ホステス現役時代、色恋目当てのお客様にはどう対応してた？

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら＾＾

色を売りたくないホステスにとって、色恋目的のお客様というのは悩み（ストレス）の種ですよね。

「ホステスは色恋が仕事だろ！」という持論をさも正論かのように振りかざし、脅迫と紙一重の強要をするクソ客様もいらっしゃいますからね。

いずれにしても厄介この上ないのですが、切るに切れない場合も多々あり、というのが実情。

今日はそうした色恋目的のお客様に関するご質問を取り上げてみます。

玲那さんから見て｢こういう人は私のお客様にならない｣という方（色恋目当てなど）に気に入られた場合、どう対応していますか？

他のお客様同様の連絡手段、頻度ですか？

ご質問ありがとうございます。特に何も変わらないですよ。担当でなかったとしてもお店・他の女性のお客様ですから。本記事では、

について解説します。

色恋目的のお客様に気に入られても何も変えない

質問者様が仰るとおり、色恋目的のお客様は、私のお客様にはならないのです。ならないというか、しないのです（笑）

出禁にするようなことはしませんし、ご要望とあれば担当になっても良いですが（上からｗ）。

重要なのは、『何が目的であろうと、何も変えないこと』に尽きます。

他の人と何ひとつ変わらない対応をします。連絡手段も、頻度も、接客も、何も変えません。

まあ色恋目的だと、相手はガンガン連絡してきたりしますよね。来たものには返しますが、内容には付き合いません。電話も1～2分で切ってましたね。

仮に長電話に付き合う時間があったとしても、「今から電車に乗る」とか何とか言って切ります。

色恋目当てのお客様への営業について

たとえばお礼状などは、色恋目的のお客様はとても嫌がりますが、出します。出すと「結局営業かよ」的なことを言ってくる人もいますが、気にしません。

営業に決まってるじゃないですか、仕事なんだから。

その後来店がなければ、月1回のお伺い連絡しかしません。現役時代の私はメール嫌いだったのでほぼ電話ですが、長電話にも付き合いません。

お金を払わない人に、お金を払ってくださっているお客様以上の手をかけるのは本末転倒ですからね。

来店がある状態なら当然連絡の頻度は上がりますが、要望に応えて色恋に付き合うようなこともしません。

あ、色恋が得意な子をお席につけてあげるくらいはします。ここが担当制のいいところですね。

ホステス次第で色恋目的のお客様も変わる

繰り返し何度も「何も変えない」ということをお話ししていますが、これは、来店がなくても変えないということです。

レスポンスがなくても、来店がなくても、連絡し続けます。「連絡をしない」と決めるものさしは、また別です。そうすることで、変化してくるお客様もいるのですよ。

「色恋が目当てだったけど、この子はちょっと違う形で付き合いたいな」という心境の変化を起こす方が出てきます。

仮にあなたがあと１年前後でホステスを辞めるつもりなら、リストから外して良いです。でもそうでなく、

という状態なら、他の人と同様に、
連絡し続けたほうが良いです。

まとめ

色を売りたくないホステスさんが色恋目当てのお客様に気に入られてしまったら、

この3つを徹底すると良いですね。あなたから切らなくても、「色恋以外いやだ！」というお客様は勝手に離れていくので、大丈夫です。

そんなことに気を取られる時間があるなら、商品価値を高めることに費やしたほうが早い。

要は、フレンチレストランで「巻き寿司出せ」と言ってるような人なので、「うちはフレンチなんですよー」と分からせないといけないのですよ。

相手に合わせて何かを変えるということは、「フレンチレストランだけど巻き寿司も出す！」みたいなことで、ビジネスとしては売れない典型です。

何でも屋にならないよう、
主導権は常に自分が持つようにしてください。

何でも屋にならないよう、主導権は常に自分が持つようにしてください。

 

ホステスの心得