「外で会うとお客様が来なくなる」問題
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
- お店の外でお客様に会うな
- 店外でお客様に会うとお店に来なくなる
- ホステスはお店で会うのが仕事
といったことをよく聞きますよね。あなたも実際にお店からそう言われたり、あなた自身がそう思っていたりするのではないでしょうか。
以前いただいたご質問にも、そういったものがありました。
お店のルールとして「会ってはいけない」となっているのであれば仕方ないです。
でも、そうではない場合、実際はどうなのか?という点について、私の考えを書きたいと思います。
店外でお客様と会うとお店に来なくなる・・・ことはない
結論から申し上げると、「店外でお客様と会ったからといってお店に来なくなるということはない」が私の答えです。
現場にいた15年&大勢のホステスさんとコンサルしてきた11年を振り返っても、自信を持ってそう言えます。
むしろ、なぜそう言い張る人やそう言い張るお店がいるのか謎!というくらいです。
私も、お店以外の場でお客様と会うことは、数えきれないほどありました。
休日の会食、休日接待のお供、買い物のお付き合いに相談事、映画鑑賞や観劇、ライブにパーティー・・・
単なるお茶レベルから仕事そのものまで、がっつり外で会ってます。
でも、「外で会えるから」という理由で来店しなくなったお客様はいません。
また、コンサル生さんたちも、かなりの頻度でお客様と会います。売れれば売れるほど、店外でお客様と会う機会は増えます。
こういった現実を見ても、『店外=来店しなくなる』という図式は、成立しません。
「お店の外で会うと来なくなる」のは色恋の人ですよね・・・?
「店外=来店しない」という図式は成立しない。それは事実なんですが、条件が2つあります。
- 色恋営業をしていないこと
- 色恋を求められていないこと
この条件がクリアになっているお客様は、店外しても必ず来店してくださいます。むしろお礼を兼ねて近々にご来店くださいます。
でもこの条件を満たしていない場合、「店外=来店しなくなる可能性」は高いです。
なぜなら、色恋だから。
仮にあなたが色を売ってなくても、相手が色恋目的である場合、最終的なゴールは「お店の外で付き合えること」です。
これを早々に叶えてしまうことになるので、当然に来店しなくなりますね。
まあでも色恋目的の人なら、長くても半年程度で「脈がないな」と悟ってよそへ行きますから、結果同じなんですけれどね(笑)
「店外NG」がルールのお店は色を売ってる可能性が高い
もしもあなたのお店が「店外NG」とルール化しておらず、あなたが店外をすると来店しなくなるお客様が多いなら。
- あなたのお客様が色恋目的
- あなたの働いているお店の客層が色恋目的
- あなたが(無意識に)色恋営業をしている
- あなたというホステス(商品)に色恋以外の魅力がない
このどれかです。お店が「店外NG」と銘打ってルール化している場合、
- そのお店は色恋がウリ
- そのお店は色恋目当ての客層
- そのお店は水商売=色恋!と思っている
- そのお店はイチャ営がウリ
などなど、とりあえず色恋メインのお店である可能性が高い。
色が濃ければ濃いほど、店外ご法度!の空気感も強くなります。下手すると罰則があるお店もありますね。
「私の客と店の外で会うな!」と怒り狂うお姉さんやママも、色恋営業してる可能性が高いでしょう。ご注意あそばせ。
強制ですか?というくらい「ガンガン店外行け!」っていう色恋店もあります。それは色恋というより枕に近い気が・・・どうかご注意あそばせ。
まとめ
- お店の外で会ってもフツウにご来店くださいます(色恋じゃなければ)
- 色恋目当てのお客様は店外=来店しなくなる可能性大
- 色恋営業すると店外=来店しなくなる可能性大
あくまでも私の経験上のことです。真っ向から反論する方もいらっしゃるとは思います。それはそれで、ひとつの意見。
そもそも色恋云々関係なく「店外が嫌だ!」というホステスさんには無関係の話ですし(笑)
ただ、あなた自身が店外営業活動に抵抗がなくて、でも外で会うと来店しなくなるのでは・・・と不安に思っているのであれば。
色恋が絡まないようにすればいいだけ、むしろメリットだらけ、売上も上がるよ!
ということだけは、強くお伝えしておきます。
ホステスの心得