「ホステス=身体を売るのが仕事」ではありません!

「ホステス=身体を売るのが仕事」ではありません!
ホステスの心得

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^

水商売とは非常に「クレイジー」な世界で、いろんな意味で一般社会では起こりえない出来事が日々起こります。

私もその世界にいた人間なので「私はまとも!」とは言いません。

ですが、ホステスデビューしてから今現在まで、私が一番「クレイジー!」と思っていることについてお話ししたいと思います。

価値観とか思考とかそんなレベルではなく、

 

人格を疑う勢いでクレイジー!!!!

 

と、心の底から思っています。

拝啓、器がおちょこの裏くらいしかないお客様。

ときどき、自分が客であることを逆手に取って、脅す人がおります。

 

クソ客様
クソ客様
担当(指名)にしてほしければ俺と一晩付き合え
俺の誘いを断ったら店からなんて言われるか分かってるのか
クソ客様
クソ客様

 

などなど、言い方はいろいろ。こんなに直球じゃなくて、もっと遠回しに言ってくる人もいます。

 

これね、もう立派な脅迫ですよ。

 

相手が断りづらいことを分かっていて、こんな姑息な誘い方しかできないなんて、お金払っててもクソです。

もしも実際に何かしら事に及んだなら、パワハラとかモラハラとか、そんなレベルの話ではないですよ。

準強制わいせつ罪、または強制わいせつ罪です。

そして、知ってますよ。

 

玲那
玲那
あなたがそうやって誘うのは売れない子ばかり
玲那
玲那
なぜなら、売れっ子はあなたみたいな人を相手にはしてくれないからね
玲那
玲那
だから自分より弱い立場の人間を捕まえて、断れないことをいいことにその小さな小さなプライドを保ってらっしゃるんでしょ
玲那
玲那
要するに、オレの器はこんなにも小さい!という自己紹介でしょーーーっ!!

 

・・・と私は思ってます、ええ。そんな自己紹介いらないです、バカにしか見えないので。

「断らないほうが悪い」なんて言う人もいますけれどね。少年院で支援に関わっている者として、はっきり言います。

 

加害行為をコントロールする責任は、あなた(加害側)にあるんですよ。

 

いい大人が、お金と時間と労力使って何やってんですか?って話ですよ。

女性を脅して傷つけてまでSexしたり触ったりしたいなんて、ただのビョーキですよ、ビョーキ。

性加害者更生プログラムでも受けるか、Sex依存症の治療してください。

拝啓、性暴力に晒されているホステスさん。

全国のホステスさん。

そんな男の誘いは断って構いません。そんなクソみたいな男のために、一生引きずるかもしれない傷を負う必要はありません。

断ったら、お店やお姉さんから何か言われるかもしれません。言わせておけばいいです、そんなもの。

あなたがもしその人たちのために一生涯の傷を背負ったって、その人達はなぁーんにもしてくれません。

そんなやつらのために、そんな我慢はしなくてよろしい。

お店の大事なお客様だから、お姉さんの大事なお客様だから。

そんなくだらない理由で、そんなくだらない男の誘いを断れずに、泣く目に遭う必要なんかありません。

「お客様は神様」じゃありません。というか、そんな男はたとえ大金を払っていてもお客様でも何でもありません。

たとえ普段どんなに紳士的に飲んでいたとしても、

 

人の頬を札束で叩くようなヤツは、クソです。

 

そんなクソ男をお相手しないと成り立たないような仕事の仕方は、もうやめましょう。

あなたはプロのホステスです。あなた自身が商品です。商品であるあなたを傷つけるような人は、客ではありません。

  • どうしても断れず応じてしまう人
  • そういう人にばかり好かれてしまう人

は、相手を変えようと躍起になるよりも他者と境界線を引けない自分を見て、改善に取り組んでください。そこに入り込んできますから。

大切にしてくれる人のために自分を磨いて、クソ客様が二度と声をかけられないくらい、いい女になりましょう。

あなたの「普通」は歪んでるかもしれません。

あなたがホステスとしてこの記事内容を「え?それ普通じゃない?」と思うなら、あなたもクレイジーに染まってます。

普通じゃないですよ、たとえ非日常がサービスの水商売であっても。新規のクライアントさんとのセッションでは、

  • 触られる程度のことは普通
  • 無理やりキスされるのが普通

といったことをよく聞きますし、状況は分かります。それを『普通』と思い込まないと受け入れがたい日常でもありますよね。

でも「普通」ではないですよ。

そういう客層のお店が多いことも分かるし、それが日常のお店が多いことも知ってるし、そういう営業法を取っているお姉さんがいることも重々知ってます。

全体の数からすると、マジョリティであることは確かです。

でも「普通」ではないですよ。そのマジョリティが「クレイジー」です。

もしもそれを『普通』だと言い張るお店なら、移籍しましょう。

ましてやそのクレイジーな『普通』を強いるお店なら、なおさらです。一刻も早く、新しいお店を探してください。

 

あなたがお客様の立場でこの記事内容を「え?それ普通じゃない?」と思うなら、あなたはクレイジーです。

本気でそれを普通だと思うのであれば、会社の女性社員やカフェのお姉さんに、同じことをしてみてください。

 

一発で刑事事件ですから。

 

「それを上手に交わすのがホステスの仕事」という言葉で、さもこちらの問題みたいに話をすり替えるのもやめていただきたい。

「言葉遊びだろ」と、さも悪気はないみたいなごまかしもやめてください。断れない状況に追い込んだ時点で、もう「遊びの範疇」じゃないんですよ。

本能で生きてるサルじゃあるまいし、理性ある大人なんだったら、己の性欲くらい己で面倒見てください。

「酔ってた」とかも言い訳になりません。理性が外れてそうなるなら、それがあなたの本性です。

仮に擬似恋愛を売るお店であったとしても「擬似」なんですよ。

日本語が読める人なら、この意味はお分かりになりますでしょ。オレ様お客様だとふんぞり返るのなら、わきまえてお遊びいただきたく存じます。

まとめ

  • 加害行為の責任は加害側にあります
  • 加害行為に応じる必要はありません
  • 枕を強要するお店は移籍しましょう

あなた自身が、

「枕でも何でもしてのし上がってやる!!」

と思っているのならそれは良いです。需要と供給がマッチしている範疇で勝手にやればいいだけの話、ですからね。

でもそうでないなら、これだけは覚えておいてください。

 

ホステスの仕事は、身体を提供することではありません。

 

それを強要する人は、お客様でも何でもありません。それを強要したり、見て見ぬふりをしたり、それがホステスの仕事だとさも真っ当な意見のように言うお店も、ろくなお店ではありません。

どんな状況でも従わなくていいので、全力で逃げて帰ってきてください。

 

ホステスの心得

 

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ホステス専門アドバイザー秋好玲那(管理人)

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ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、コンサル歴15年目に突入。家庭には恵まれませんでしたが、社会に出てたくさんの人に恵...

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