あなたが「コンサルできるレベルのホステス」になれない最大の理由
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
みなさまお忘れのようですが、私はカウンセラーでもコーチでもなくコンサルタントです。表立ってコンサル的なことを書かない一番の理由は、
この一言に尽きるわけですが、たまにはコンサル的なことも書かないと、
みたいなすごい勘違いをするコバエが自然発生するので、今回はコンサルとして「コンサルレベルではないホステス」について語りたいと思います。
コンサルレベルではないホステスの脳には〇〇がない
さて、クソホステスのみなさんは何かと、
- どうしたら効率よく営業できるか
- どうしたら手っ取り早く結果を出せるか
といった点を躍起に探しておられます。とにかく地道にコツコツ積み上げることが大嫌いなのでこの思考になるわけですが、気持ちは分からなくもないです。
私も合理主義で無駄が大嫌いだし、とにかく面倒臭がりなので効率重視です。売れっ子ホステス達もこれは共通していて面倒臭がりな子が圧倒的に多いです。
じゃあ何が違うかというと、売れないホステスの脳内には検証期間が存在しません。
効率化や習慣化というものは簡単にできるものではありません。また誰かに適する方法が違う誰かにもそっくりそのまま適応ともいきません。
完全に習慣化して効率化するまでには必ず「検証期間」というものが必要で遅くても3ヶ月~6ヶ月かかります。
早い子なら1ヶ月で習慣化できた後、検証期間として2ヶ月ですね。
実際に私のコンサルでも必ず基本は「3ヶ月間目標平均額を維持すること」からスタートします。
この検証期間を耐えられずに即効性のあるメッキを探し続ける人を、ある種の敬愛をありったけ込めてクソホステスと呼んでいます。
コンサルレベルではないホステスが理解できないマーケティングの基本
そもそも習慣化・効率化に関わらず、ビジネスマーケティング全般の基本は、
テストテストテストテストテストテスト!
これに尽きるんですよね。某マーケッターがこう言っていました。
マーケティング=心理学×数学
まさにこの通りで、これこそがマーケティングの要です。
- その商品を買いたいと思ってもらうための心理学
- それを計測する数学
このどちらも必要で、テスト=数学の部分です。
目先のトラブルや問題を相談し続ける人は、心理学の知識を与えても数値化して計測することができない限り、コンサルはできません。
数字ばかり見て人の心理を無視する人も、コンサルはできません。
質問したらそれで終わり、その後どうなったか(テストの結果)を共有しない人もコンサルはできません。
両方の知識がない&分からないレベルなら「これだけの情報を出してください」で済むので、まだ良いのです。
問題は、検証結果を共有してくれなかったり、検証期間に勝手にあれこれ手を出したり、そもそも課題実行ができないレベルの人。
こういう人たちは、継続的なコンサルを実施することが不可能なのです。つまり効率化も無理だし、売上を上げることは不可能、ということ。
コンサルレベルではないホステスに自覚してほしいこと
テスト=数値的部分ということは、ご理解いただけたかと思います。では何をテストするのか。
そもそもその商品は『売れる商品』なのか?
ここです。これをテストします。売れない商品をいくら効率化したって、売れませんのでね。ビジネスの基本は、
- 売れる商品を作る
- それを効率化(自動化)して売る
これが成功の最大のポイントです。
たとえば、私があなたに「お礼状の書き方」を教えたとします。コンサルレベルではないホステスは、確実にここで満足して終わります。
それでは何の意味もありません。『書けるようになるレベル』でしかない。コンサルしてほしいのであれば、
- 『お礼状を書く』という行動を習慣化させる
- 心掴む文章を効率良く書けるように鍛える(心理学を使う)
- そのお礼状でどういう反応がどれくらい来たのか、売上にどう影響したか?を検証する(数学)
- 3で出た結果を元にテコ入れをする
- 2~4を繰り返す
これが絶対的に必要になります。教わって終わるなら、記事で十分ですよ。売上にならなくてもいいってことだから。
ちなみにこの検証の結果として「あなたはお礼状を出さなくてもいい」と判断したホステスさん達もいます。
ビジネスは「誰かに褒められること」より「利益が生まれるかどうか」ですからね。
利益を生まないことが明確なのに、マスターベーションのためだけにお礼状を書き続けるなんて、ビジネスとして本末転倒でしかないです。
まとめ
- 習慣化・効率化・売上UPには必ず検証期間が必要
- マーケティング=心理学×数学
- 検証=売れるかどうか?
習慣化できない人は、ひとつのやり方にこだわり過ぎていたり、「習慣化するには?」の視点がなかったり、思考の歪みが強すぎたりします。
やり方にこだわってしまうタイプの人は、『習慣化も検証が必要』と叩き込んで「このやり方を2週間続けてみてダメだったら違うやり方に変えよう」くらいの軽~い気持ちで取り組んでください。
あれこれ試して、自分に合ったやり方を探す。ビジネスもこの繰り返しですから。
こだわりや歪みが強い人は、それ自体が得たい結果を得るまでの大きな弊害になってしまうので、そこを解決することから始めましょう。
ホステスの心得