれば、その分相手に負担や手間をかけるのだから、それ相応の対価で返す。
それが「相談に乗ってもらう側」の最低限の思いやりだと思うのですよね。「コンサルだから」とか、「相手が巨人だから」とか、関係ないのですよ。まず、
- 目の前の人と良い時間・有意義な時間を過ごすには?
- 目の前の人と良い関係・心ある交流を築くには?
この姿勢がないと、結局はお客様との関係性を築くことがむずかしいと思うのです。
せっかくお金を払って、コンサルを受けてでもがんばろうとしているのだから、お互いに有意義な時間にしたいですね。
ホステスの心得