リアクションに必要なたったひとつのこと
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
「お客様とうまく話せない・・・」
あなたも、そんなふうに悩んでいませんか。『話すこと』に悩んでいるホステスさんに、私が声を大にして言いたいことは、
ということです。うまく話せるかどうかより、100倍大事なことがあります。それは、『リアクション』です。
お客様が一生懸命お話ししてくださっても、あなたのリアクションが薄ければ、会話は弾みません。
それは勘違いですよ、「うまく話せない」のではありません。『うまくリアクションができていない』のです。
大半のお客様は、売れないホステスよりも、上手に会話を進めてくださいます。
現時点のあなたが、そこに甘えるしか術がないのであれば、せめてリアクションを磨きましょう。
リアクションに必要なたったひとつのこと
結論から言うと、リアクションに必要なたったひとつのことは、『サービス精神』です。
「お客様に喜んでいただきたい」という気持ちがある時点で、あなたにもそれなりのサービス精神はあるはずですよね。
お客様に限らず、誰かとの時間を良いものにしたいと考える時点で、サービス精神がある、ということです。
ところが、その方向性を間違えると、
といった小手先的なものに偏ったり、噺家でもないのにネタを仕込もうとしたりと、わけの分からない方向に進みます。
それ以前の問題として、会話が盛り上がらない最たる理由は、あなたのリアクションが悪いからです。
リアクションに必要なサービス精神とは
では、具体的にどういうことをやれば良いのか。
たとえば、お客様は、必ずしもあなたが関心を持てる話ばかりしてくださるわけではありません。かつ、必ずしもお話が上手だとも限らない。
どちらかといえば、ホステスのほうが、お客様が関心を持てる話題を提供したり、お客様よりもお話が上手でなければなりません。
だって、その道のプロとして、お店にいるわけですからね。にもかかわらず、お客様におんぶに抱っこで会話をしていただいているくせに、
みたいな、薄っぺらい棒読みのリアクションしかしないホステスが多すぎ!!
と、テンション高くリアクションを取る。それだけで、お客様は十分に喜んでくださるのです。
「何を話すか」より「お客様を喜ばせるリアクションを取る」ほうが、何倍もカンタンで、今日からすぐにできるはず。
大きなことをやろうとするよりも、小さなサービス精神を積み重ねることのほうが重要です。
リアクションは通常の3倍くらいがちょうどいい
これは水商売限定のことですが、リアクションは通常の3倍くらいがちょうどいいのです。
『通常』とは、あなたが気を許せる相手に対して行っている、リアクションレベル。たとえば、長年付き合った彼氏とか、家族とか、気心知れた親友とか。
その人たちに対しては、よほどの内容でない限り、大きなリアクションは取らないはずです。その3倍が、水商売向けです。
人は、相手のリアクションを確かめながら会話をするものです。
あなたのリアクション次第で、いくらでも会話は盛り上げられるし、いくらでも盛り下げられます。まずは『通常』のリアクションレベルを探しましょう。
まとめ
- 「何を話すか」よりリアクション
- リアクション=サービス精神
- 水商売は「通常」の3倍がベスト
私は「おまえはアメリカ人か!」と言われるくらい、リアクションの大きかったホステスです。
今も、お客様とでかけると、ついつい習性でリアクションが大きくなります。
コンサルでも、音声通話で顔が見えないので、できるだけ声や言葉のリアクションは大きくするよう心がけています。]
が、私の通常モードは『のんびりモード』。リアクションが薄いというより、ワンテンポ遅いのが特徴です。
こうやって自分を理解していると、お客様にどう見せていくかを決めやすくなるのですね。
ホステスの心得