毎日ストレスでつらい!ストレスが多くなる原因と改善ノウハウ

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
「ストレスがない」という人と、「ストレスが多い」という人の違いについて考えたことはありますか?
もしかしたら、「ストレスがない」という人と、「ストレスが多い」という人の間には、何か違いがあるのかもしれません。
そこで今回は、臨床心理士との話し合いの中で得た興味深い内容をシェアします。
- ストレスがない人とストレス過多の人の違い
- ストレスが多くなる原因
- ストレスを減らすための改善ノウハウ
についてお話しします。日々の生活で感じるストレスに悩んでいるホステスさんは、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
ストレスがない人とストレス過多の人の違い
人間が生きていく上でストレスというのは必要なものです。
「ストレスがまったくない!」と言っている人でも、生きている限り必ず何かしらのストレスに晒されます。
ストレスが多いと感じる人と、ストレスがないと感じている人とでは、何が違うのか。そもそも感じている「ストレス」の意味が違うのです。
「ストレスがない」と感じている人とは
ストレスがない!という人が感じているストレスは、生きていれば誰にでもあるストレス。
たとえば、誰かと話を合わせるとか、誰かの話を聴くとか、何かしらの『負荷がかかる状態』を指しています。
これはあなたにも日常的にあることで、この程度であればあなたもさほどストレスには感じていないはずです。
そして、「ストレスがない」と感じている人たちは、自分の時間を大切にしています。
仕事や家族のためにがんばる一方で、自分自身に対しても充実感を持って時間を過ごすことを大切にしているのです。
趣味や好きなことに時間を費やすことで、リフレッシュし、ストレスの軽減につながりますよね。
また、「ストレスがない」と感じている人たちは、適切な時間管理を行っています。
タスクを効率的にこなし、余裕を持ったスケジュールを作ることで、ストレスを最小限に抑えています。
優先順位をつけることも大切で、すべてに同じような重要度を持たせるのではなく、重要なタスクを優先することで、ストレスの軽減につながっています。
さらに、「ストレスがない」と感じている人たちは、ポジティブなマインドセットを持っています。
困難や障害に対しても前向きな考え方を持ち、問題解決に取り組む姿勢があります。
また、ネガティブな要素に囚われず、小さなことに感謝することで、自身のストレスを軽減させているのです。
このように、「ストレスがない」と感じる人たちは、一つ一つの行動や考え方を通じて、ストレスをコントロールしています。
つまり、自分にとって必要なことや大切なことを見つけ、ストレスと上手に付き合っていく方法を身に着けているのですね。
「ストレスが多い」と感じている人とは
では「ストレスが多い!」という人のストレスは何かというと、思い通りにならないストレス。たとえば、
- あの人が私の話を聴いてくれない
- あの人は私を分かってくれない
というように、『自分の期待と違う』というストレスを抱えています。この『思い通りにならないストレス』が多ければ多いほど、しんどくなります。
日常生活でストレスを多く感じている人は、『思い通りにしたい』という気持ちが強いとも言えますね。
また、「ストレスが多い」と感じている人は、どんな些細なことでも気にしすぎてしまいがちです。
心配することや自分に負担をかけることが多く、常に自分の行動や考え方を気にし、完璧を求める傾向もうかがえます。
たとえば、他の人が何を言っているか気にしすぎて、自分の意見を言えないことや、過去のミスをくよくよと考え続けることがあります。
何か新しい変化やイベントがあると、時間管理がむずかしくなる人も多いです。
予定が詰まりがちで、スケジュールがバタバタとしているため、リラックスする時間や自己ケアの時間が取れないこともあります。
さらに、「ストレスが多い」と感じている人は、自己評価が低く、常に完璧を求める傾向も見られます。
自分自身に対して厳しいことが多く、少しのミスでも自己評価が低下してしまうのです。
また、完璧を求めるあまり、結果的にプレッシャーを感じることも少なくありません。
このように、自らの能力や努力を過小評価し、自分自身に厳しい要求をすることで、ストレスが増加し、生活の質も下がっていきます。
それがさらにストレスとなり・・・という、悪循環を生みだしてしまうのです。
ストレスが多くなる原因
なぜ『思い通りにならないストレス』が生まれるかというと。原因はいろいろあります。
育った環境、本人の性格や気質、発達障害などによる情緒障害、認知の歪みなどももちろん関係します。が、シンプルに答えると理由は、ひとつです。
あなたが、受身だから。
たとえば恋人がいて、その恋人が仕事人間であまり会えず、あなたは寂しい思いをしているとします。
最初こそ理解できたものの、それが何ヶ月も続くと大半の人は不満や不安を抱くようになります。
- 私ばかり我慢している
- 本当は私のこと好きじゃないのかも
- 他に女がいるのでは?
などなど。でも嫌われたくないから黙ってニコニコして積もりに積もって爆発!これが『思い通りにならないストレス』で、原因はあなたが受身だからです。
相手が恋人であれ職場の人であれ、『我慢』『不満』『不安』が多い人は、自分の人生を他人に預けているのです。
そして常にこの状態なら、それが依存です。つまりストレスが多くなる原因は、あなたの依存心が強いことです。
ストレスを減らすための改善ノウハウ
ではどうしたらストレスが減るのか。どうしたら依存せずにいられるのか。今回はまず「自問自答」という方法をお伝えしておきます。
たとえば「私ばかり我慢してる!」と思ったら、自分とこういう会話をするのです。













といった具合に自分に質問をしていくやり方です。私のコンサルを受けたことがある人は、こんな会話を必ず経験してるはずです。
話している側は依存度が高い場合、私の共感や同調を期待しているため、私がこういうことを言うと傷ついて落ち込みます。
でも、私がこの会話をするのは、受身を改善していただくためです。
この会話のゴールは「自分がその状況を選択している」ということを認識してもらうこと。
つまり自問自答というのは、人生はすべて自分に主導権があり、自分で決めている(決められる)ということを再認識する作業です。
「私が決めたこと」と思えると、それだけで大半のストレスは消えます。裏を返せばこれができない人はかなり依存心が強いということですね。
まとめ
- ストレス過多の人は『思い通りにしたい』が強い受身の人
- 受身=自分の人生を他人に預けている状態
- 「自分で選択している」と思えれば大半のストレスは消える
発達障害などがあって言語化が困難な場合、少しハードルが高いと思います。
認知に歪みがある人や脳内多動の人は、自問自答中に他の感情が湧いたり、他のことに意識が飛んだりするでしょう。
そういう場合は、最初のうちは質問項目を3つくらいに絞って行うといいです。
- 誰かに強要されたの?
- 他に選択肢はあったはずだよね?
- その選択をしたのは誰?
この3つからスタートして、慣れてきたら質問をひとつずつ増やす、というところから始めるといいでしょう。
ホステスの心得