心をガッチリつかむ!クラブホステスの「お礼状」必勝法

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
ナンバーワンだったとき、1日に
どれくらいお礼状書いてましたか?お客様のご来店後、どれくらいで
お礼状を出していたか、
枝のお客様にも出していたか、
なども教えていただけたら幸いです。
ご質問ありがとうございます^^
今回は、
- 1日に書いていたお礼状の数
- お礼状を出すタイミング
- 幹・枝、どこまで出すのか
の3点について、お話しします。
この記事の目次
1日に書いていたお礼状の数
せっかくお尋ねいただいたので、
ナンバーワン時代にいただいた
お客様のお名刺を数えてみました。
すると、1年間で約3,700枚でした。
お礼状を出さなかったお客様は
いないので、単純に計算すると
1日あたり10枚のお礼状を
書いていたということになりますね。
こうして実際に換算してみると、
自分で思っていたほど
大した数ではなかったです。
当時はものすごく追われている感じが
して、書いても書いても終わらないと
泣きそうになっていたのに。
実際には、お中元やお歳暮、年賀状や
暑中見舞いなどもあるので、延々と
お手紙を書いていたのは事実です。
いや~・・・
我ながら、よくがんばった(笑)
お礼状とは誰に出すものなのか
せっかくなので、
基本的なことをお話ししますね。
お礼状を出すのは、
『お名刺をいただいたお客様全員』
が大原則です。
お礼状を出さないと判断するのは、
- お客様ご自身が郵便物NGを出した
- 担当やお店から「〇〇さんは郵便物NGだから」とお達しがあった
この2つのみ、
『上記以外は全員に出す』が
大前提です。
ここで問題になるのは、
- 自客ではないお客様の場合
- お礼状を出すのが不安
という2点です。
自客ではないお客様の場合
自客でない場合、担当の女性に対して、
「お礼状を出してもいいですか?」
とお伺いを立てなければなりません。
(めんどくさいですねw)
しかも、担当自身の都合でお礼状NGを
出されることもかなり多いです。
NGを出される理由は、

めんどくさくて
書いてないのよ!

されたら私の顔が
潰れるじゃない!

私の客を横取りする気!?
キィィィー!
だいたい上記の3つなので、
断られても落ち込む必要はないです。
要するに『お礼状を出すな』という
お姉さん方は、
- 仕事に対して意識が低い
- あなたのことを脅威に感じている
このどちらか、です。
ヘルプのお礼状1通で揺らぐ程度の
小者ですから、お姉さま方を
生暖かい目で見守ってあげましょう。
ちなみに「生暖かい目」が
どんな目かというと、
(  ̄▽ ̄)ウフフフフ
↑こんな目です。冗談です(笑)

お気の毒に~

取られると思ってるのね
私のことがこわいのね~
くらいに思っておきましょう。
お客様ご自身が郵便物NGを出している
場合、お姉さんやママが必ず事情を
教えてくれるはずです。
たとえば、私が言っていたことだと、

郵送物NGだから
お礼連絡はメールか
電話でいいよ
ありがとうね
というように。
お客様NG以外は大した理由では
ないので、よほどのことがない限りは、
お礼状を出せるよう戦略を練ります。
たとえば、ママのお客様にお礼状を
出したい場合だと、

ぜひお手紙でお礼を
お伝えしたい
とか言うと、
気分良くOKしてくれます。
実はとっても
カンタンな人たちです(笑)
「出していいか分からない(怒られるのでは)」などのメンタル的要因
コンサルの場でよく聞くのですが、
- 出していいのかわからなかった
- お客様に怒られたらどうしようと思って出せなかった
という、ホステス側の理由。

「お手紙出してもいいですか」
って聞いたらええんちゃうの?
と思う(言う)のですが、
お客様に尋ねることすら嫌がる
ホステスもいます。
こういう理由でお礼状を出せない子は、
拒絶されることを極端に恐れています。
「お手紙出していいですか?」と尋ねて
断られるのがこわい。
お客様はお手紙を断っただけなのに、
自分が拒絶されたように感じるので、
尋ねることすらこわいのですよね。
ここに当てはまる場合は、まず、
- 私が嫌がられているわけじゃない
- お手紙が困る、というだけ
と思えるように、『事実』のみに
目を向ける練習をしていきましょう。
たとえば、
「お手紙出してもいいですか?」と
尋ねて、実際に断られるかというと、
そうでもないんですよ。
少なくとも私や売れっ子ちゃん達は、
断られたことはありません。
売れる前も、売れた後も、
断られた記憶がありません。
というか、「出していいですか?」と
尋ねたことがないです^^;
郵便物NGのお客様は、
お名刺をくださる際に必ず、

郵便物NGだから

郵便物は出さないで
など、事情を自己申告して
くださいます。
もし断られたら、
落ち込まなくていいので、
こう尋ねてみてください。

されたのですか?
7~8割のお客様は、
必ず答えてくださいます。
残りの2~3割は「別に」とか言うかも
しれませんが、気にしなくてOK。
仲良くなることに集中しましょう。
関係が深まると、急にお礼状OKに
変わることもありますよ^^
お礼状はどこまで出せばいいのか
さて、次に、
幹~枝のどこまでお礼状を出すのか、
という問題。
- 幹客だけでいいのか
- 枝客にも出すのか
- 話せなかった人にも出すのか
- もう来そうにない人にも出すのか
などなどいろんな形で
「この人は出すのか」と尋ねられます。
お名刺をいただいたら、
お客様NG以外はすべて
お礼状を出すのが大前提。
もう一度言います。
お客様ご自身が
NGを出さない限り
お名刺をいただいたら
全員にお礼状を出す
大事なことなので2回言いました。
斜め読みでも目に入るよう、
文字も大きくしてみましたw
そうです、全員に出すのです。
幹のお客様でも、枝のお客様でも、
お名刺をいただいたら、
必ずお礼状を出す。
ほとんど話していなくても、
次の来店見込がなさそうでも、
もう来ないとわかっていても、
お名刺をいただいたらお礼状を出す。
出さないのは、
お客様が郵便物NGと
言ったときだけ!!
よ~~~く頭に入れておいてください。
担当のお姉さんやママが自己都合で
NGを出してくるかもしれませんが、
『移籍したときに
新店に顧客を引っ張りたい』
と思うのであれば、
ひるむことなく全員に出しましょう。
お礼状はいつまでに出せば良いか
通常の来店礼状であれば、
- 来店翌日にお礼状を書く
- 遅くても来店から3日以内に到着するように出す
が大前提です。
売れないホステスほど1週間も2週間も
過ぎて投函する子が多いですが、
- 1~2週間も経ったら、お客様はあなたのことなど忘れます
- そのペースで仕事をしている限り、売上は上がりません
という点を、
しっかり認識してください。
売れてないホステスや新人ホステスは、
お礼状を書き慣れていないですよね。
なぜなら、
お礼状を書く機会自体が少ないから。
つまり、
拙い文章しか書けない段階です。
ここは場数を踏むしかないです。
※早く上達したいなら、
添削を受けるといいですよ。
お礼状の添削はチャットトークで
受け付けています^^
ということは、
今すぐにできることとしては、
とにかく早く出す!!
ということくらいだと思うんですよね。
人を動かす文章が書けないなら、
早さで勝負するしかないのです。
スピードしか勝ち目がない以上、
先送りにした時点であなたは
他のホステスに負けます。
ちなみに、私が『真剣に仕事するぞ』と
決めた当初は、
- 終業後に即お礼状を書く
- 投函して帰る
ということをやっていました。
この素早さがとてもウケていて、


と話題になっていました。
これだけでも覚えてもらえます。
スピード感、大事!!
まとめ
お礼状については、
- お客様NG以外全員に出す!
- 幹でも枝でも、話してなくても来店見込がなくても出す!
- 遅くても3日以内に届くように出す!
上記の3つが大前提です。
人の記憶は、
2日後には30%まで落ちます。
あなたが今日、私の記事を読んで
「なるほど!!」と思ったとしても、
明後日にはほとんど忘れています(笑)
記憶を長期維持できるのは、
- 都度思い出す機会がある
- 強く心が動くような出来事
この2点だけ、です。
あなたは数日~数週間にわたって、
「お礼状に何と書くか」
「出していいものか」
と考えているので、お客様のことを
ちゃんと覚えておくことができます。
でもお客様は、
明後日には今日の出来事の7割を
忘れているのです。
1週間もすれば、
ほとんど覚えていません。
覚えていないかもしれないタイミングに
お礼状が届いても、効果はないですよ。
特に文章が拙い内はスピード命、です!
「お客様に響くお礼状になってるか
不安」
などのお悩みがありましたら、
遠慮なくご相談ください。
丁寧にヒアリングして
真剣に回答します。