相づちは効果大!会話下手でも使えるセリフ集

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^







上記は、売れなかったころの私が使っていた相づちの一例です。いま思えば、何と失礼な、横柄な聞き方だったか・・・と、反省しきりです。
あなたはどうでしょうか。お客様の話を聴くとき、相づちを打っていますか?
ホステス業は、会話を軸に提供されるので、さまざまな会話スキルが求められます。
売れないホステスさんほど「話すこと」を強く意識しがちですが、それは間違いです。
本来、強く意識したほうがいいのは「聴くこと」。その「聴くスキル」にもっとも重要なのが『相づち』です。しかも、会話を
「盛り上げよう」
「弾ませよう」
と思うなら、なおさら相づちスキルは必須になります。あなたの相づちひとつで、会話は簡単に盛り下がるのですから。
しかも、下手をすると相づちひとつであなたは誰かに嫌われます。それくらい大切なものなので、疎かにせず、まずは簡単なことから始めましょう。
日常の会話の中でできることなら、取り入れやすいはずです。
相づちも立派な会話のひとつと心得る
売れないホステスさんほど、
- 他人とうまく話せない
- 初対面は人見知りしてしまう
- 苦手な人にはどんな話題を振ってよいかわからない
といった、コミュニケーションの悩みを多く抱えています。私もかなり人見知りをする人間ですが、なぜ私が物怖じせずいられたかと言うと・・・
『自分が話すこと』にこだわっていないから。
これに尽きるかな、と思います。コミュニケーションや会話に苦手意識が強いホステスさんほど、『話すこと』を意識していますよね。
そして、さまざまな要因から『話すこと』に強い抵抗感を持っているケースが多いです。
でも、会話って、自分が話すことだけで成立するものではないですよね。『話す人』と『聞く人』がいて、初めて成り立ちます。
つまり、コミュニケーションでは、聞き手も話し手と同等な立場なんです。聞き手は、会話に絶対に欠かせない存在。
仕事面においても、「聞き上手のほうが仕事ができるだろう」と考える人は少なくありません。
インターネットリサーチ「Qzoo」が、全国の20代から60代の男女1,345名に行った調査(2015年8月21日~2015年8月24日)があります。
あなたが『仕事ができそう』と感じる人は?
という質問に対して、もっとも多かった回答は、
- 話を聞くのがうまい・・・69.9%
- 時間を守る・・・54.5%
- 相手で態度を変えない・・・54.1%
となっています。
この結果からも仕事・恋愛にかかわらず、人間関係において「話を聞く」という素養がとても重要だとわかりますよね。
そこで、今回はその中でももっとも簡単な「相づち」に注目してみました。
「相づち」と一言でいっても、実は、その種類はたくさんあります。会話内容や相手によって使い分けていくと、大きな効果を発揮してくれます。
相づちの基礎「さしすせそ」
それでは、実際にどんな相づちがあるのか、具体的に見ていきましょう。
さ |
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し |
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す |
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せ |
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そ |
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まだまだありますが、これくらいは使い分けていきたいですね。上記のセリフを組み合わせて使ってもバリエーションが増えると思います。
心理学で効果が実証されている相槌の「さしすせそ」と「あいうえお」
この相づちの「さしすせそ」は、心理学でも効果が実証されています。
- さすが・・・承認欲求を満たす相槌
- 実力・・・成功者と心理距離が縮まる相槌
- すごい・・・自己重要感を満たす相槌
- 絶対・・・是認欲求を満たす相槌
- そうですね・・・人間関係基盤構築の相槌
というように、それぞれに意味があり、効果のある言葉なのです。
たとえば、「さすが!」という相づちは相手の『認められたい欲求』を満たす重要なキーワードです。
「さすが!」と言われると、『自分を認めてもらえた』と無意識に実感し、認めてくれた相手に対して好意を抱くようになります。
会話が弾むだけでなく、心理的効果もあるなら、一石二鳥ですね。
相づちと心理学の関係は、書籍としてもたくさん出版されているので、ぜひ読んでみてください。
私がおすすめしている書籍は、こちらです↓↓↓
まとめ
効果的な相づちについてまとめると、
- 相づちも立派な会話のひとつ
- 相づちひとつで会話も関係性も変わる
- 「さしすせそ」は心理学的に効果大
上記の3つです。お客様の前でだけこれを実践しよう、とするホステスさんがいますが、残念ながらあまり意味を成しません。
なぜなら、あなたの姿勢は言葉の端々で必ず相手に漏れ伝わるからです。
これを念頭にしっかり置いた上で、「誰に対しても同じようにできること」を目的に取り組んでください。
ホステスの心得