多くの人が勘違いしている「成功するホステス」の条件

多くの人が勘違いしている「成功するホステス」の条件
売れるホステスのつくり方

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^

あなたは「成功するホステス」とはどんな人だと思っていますか?

ホステスでなくても良いです。ビジネスで結果を出した人、望む人生を手に入れた人、あなたの知る「成功した人」で考えてみてください。

明るく会話上手で社交的、みんなに優しくて我を出さず、血の滲む努力ができて運に恵まれて、多くの人に愛されて、何不自由ない暮らしをしていて・・・

といった具合に、いろいろとあるでしょう。

といった具合に、いろいろとあるでしょう。残念なお知らせですが、今日はその偶像をぶち壊すお話です(笑)

でもそれは、あなたでも成功者になれるということでもあります。本記事では、

  • 【勘違い1】成功するホステスが持つ「素直さ」の正体
  • 【勘違い2】成功するホステスは人格者
  • 実際の売れっ子ホステスの裏(?)の顔

について解説します。

【勘違い1】成功するホステスが持つ「素直さ」の正体

売れるホステスにもっとも共通する点は、全員と言っても過言でないほど素直。これはたしかな事実で、ほぼ例外はないでしょう。

ただ、売れないホステスはこの「素直」を大きくはき違えているので、売れません。

成功する「素直」なホステス=自分に正直

たとえば、あなたがだれかの言うことに従順で、NOと言えないホステスだったとします。

きっと周りはあなたのことを「素直で良い子」と評価するでしょう。でもそれは、素直ではありません。

「素直で良い子」の非言語を言語化すると、周りの言うことに逆らわず面倒をかけず言われたこと以外やらない使い勝手の良い子ということです。

私を筆頭に、売れるホステスにこんな人はいません(笑)売れるホステスの「素直」とは、自分の気持ちに嘘をつかない、ごまかさないということです。

ここが歪んでいるホステスは、本心では「いやだな」と思いながらも、

  • いやだと思う私は間違っている
  • どうしてこの人は私の嫌がることばかりするんだろう
  • 私さえ我慢すればいいんだ
  • 我慢して聞いていればかわいがってくれるだろう
  • 断ったら嫌われる

とかを考えているわけです。残念ながら売れるホステスは、そんなことまったく考えてません(笑)

  • 何かいやだな、モヤッとするなー
  • 何がいやなんだろう
  • どうしたらこれを回避できるかな
  • どう対処するとメリットがあるかな
  • この人の目的は何なんだろう
  • 私はどうしたいんだろう

といったことは考えてますが、それでもいやだと思えば断るし、断る以上のメリットがあると思えば、たとえいやなことでも引き受けます。

悪く言えば「腹黒い」んですが(笑)

でも自分の感情や価値観を否定しません。ごまかしたりもしません。ここが「行動だけパクろうとしてもできない」の最大の理由ですね。

そもそもの考え方が全然違うのです。

自分に素直になれない人が行動だけパクると確実に病むので、まず「自分に素直」という思考からパクったほうがいいです。

売れるホステス=結構打算的(笑)

別の形で「素直」をはき違えるホステスも多いですね。

『素直=思ったことを何でも好き勝手に言いたいように言っていい、周り省みず好き勝手にやりたいようにやっていい』みたいに。

これは素直じゃなくてただの開き直り。ただただフツウに嫌われるだけなので、やめたほうがいいです(笑)

こういう極端な思考になるホステスは、境界線がなさすぎるか、0-100思考ですね。いずれにしても地頭はよろしくない。

売れるホステスは結構打算的ですよ。「結構」って書くのも気が引けるほどw

私自身は、人間関係の構築やお付き合いに関しては、一切計算はしません。でも、ビジネスに関しては計算します。

しかも私は参謀タイプなので、プレイヤータイプのホステスより何倍も計算して動いてきた側です。

プレイヤータイプの売れっ子は、計算というよりも感覚で動くのですが、その感覚を論理で言語化するとしっかり計算して動いています。

ちなみに「計算」がわからない人のために、違う言葉で言語化すると、こうなります↓

  • 自分がどうしたいか?を素直に受け入れる
  • それを実現するためには?を真剣に考える
  • 相手が何を考えているか予測する
  • 自分が何を言ったら相手がどう反応するか予測する
  • その予測を踏まえて「望む結果」を出せるよう戦略を立てて実行する

言いたい放題やりたい放題やる子は自分のことしか考えてない言動のみですが、売れるホステスは最初に「自分がどうしたいか」を考え、その後はほとんど相手のことを考えています。

得たい結果を得るために、予測・実行・検証を繰り返す。これが「計算」です。

【勘違い2】成功するホステスは人格者

売れないホステスほど『売れっ子ホステスは人格者である(べき)』と思い込んでいます。

裏を返せば、売れっ子ホステスにそれを求めて(強要して)いるわけですが、その偶像に自分が一番苦しめられているのですね。

そのため、自分の未熟さばかり目について、自ら自己肯定感を引き下げていきます。

残念ながら、成功するホステスに(世間で思われているような)人格者などいません(笑)

仮にそう見える人物がいたとしたら、それも計算やブランディングでそう振る舞っているだけです。

多くの売れっ子ホステスを見てきた私が断言します。成功するホステスは全員、クレイジーです。

成功するホステスのクレイジーさ1:怒鳴り散らすのが常

ある銀座ホステスは、老舗クラブでかれこれ10年以上ナンバーワンとして君臨しています。

私が出会ったのが約10年前、その時点ですでにナンバーツーとの売上差額が400万円以上という、ぶっちぎりのナンバーワン。

これを書いている2020年現在も、彼女はナンバーワン。

インスタなどSNSを一切やらない女性なので、ネット上では無名ですが、知る人ぞ知る売れっ子ホステスです。

そんな彼女の勤めるお店へ行くと、こんな声が聞こえてくることがあります。

 

酒も飲めないような女を席につけんじゃねーよ!
飲まねーわ、しゃべらねーわ、役立たずな女雇いやがって!
仕事しないんだったら出勤してくんな!!

 

しかもこれ、お客様のお席で接客中、店中に響き渡るような声で叫んでいます。

毎回お客様が「まあまあ」となだめすかし、黒服たちは「また始まった」と苦笑する、日常の光景です。

ここだけ見てもクレイジーですが、彼女の影の努力もまたクレイジーです。

体形維持のため徹底的に糖質を抜き、今となってはお米を口に入れただけで嘔吐するほどの脅迫概念、美肌を保つために湿度や温度を徹底管理。

お客様へのフォローや営業も非常に細やかで、ずば抜けた数をこなします。

成功するホステスのクレイジーさ2:ヒスを起こすのが常

こちらはとある新地ホステスさん。

彼女もまた老舗クラブで10年以上にわたり小計1,000万円以上を超える売上を維持し、次の跡取りと言われるほどの存在です。

彼女は高嶺の花タイプで、一見とても美人で穏やかで優しそうなタイプ。実際に話しても、その印象が壊れることはありません。

店内で不満や怒りを顔に出すことは皆無、常に涼やかで上品でみんなの憧れの的です。

が、ひとたび家に帰ると、一変。

 

マジあの女ふざけやがって!あたしを誰だと思ってんだよ、10年早ぇんだよ!!
あたしは気分で動くんだよ、それに合わせろよ、誰の金で飯食えてると思ってんだよ!!
こんなのできるわけねーだろ!ヒマなヤツがやれよ、あたしは忙しいんだよ!!

 

と叫びながら物を投げ、破壊し、ときには一日中泣き叫び、お店関係者やお客様以外の人間には不機嫌さを露骨に出して八つ当たりが常。

挙句の果てには、何もしていない同棲中の彼氏を「出て行け!」と追い出す始末。

異性関係も激しく、浮気がバレても「だから何だよ、今に始まったことじゃないし!」と逆ギレ、どんぶり勘定で湯水のようにお金を使うので貯金はゼロ。

でもやはり努力や行動量もクレイジーで、1週間で1,000通のDMを書いたり、アスリート並みに自分を追い込んで基礎を徹底的にやり込んだりします。成し遂げるまでは絶対にあきらめない不屈の精神でもあります。

成功するホステスは何かが必ずクレイジー

上記の事例でも分かるように、クレイジーな努力ができる人は、どこかが必ずクレイジーです。

人間の能力を100とした場合、80を努力に費やしているのが売れっ子ホステス。

残りの20で他を賄わなければならないので、必ず極端に欠けた一面を持っています。

かのスティーブ・ジョブズも、すばらしい成功を遂げた反面、家族のことは省みずでした。

奥さんや子どもはいつも貧困で、生活保護を受けて生活していたほどです。

かく言う私も、20時間以上を仕事に費やし、残りの3~4時間の中に睡眠・食事・入浴・プライベートの時間が含まれるというクレイジーな生活でした。

当然、一般的な恋愛や結婚なんかできません(求めてもいません笑)。このように、成功者に共通していることは、アンバランスさです。

最初からあれもこれも・・・と手を出していると、能力が分散されるので、秀でた結果は出せなくなります。

仮に100のうち50を恋愛に使えば、仕事も平均値です。

成功者の書籍類を読むと「周りはさぞ苦労しただろうなあ・・・」と思わず苦笑してしまうことが多いものです。

私の周りにいた人たちも、さぞ苦労したことと思います。でもその狂気的な才能に魅力がある、とも言えますね。どうです、人格者なんていないでしょ?

そんなものは見る側の偶像か、緻密に練り上げられたブランディングの結果です。

売れた側からすると「そんなもの勝手に押し付けられても困る」「ブランディングが成功してる証拠」でしかありません。

そう考えると、あなたが仮にアンバランスなら成功する可能性は大ですね。もしあなたが「平均的な良い子」であるなら、成功する可能性は小です。

優等生は成功者にはなれません。

まとめ

  • 売れるホステスは自分の感情に素直
  • 成功するホステスは成功の度合いに比例してクレイジー
  • 成功者は共通して「アンバランスな人間」

ちなみに「世間で言われてる成功論はほぼほぼお門違いですよーん」と書いてくれてる本があります。

残酷すぎる成功法則

残酷すぎる成功法則

部分的に「?」なところもありますが、エビデンスに基づいて自己啓発を解説している割に比較的分かりやすいので、興味ある方は読んでみてください。

私が日ごろ言ってることも、エビデンス付きで書かれてあります。

あ、書籍タイトルは誇大なので気にせず。本来のタイトルは「お門違いの成功論」、全然残酷じゃないのでご安心を。

 

ホステスの心得

 

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ホステス専門アドバイザー秋好玲那(管理人)

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ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、コンサル歴15年目に突入。家庭には恵まれませんでしたが、社会に出てたくさんの人に恵...

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