人に与える「言葉の印象」と言葉の使い方の根底にあるもの

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
この記事は
旧VIPコミュニティに投稿されたものを
土台にしたものです。
本日のテーマはこちら↓
心が潤う、という表現が好きでお礼メールなどによく使っていたことに気が付きました。
豊かになりました、というニュアンスで使っていました。
〇〇さんの優しいお気持ちに心が潤いました、等玲那さんはそもそもこの心が潤うという言葉を使いますか?
この表現をどう思いますか?玲那さんの心が潤ったなあという瞬間があったとして、それはどんな時ですか?
もし使うのであれば、玲那さんと同じ感性で使いたいと思い質問させていただきました。
投稿者:pinkさん
ご質問ありがとうございます^^
あ、こういった質問は今後
質問専用コミュニティで受け付けますので
そちらで投稿してください。
本記事は上記質問への回答、
ではありません。
上記質問を元に書き起こしたものです。
※回答は文末にあります。
この記事の目次
人間関係で行き違いやすい人の特徴
人間関係で行き違いが生じやすい人は
- 言葉のチョイスが悪い
- 言葉の扱い方が悪い
- その言葉を発するタイミングが悪い
等も大きな要因のひとつになっています。
「そんなつもりじゃなかったのに」
「そんなことを
言いたかったわけじゃないのに」
といった後悔が多い人はまさにこれ。
なぜ今それを言うんだ・・・
というタイミングですごい言葉を
言ってはいけない相手に言ったりする。
そうなる原因としては多くの場合
言語化する習慣がないことと
思考の歪みから起こります。
言語化習慣がない人の特徴
言語化する習慣がない場合は
脳内にある語彙数が圧倒的に不足していて
適切な言葉を引き出せないのですよね。
そのため感情が爆発したときに
「わお、そこでそれ言いますかw」
ということを言ったりします。
が、どんな言葉を使おうとこの場合は
本人の心中にある言葉を使うので
不適切ではあるものの本心が見えます。
使っている言葉も
今まで耳にする機会がなかっただけで
本人は日常的に使っている単語が多い。
ある意味では素直です(笑)
言語化習慣が身につくと
適切に言葉を扱える可能性は大ですね。
思考の歪みがある人の特徴
思考の歪みから起こる場合は
『美しい言葉』や『耳心地の良い言葉』で
言語を取り繕おうとします。
なぜなら「隠したい自分」がいるから。
この場合、
多用する言葉がどういうものか?
をじっと見ているとよく分かります。
定型文のように「ご縁に感謝!」なら
その人はご縁に感謝してません。
事ある毎に「絆」と連呼する人には
誰とも絆なんかありません。
ないから連呼しないといけないのです。
難儀なのは本人がそれに気付かないし
気付きたくないケースがほとんど、
という点。
指摘するとスッと逃げていきます。
指摘し続けると縁が切れます(笑)
どの言葉をどんなタイミングで誰にどう使うか
言葉というのは本当に不思議なもので
自分が思っている意味と
相手が受け取る意味が変わってしまう、
ということが多くあります。
なぜなら相手の価値観と自分の価値観が
異なっているからですね。
ここに読解力やコミュニケーション力も
関わってくるのでなおさらです。
言語化が苦手な人、
思考の歪みが強い人は
相手の言葉を受け取るのも下手なので
ものすごく湾曲して捉えたりします。
まあそれは相手の問題なのでいいんですが
こちらの問題としては
- 自分が発した言葉で自分の印象を悪くしてしまうこと
- 自分が発した言葉で印象が変わってしまうこと
ですよね。
自分さえ適切に言葉を扱えていれば
何の問題もなかったのに・・・
そういうことを避けたいわけです。
印象が決まってしまうポイント
これが決まってしまうのは
- 使う言葉
- タイミング
- 発する相手
- 言葉の扱い方
この4つがポイントになります。
この中でもっとも着手しやすいのは
「使う言葉」と「扱い方」を鍛えること。
語彙力が乏しい人はまず語彙力を上げる。
語彙力があるのに不適切な人は
表現力(扱い方)を鍛える。
1日1つ覚えて日常的に使い倒していれば
年間365単語を使えるようになります。
たとえばあなたが日常的に「辛い」と
言っているのであれば
その言葉を違う言葉に置き換えて使い倒す
というところから始めましょう。
現状にもっとも適した言葉はどれか?
をイメージして選ぶ習慣をつけましょう。
あ、思考の歪みも改善してください。
じゃないと「相手の言葉を歪める」という
コミュニケーションコストがかかります。
相手の言葉を歪めると当然にチョイスする
言語も印象も大幅に変わるのでご注意を。
この記事についたコメント
まとめ
- 言語化を習慣づける
- 思考の歪みを改善する
- 日常使いの言葉から置き換える
先述したように思考の歪みで行き違う人は
『耳心地の良い言葉』を多用します。
あなたがこれに当てはまると思うなら
あなたの心の奥底には筋金入りの
「無価値感」があるかもしれません。
何もない自分(と思っている自分)を
必死に隠そうとすると
耳心地の良い言葉に惹かれます。
その場合は無価値感を解消することを
優先してください。