【ホステスのお店探し】自力・スカウト・紹介会社どれがいい?
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
私が初めて水商売に入ったときは、求人雑誌のナイトワークページがきっかけでした。当時はまだネットなどなく、紙面求人がメインだったのです。
そのころの私にとって、お店選びの条件は『寮があること』だったので、それ以外の条件については二の次でした。いいお店に入れたのはラッキーです。
最悪だったのは、初めて移籍した先のクラブ。ここへは、スカウトで入りましたが、ぼったくりなのに女性のお給料は薄給という、最悪なお店でした(笑)
その後も、何度か紙面求人&スカウトで移籍しましたが、
- 彼氏が浮気をすると店を閉める
- 入店時と会計時に桁が1つ変わる
という謎のお店に出くわすなど、若いころは本当に見る目がなかったです。。
いまは逆に、情報があり過ぎて、お店を決めるのがむずかしいという時代になりました。特に、水商売は求人に偽りありなので、余計に迷いますよね。
そんな中、どうやってお店を探せばいいのか・・・。そういう相談も多いので、
- 自分で探す
- スカウトを使う
- 紹介会社を使う
この3つのメリットとデメリットをお伝えします。
この記事の目次
自分で探す
たまに、
- 自分で探すと面接に通りにくい
- スカウトや紹介会社を使ったほうがいい
みたいな情報を見かけますが、そんなことはありません。もしそうであるなら、InstagramやHPなどで求人募集などしませんから、安心してください。
都心部では、スカウトや紹介会社を通さずに面接へ行くと、驚かれることがあります。
その際も、「物おじせず堂々と面接に挑めば問題ない」ということを頭に置いておいてくださいね。
自分で探すメリット
自分で探すメリットは、お目当てのお店があれば、真っ先にそこへ面接に行けることです。
受かるかどうかは別の話ですが、好きなお店へ、好きなだけ応募できます。お給料も、自分で交渉できます。
- 交渉術に長けている人
- 自己PRがしっかりできる人
に向いています。
自分で探すデメリット
自分で探すデメリットは、自分を客観視できないことです。実力以上のお店へ面接に行って、心折れたり、ショックを受けたり・・・といったことが起きます。
また、いまはSNSなどさまざまな形で情報が流れているので、情報に振り回されて「お店を決められない!」といったことも起きます。
- 自分で情報精査できない人
- 流されやすい人
などは、自分で探す方法はあまり向いていません。
スカウトを使う
ここで言うスカウトとは、スカウトマンと呼ばれる『スカウトが本職の個人』のことです。お店の黒服がスカウトに出る場合もありますが、それは含みません。
また、スカウト専門の会社は、後述の紹介会社に含みます。
いまは、SNS上でもたくさんのスカウトマンが活動しているので、昔以上に選択肢は広いと思います。
- すでにホステスデビューしている人
- 周囲に相談できる人がいる人
なら、いいスカウトマンを紹介してもらうのもひとつですね。
スカウトのメリット
スカウトマンを使うメリットは、そのスカウトマンの腕とコネクションが良ければ、好条件で良いお店に入店できることです。
また、あなたを客観視して一緒にお店を探してくれるし、あなたを売り込んでくれます。
- 自分がどういうお店を選べばいいかわからない人
- 客観的な意見がほしい人
などに向いています。
スカウトのデメリット
スカウトマンを使うデメリットは、仲介料を取られること。そのため、通常よりもあなたの時給や日当が下がります。
また、悪質なスカウトマンに捕まると、変なお店へ入れられたり、法外なペナルティを請求されたりすることもあるので、要注意です。実際にあった例では、
「スカウトマンに許可なく移籍・退店したり、スカウトマンを変えたりすると罰金100万円」
という規約が米粒みたいな文字で書いてあり、説明どころか読ませることもなくサインさせるということがありました。
- NOと言えない人
- 押しに弱い人
などは、あまり向いていないと言えるでしょう。
紹介会社のメリット・デメリット
以前はスカウトマンばかりでしたが、ここ数年で紹介会社もかなり増えましたね。
もともと銀座ホステスとして働いていた女性が立ち上げた会社などもあります。企業なので、いろんな意味で個人のスカウトマンよりは安心も大きいですね。
紹介会社のメリット
紹介会社を使うメリットは、面接に向けたアドバイスをもらえること。
また、会社によっては選任のヘアメイクがいたり、面接用の衣装を用意していたりします。入店後も、継続して相談や接客の研修してくれる会社もありますね。
- 面接時のヘアメイクや衣装に迷う人
- 入店後もサポートしてほしい人
などに向いています。
紹介会社のデメリット
紹介会社を使うデメリットは、あなたが働きたいお店より、紹介会社が入れたいお店を紹介されることがあるという点。
契約単価の大きなお店へ入れたほうが会社の利益になるので、ミスマッチが起きることもあります。こちらも、
- 押しに弱い人
- NOと言えない人
は、あまり向いていないかもしれません。
各方法のメリット・デメリットをザッと挙げると、上記のようになります。どの方法も一長一短なので、自分に合った形を選ぶといいでしょう。
ここには記載していませんが、お客様や知人に、知っているお店を紹介してもらうという方法もあります(後日記事にしますね)。
良いお店と出会えますように!
ホステスの心得