【初対面】会話をスムーズにはじめるたった1つの方法
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
ホステスは、初対面のお客様と会話をすることが多い職業です。
ところが、初対面のお客様との会話をスムーズに始められないホステスさんは多いですよね。中でも、
- 社交目的のクラブ
- 一見利用可の指名制クラブ
- 企業客が多いお店
- 接待が多い顧客や交友関係の広い顧客を持つホステス
- 4のホステスの席に着くことが多いヘルプホステス
などは「初めまして」から会話を始めることが日常的。そうした中で、毎回構えてしまうようでは、仕事が苦痛になっていきます。
そんなホステスさんはぜひ、初対面でも会話をスムーズにはじめるたった1つの方法を身につけてください。
初対面での会話は一発目の『挨拶』にかかっている!
初対面での会話がスムーズにいかないホステスさんは全員、一発目の挨拶でつまずいています。これは、自信を持って言えます。『全員』です。
自信がないホステスさんは、確実に声が小さい。人目が気になるホステスさんは、まず目を合わせない。
どう思われるか気になるホステスさんは、表情が暗いか、伏し目がち。
アウェイ感に弱いホステスさんは、上記に加え、お客様から話しかけない限り、話さない。
さらに、上記に加えて承認欲求をこじらせているホステスさんは、自分が主役になれないと透明人間と化す。
という状態が、そろっているのです。会話をスムーズに始めたければ、
- 顔を上げて、肩甲骨を閉じて堂々と!
- 幸せオーラか、ゴキゲンオーラで!
- にっこり、親しみやすい笑顔で!
- お客様の視界に、しっかり入って!
- お客様が口を開く前に!
- 聞き取りやすいボリュームで、ハキハキと!
この6つを、ご挨拶時に徹底しましょう。
「スモールトークスキル」を磨く
まずは、スモールトークスキルを磨きましょう。スモールトークとは、世間話や雑談のことです。世間話をもっと噛み砕くと、
- 世間の出来事を話題とする雑談。
- 世間の出来事を、実際にあったように、また話し手自身が経験したことのように、自由なもの言いによって話す話。
あたりさわりのない、世の中の一般的な話。気のおけない雑談。
言い換えれば、雑談の中でも『誰にでも通用する話題』といったイメージでとらえると良いですね。代表的なものとしては、
- 天気の話題
- 季節の話題
- 世間で話題になっているニュース
- 世間で流行っているもの、芸能人
先手必勝!会話を始めるのは『常に私から』の意識
初対面の会話がスムーズにいかない原因は、ホステス側の受け身姿勢にあります。
一見すると、相手の話を聴いているように感じますが、主導権が相手にあるのであれば、あなたは『ただ聞いているだけ』です。
という会話になるのは、
- 話題を振れば、相手が広げてくれる前提
- 話題を振れば、相手がそこから次の話題を提供してくれる前提
で会話をしているから。この姿勢は今すぐに改めましょう。会話を始めるのは、常にあなたから。これをしっかり念頭に置いてください。
- 会話が続かない
- 相手にばかりしゃべらせる
- 会話についていけない
- 分からない話になって困ることが多い
といった問題はすべて、主導権を相手に委ねているからです。大事なことなので、細かく噛み砕いて書きます。
- 会話を始めるのは、常にあなた
- その会話を進めるかどうかを決めるのも、常にあなた
- その会話を広げるかどうかを決めるのも、常にあなた
- その会話を切り替えるかどうかを決めるのも、常にあなた
- その会話を切り上げるかどうかを決めるのも、常にあなた
主導権は『常にあなた』です。
まとめ
- 挨拶は自分から!
- スモールトークは自分から!
- 会話は常に自分から!
要するに、初対面での会話をスムーズにするたった1つの方法は、常に自分からということです。
ものすごーく基本的なことですが、その基本的なことができないホステスが大勢いるということです。
小手先のノウハウを追いかけて迷走するくらいなら、基本を徹底的に叩き込んだほうが、近道です。
これが当たり前にできるようになったら、次のステップへ進みましょう。
ホステスの心得