「マメなホステス」と「マメに連絡」はまったく違う！

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら＾＾

アンチ・マメ営の秋好玲那がお届けする「マメに営業するといいよ」撲滅記事のお時間がやってまいりました。

口を開けば「マメに営業するといいよ」とホステスに言い放つ黒服は、ぜひとも下記の記事を網膜に貼ってほしいです。

マメに営業することが苦痛にならない＆結果が出ているホステスさんは、ぜひともマメ営業を続けてください。この記事はあくまで、

 

それなのに、不安でマメ営をやめられない！

 

･･･というホステスさんに向けたものです。猛毒注意報なのでご注意ください。

マメな営業はほとんどのホステスにとって疲弊するだけで非効率

マメに営業することで売上UPに繋がるジャンル、効果的な人たちは、確かにいます。ホステスというジャンルで「効果的な人たち」はずばり、色恋。

 

 

と言ったホステスがどういう顧客を持っているか、どういうお店で働いてきたか、どんな接客をしているか、じっくり分析してみてください。

 

 

と言った黒服が、日ごろどんな発言をしているか、じっくり振り返ってみてください。

そんな人がほとんどのはずです。

 

色恋は悪ではないが意図しないターゲットを集めるのはビジネスとしておかしい

もちろん、色恋が悪ではありません。確実に需要はあるし、確実に即効性があるし、一定の期間は数字になる。

苦にならないならどんどんやればいいし、即効性が最重要なら、色恋はダントツにお勧めする立派な【販売戦略】です。

でも、色恋営業をする気がないのなら、マメに連絡を取ることで色恋目的の顧客を集めることになるので、やめたほうがいいです。

そもそも、売りたくないものを売っても売上なんか上がりません。クソ客様を集めたいなら別ですけどね。

意図しないターゲットを自分で集めながら、「ストレスだナンだ」と騒ぐ前に、ちゃんと勉強してください。

稼ぎたいのはあなた自身でしょ？良客を集めたいなら、やり方を変えないと。色恋が良い悪いじゃなくて、ビジネスとしての考え方がおかしいんです。

色恋するにしてもマメな営業は非効率すぎて疲弊する

また、色恋でも非効率すぎます。数打ちゃ当たる式で絶対的母体数必須、それでも来店に繋がるのは20％程度。

100人とマメにラリーしても、たった20人。そこから太客は4人、あとはたまに来店。客単価5万でも、売上20～25万円前後。イベント時は、せいぜい50万前後。

（上記数字はあくまで【ゼロヘルプスタートのクラブ】での一般論、キャバクラはもっと数字が上がります）

たったこれだけのために、膨大なラリーを日々続けるのが苦でなければ、マメな営業もいい方法だと思います。

 

私は苦痛ですね、絶対に嫌です。何千回でも言います、絶対に嫌です。

 

そんなことに精魂使い果たしてたら、レスポンスない人を切るに決まってます。営業に対する自己犠牲が過ぎるんですよ。

そして、その切った人の中に良客がいる、という惨劇に気付かず病むだけです。

マメなホステス＝マメに営業メールではない！

私は、お客様に「マメだね」「律儀だね」と言われていたホステスです。

コンサルでも、売れている子たちは、確実に全員マメで、律儀で、礼節を重んじている子たちです。

でも、だれひとりとして、「マメな営業メール（LINE）」なんかしてません。

確かに、レスポンスは早いです。先日、ある売れっ子ちゃんに連絡したときも、半日経たないくらいで返信がありましたが、

 

 

と書いてありました、そういう感覚です。誕生日も、季節のご挨拶も、何かのお祝いも、確実に決まった日時までに、必ず出します。

私でいえば、新規のお客様が初来店した際に、定年退職や栄転、誕生日と聞けば、その場ですぐに贈物を用意していました。

お客様の結婚記念日や、お子様のお誕生日、ご両親の命日など大切な日も、忘れません。

約束は、よほどのことがない限り守るし、何か頼ってくだされば全力を尽くします。必要であれば、秘書的役割も果たします。

得た情報に対する行動着手は、売れっ子になればなるほど早いです。『マメに営業』程度では、太刀打ちできません。

「マメに営業」程度で売上向上！･･･なんてビジネス甘く見過ぎ！

上記は、あくまでもごく一部の例ですし、贈物や即レスが云々の話ではないですよ。私が言いたいのは、

･･･ということです。マメにやり取りをすることに満足して、延々と時間を搾取されることに疲弊して、何も仕事をしてないじゃないか、と。

ただ不安を埋めるためにマメに営業したり、ただ言われるがままにマメに連絡して、それで売上向上なら誰も苦労しません。

仮に、色恋せずマメ営で結果を出してる子がいるとしたら、人の見えないところで、人の比ではない量の努力をしてる。

マメに営業することだけ真似たって、誤差レベルの結果しか得られません。

あなたの不安を埋めるための行動で大金を稼げるほどビジネスは甘くない。それはただのマスターベーションです。

まとめ

若干（？）辛口でしたが、あなたの言いたいことも分かります。

「その方法しか知らない」んですよね。お店がそう教える、周りがそうしてる、ネット開けば、そういうものがあふれてる。

少なくとも、私のサイトを覗いてくださるホステスさんたちは、何か打開策がないか、何か現状を変える方法がないかと必死で、お客様のことを何とも思ってないわけではないことは、重々分かってます。

じゃなかったら、私のサイトって、小手先のことをほとんど書かないので、「クソつまんないｗ」って感じですね。

あなたの人生で、稼ぐのはあなたですから、何を選択するのもあなたの自由です。ただ一言だけ。

マメに連絡して満足するよりは、マメなホステスになったほうが幸せです。

 

ホステスの心得