お礼状の文字数はどれくらいが目安?
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
お礼状の文字数はどれくらいがちょうどいいのでしょうか。
使っている便箋にもよると思いますが、大体の目安になる文字数はありますか?
ご質問ありがとうございます。コンサルでもこの質問は多いのですが、いつもA5便箋を前提に回答しています。ちなみにおすすめしている便箋は、こちら↓
今回もこちらを軸に回答します。
お礼状の文字数は350~400字が目安
字の大きさにもよりますが、お礼状の文字数目安としては、頭語~お客様のお名前まで全部含めて、350~400字です。
となるホステスさんは、『【お礼状添削】賢いホステスのお礼状はこう作る!基本中の基本』を読んで、お礼状や添え状の構成を頭に叩き込みましょう。
たとえば、上記お礼状添削の例文だと、電話番号がないバージョンなので、頭語~お客様のお名前までが355字です。
お中元添え状の例文だと、頭語~お客様のお名前までが大体370字。つまり、400字詰め原稿用紙1枚=便箋2枚分が目安です。
お礼状の文字数が350字以下の場合
では、なぜ「350字~」なのか。350字以下ではいけない理由は何なのか。
この一言に尽きます。仮に、頭語~お客様のお名前まで300字で実際に清書すると、2枚目の半分までもいかないくらいで、お客様のお名前になります。
この『視覚的空白』が、手抜き感に見える。ここが、営業感が増すポイントです。テキトーにしか見えないのです。
あなたがどれだけ必死に考えた文章で、どんなに心を込めて書いたとしても、レイアウト的に定型文っぽさが増して、
みたいなイメージがつくのです。これはもったいない!!!!!!
もっと言えば、短ければ短いほど、雑に扱っている印象を与えます。これを避けるために350字以上、です。
お礼状の文字数が400字を超える場合
では逆に、なぜ400字を超えてはいけないのか。
これに尽きます。便箋3枚になると、めんどくさいです。もちろん、長文でもOKな場合もあります。それは、『文章力のある人なら』という前提。
文章力のある人は、読ませる文を書けるので、長くても読み手の心理負担はありません。
読み手が、あなたの綴る文章の世界観に惹き込まれるほどの文章力があるなら、むしろ長文で出したほうが効果的。
でも、残念ながら大半のホステスには、そんな文才はありません。大体、お礼状で長文化するホステスは、病んでいるか、文章が苦手な人です。
つまり、思考を言語化できない人か、情緒不安定で感情が散らかってる人。
文字制限をつけると、強制的に省かねばならなくなるので、メンヘラ感を薄めることができます。
まとめ
- お礼状は350~400字を目安にする
- 350字を下回ると、営業感が強くなる
- 400字を上回ると、メンヘラ感が出る
現役時代に、私が実際にいろんな文章を出し、お客様の反応をカテゴリ分けして分析し、350~400字がもっとも反応の良い文字量と判断した数値的結果です。
信じられない方は、ぜひご自身で、いろんな方法を検証してみてください。
ホステスの心得