ホステスが目指すべき「文章のゴールと目的」とは
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
メールやLINE、お手紙など、現在のホステスは文章を作ることが、営業活動の中心。
- 何を書けば良いのか
- 何と返事をすれば良いのか
- 何を送っても返信がない
- いまいち反応が悪い
などなど、ホステスさんの悩みは尽きないようです。
文章って、メンタルにかなり左右されるので、自分ではいろいろ考えて作ったつもりでも、気持ちの悪いポエマーみたいになってたり、ただのオウム返しでしかなかったりと、無意識の弊害も起こりますし。
LINEのようにラリー前提のツールだと、文章というよりは、コミュニケーションですしね。
なので『文章』と一括りに解説することは、実はとてもむずかしい。でもこの記事では、一括りにしてしまいます。
『活字というツールを用いて、お客様と接する際の基本』です。
文章を作る前に必要なホステスの心得
まず、何事にも『ゴール』というものがあります。この『ゴール』が明確でないと、すべてが台無しになります。
- 物事は「ゴール」があり
- それを達成する「目的」があり、
- それを実行する「計画」や「手段」がある
これを頭に叩き込んでください。
今回の記事のテーマに当てはめると、文章は「手段」です。文章でいつも悩む人は、
- 他の項目が埋まっていない
- 埋まってはいるが、方向性がおかしい
このどちらかが原因です。それを表現力や語彙力でどうにかなる、と思い込んでいる人が小手先信者です。残念ながら、どうにもなりません。
なぜなら、表現力も語彙力も「手段」だからです。
目的とゴールが空のままだったり、間違ったままだったりすると、手段に多くの選択肢があったとしても、失敗します。
売れないホステスはゴールと目的が常にイコール
ここで問題になるのが、売れないホステスほどゴールと目的がイコールであるという点。
と尋ねたら、ほとんどのホステスが「来店」や「同伴」と答えるでしょう。では、
と、尋ねたらどうでしょうか。こちらも同じように、「来店」や「同伴」と答えるはずです。
コンサル生で、あまり数字を上げられないでいるホステスさんだと、
など。どちらも間違いではないです。問題なのは、『ゴール=目的』になっていること。この2つは、全然違います。
ダイエットで言えば、ゴールは『5kg痩せること』、目的は『可愛くなりたい』などです。ね、イコールじゃないでしょ?
正しいゴール設定と正しい目的設定
どんなにキレイゴトを言っても、ホステス業はビジネスです。
ビジネスである以上、『来店』や『同伴』なんか、いちいちゴールや目的に設定するまでもないってことですよ。
そんなことは、お客様だって分かってます。
そういう「分かり切ったもの」をゴールや目的に置くと、露骨な営業感が漏れ伝わるか、書くことがなくなるのです。ホステスが文章を作る際には、
- ゴール=あなたを理解しています、と伝わること
- 目的=相手の心を動かすため
この2つが重要です。なぜなら、人は自分を分かってくれる人を好きになり、心動いたときにお金を払うからです。
まとめ
- 文章を作る前に「ゴール」「目的」「手段」または「計画」が明確であること
- 「ゴール=目的」ではない!
- ゴールと目的を正しく設定すること
これを計算でやれる子も売れますが、本心からやっている子のほうが、格段に売れます^^
ホステスの心得